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【ネタバレプレイ】FF16 #11 火のドミナント

村人のベアラーたちを話を終えたシドは、クライヴに仇を討ったあとのことを質問します。



13年前、自分が守ると誓った弟を目の前で殺された。守れなかった。
だから、せめてもの手向けとして奴をこの手で殺す。
それ以外のことは、どうだっていい。

クライヴには描く未来などなく、ただ復讐心だけを糧に生きているだけなのでした。


そして同じ頃。
ロストウィングと同じザンブレク皇国領にあるノルヴァーン砦に、ベネディクタはいました。


もともとノルヴァーン砦はザンブレク軍が守っていましたが、ベネディクタ率いるウォールード軍が落としていました。

その砦の中で、ベネディクタは捕らえた火のドミナントに仲間になるよう声をかけます。


どうやらベネディクタは火のドミナントの従者を出しに、火のドミナントを捕らえたようです。
クリスタルの枷を嵌められ召喚獣の力を制限されながらも、火のドミナントは沈黙を貫き通すのでした。

その後ロストウィングにいるクライヴたちは、偵察から戻ってきたガブから状況の報告を受けていました。


ザンブレク有数の堅砦だったノルヴァーン砦がウォールード軍の手に落ち、そこにロストウィングから連れ出されたベアラーたちがいるようだ。
その報告を受けて、シドはベアラー救助を、クライヴは火のドミナント捜索を、ガブは砦から逃がしたベアラーの誘導を担当することにします。


今から出発しても砦に着く頃には夜が明けて忍び込むには分が悪すぎると、クライヴたちは翌日に決行することにしました。

そしてそのまま、ロストウィングを仕切りシドの協力者でもあるカンタンに挨拶に行きます。


特にベアラーへの扱いが酷いザンブレク領でベアラーの保護をしているカンタンですが、彼はあくまでも自分の用事が終わるまでベアラーを『飼っている』のだと言います。
(この人もカローンと同じ、口が悪いけど良い人なパターンなんですかね?笑)

カンタン自身は火のドミナントは見ていませんが、それらしい人物を見たという村人はいるそう。
「話を聞いてみればいい」というカンタンの言葉に、クライヴは自分の頬にあるベアラーの刻印を気にする様子を見せました。


ベアラーに話す口はない。
ベアラーに貸す耳もない。

そう言われるほど、ベアラーには主の許可なしに話すことを禁じられています。

カンタンは、シドの連れだからと、そんなクライヴに手を貸してくれるのでした。


ということで、カンタンから信頼の証なるものを受け取りました!
シドの連れだからって理由で、そんな簡単に信頼の証を渡してええんか…!笑


シドいわく、カンタンは単に酒場のマスターというわけではなく、この村の『主』で『掟』なんだとか。
カンタンからもらった信頼の証は、そんな主に認められた証だということだそうです。


眠る前に火のドミナントのことを調べるぞと、シドと手分けをして村人たちに話を聞いて回ることにしました。

"最初のうちは一緒に捕まっていた。
顔はよく見てないが、ローブ姿の若い男だったと思う。
女の従者を連れていた。"

"火の魔法を使う奴はいたらしいが、ドミナントかどうかまでは。
ウォールードの連中は端からドミナントだと見ていたようだ。"

合流したシドに聞いた話をすると、火のドミナントが捕まっても大人しくしていた理由が分かったそうです。


女が1人、先に捕らわれていたらしく、おそらく火のドミナントの従者であること。
捕らわれた火のドミナントに慌てた様子はなく、一筋縄ではいかない相手のようであること。


今分かる範囲で火のドミナントの情報を集めたクライヴたちは、そのまま休んで一夜を明かしたのでした。

そして翌日の夜が更けた頃。
ノルヴァーン砦の近くまで来たクライヴたちは、地下水道から砦内部へ侵入しようとしていました。


クライヴは弟の仇を討つためにここにいるが、シドはなぜ危険を冒してベアラーを救うのか。

"人として生きることを許されていないのは、何もドミナントやベアラーだけじゃない。
誰もが人として死ねる場所を作りたい。それだけだ。"

そう答えたシドは、しかしその場所を作るには、この世界にはまだ早いと続けます。
だから今はひとつでも縋れる手があるということを教えたいのだそうです。

そしてベネディクタとは、ちょっとした腐れ縁だと話すシド。


ベネディクタは風の召喚獣ガルーダのドミナントだということが、シドの話で分かったのでした。


次につづく!