【ネタバレプレイ】FF16 #63 カンタンの『用事』
またまた次のクエストを進めます。
■純熟の果てに 前編
ロストウィングのカンタンから依頼を受けます。
近頃ロストウィングの村の外で怪しい人影を見るようになったとのことで、クライヴが様子を見に行くことに。
まずは村人たちから話を聞くことにします。
1人の村人から、林道の森の奥から奇妙な音を聞いたとの情報を得ることができました。
奇妙な音を聞いたという場所に行ってみると、トルガルが低い唸り声を上げます。
すると森の中で身を隠していた黒騎士を発見しました。
襲い掛かってきた黒騎士をやっつけて、そのことをカンタンに報告します。
怪しい人影の正体は黒騎士で、何者かがこの村を嗅ぎ回っているということが明らかになりました。
その『何者』かに心当たりがある様子のカンタン。
ついに彼の『用事』も済ますときが来たようです。
以前、自分の『用事』のためのこの村を作ったと話していたカンタン。
その用事が何なのかを尋ねてみると、仇討ちだということが分かりました。
『ザンブレクの元司法長官』と言うカンタン。
昔、ザンブレクの司法官として勤めていたカンタンは、理想としていた当時の司法長官――仇の男に憧れていました。
しかし正義を掲げていた司法長官は、裏ではベアラー狩りで愉悦を覚えており。
それを知ったカンタンは絶望し、すぐに司法長官を告発しました。
その直後、何者かによってカンタンの家族は殺されてしまいます。
その殺害を指示したのは、司法長官でした。
何もかも失ったカンタンは、職を捨て復讐を始めます。
自分の家族を奪った連中を探し出し、皆殺しにしていきました。
しかし、仇である司法長官だけは討ち損じてしまった。
一度命を狙われた司法長官はカンタンを恐れ、多くの私兵を雇って身を潜めてしまい、カンタンだけでは太刀打ちできなくなってしまいました。
――ならば、多数 対 多数の戦をしてやる。
そう決心したカンタンが作り上げたのが、このロストウィングなのでした。
ロストウィングにいる村人たちもカンタンの事情は承知していて、彼らもまたベアラー狩りで家族を失った人々です。
カンタンと彼らの志は同じ。同志なのだと、カンタンは話します。
そしてついに仇である元司法長官の居場所を突き止め、カンタンたちはずっと戦を仕掛ける頃合いを見計らっていたと言うのです。
黒騎士が嗅ぎ回っているなら、この村ももう長くない。
それは『戦』が始まる合図でもありました。
「邪魔だけはしないでくれよ」と言い残すカンタン。
戦支度を始めるその背を、クライヴは黙って見送るのでした。
う~ん。カンタン、大丈夫ですかね?
カンタンの物語も悲しい結末に終わりそうで、進めるのがちょっと怖いです。。。
次はダリミル宿場町のクエストです!
■胸を焦がす形
パン屋のマチェイが誰かを探している様子だったので、クライヴは声をかけてみました。
なんでもパン屋で働く職人がいつの間にかいなくなってしまったんだとか。
探しに行きたいが店を開けるわけにもいかない。
他に店番もいないため困っていたところにクライヴが現れたようです。
マチェイの代わりに職人を探すことにしたクライヴ。
マチェイによるとその職人は、思い出あると言ってよくドレイクファング(ダルメキアのマザークリスタルがあった場所)を見ていたそうです。
クライヴはドレイクファングがよく見える場所を探し回ります。
そしてようやく職人らしき男を見つけました。
マチェイが探していたことを伝えると、黙って店を抜け出したことを詫びる職人・ドゥシャン。
気持ちを落ち着かせるためにドレイクファングを見に来たというドゥシャンでしたが、その試みは上手くいかなかったようです。
もともと長い間、ドレイクファングの鉱山で働いていたドゥシャン。
しかしマザークリスタルが消滅したことが、その職を失ってしまいました。
今はパン屋の職人として働いていますが、実のところは目下修行中の身。
頑張ってパンを焼いても、いつも真ん中に穴が空いて失敗続き。
こんな虚しい気持ちでパンを焼いても上手くいくわけがないと彼は分かっていました。
ドレイクファングを、あの美しい造形を愛していたドゥシャン。
ドレイクファングを失った虚しさで、何も手につかなくなってしまっているようです。
そこまで愛していたのなら、何らかの形に残してみてはどうかと提案するクライヴ。
それを聞いたドゥシャンは『いいこと』を思いついたと、急いで店に戻って行きます。
クライヴも遅れてパン屋へ戻ってみると、ちょうどドゥシャンが『ドレイクファングパン』を焼き上げたところでした。
ドゥシャンが愛してやまないドレイクファングを模したパン。
それはいつも真ん中に穴が空いて失敗したパンを活かし、ドゥシャンの愛が込められたパンなのでした。
マチェイも大絶賛のドレイクファングパン。
職人が見つかった上に新しい商品もできそうだと、大喜びなのでした。
……え?なんなんだ、このコントみたいなクエストは?笑
次につづく!