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【ネタバレプレイ】FF16 #25 マザークリスタルの真実

隠れ家に戻り、シドのところへと訪れたクライヴ。
(マーサの宿で別れの挨拶をしてから再会が割りと早かったな~。笑)

シドに旅の収穫を聞かれ、クライヴは決意したことを口にします。

なぜこの身にこの力が宿ったのか、意味も理由も、まだ分からないことだらけで。

ただひとつだけはっきりとしていることは、自分が火の召喚獣・イフリートであること。



これからは、それを背負って生きていく。
そしていつの日か、すべての真実を突き止めてみせる。

そんなクライヴの決意を、シドは褒めてくれました。
"自分を受け入れることが、自分を救う足がかりになる。それがたとえ、どんな過去であったとしてもな。"


誰もが人として死ねる場所を作りたい。
かつてシドが言ったその言葉の意味を、『人が人として生きられる場所をつくる』ことだと解釈したクライヴ。

彼は自分以外の世界から目を背け復讐のためだけに生きてきた中で、人が人として生きることすら、普通に生きて普通に死ぬことすらこの世界では難しいということを知りました。

そんな現実を知ったからには、もう見ないふりなんてできない。
それが、クライヴとジルの決意。


2人の決意を見たシドは、密かに自分が企てている計画を話し始めました。

ザンブレク皇国の皇都オリフレムに潜入し、マザークリスタルを破壊する。


クライヴとジルが仲間になったことにより、シドのその計画は現実味を帯びたのでした。

クライヴたちが隠れ家に到着する少し前の頃。
皇都オリフレムにあるホワイトウィルム城では、元老院会議が開かれていました。


ここ数年の黒の一帯の広がりが異常で、このままでは皇都にまで達するのも時間の問題だと話す5人の賢人たち。
そこにザンブレクの神皇・シルヴェストルは、唯一黒の一帯に侵されていない土地があることを示唆します。


その土地とは、クリスタル自治領のことで。
各国間において不可侵条約が結ばれている、どの国も手にすることができない場所です。

黒の一帯に土地を奪われた民が、皇都オリフレムに押し寄せており。
しかも田園地帯が黒に飲まれた以上、遠からず食料に困ることは目に見えている。

さらには元老院によって進められたウォールードとの戦争では、領土を取り戻すどころか手酷くやられて多数の将兵を失った。

そんな困難や苦しむ民を前にして優雅にお茶を飲みながら議論する元老院を、シルヴェストルはちくりと皮肉ります。


"民あっての国。国あっての我々。我々は奉仕せねば。
死の大地が国領を蝕むのなら、民のためにそんなもの捨ててしまえばよい。"

シルヴェストルは不可侵条約を破り、神託としてクリスタル自治領を国領とすることを命じたのでした。


シルヴェストルの決定に、動揺や混乱を見せながらも慌ただしく動き出した元老院



その場を離れるシルヴェストルは息子であり国内一の竜騎士であるディオンを居場所を確認しつつ、すぐにディオンが持つバハムートの力が必要になることを考えていました。


そしてシーンは隠れ家に戻り。
そこでクライヴたちは、シドからマザークリスタルが黒の一帯の原因であることを聞かされていました。


大地のエーテルが枯渇し、草木も生えず、魔法なんて使えようはずもない死の大地となる黒の一帯。
それもすべて、マザークリスタルが周辺のエーテルを吸い尽くしたからなのだとシドは言います。

この世界の誰もが使っているクリスタルは、エーテルを吸って魔法に変える。
その便利なクリスタルは、各国のマザークリスタルを削り出して採っている。

つまり世界を、人々の世界を保護するのに必要だとされているマザークリスタル自体も削り出されたクリスタルと本質は変わらず、ただの巨大なクリスタルに過ぎない。

ただし、ただのクリスタルとは違い、人が魔法を使うときだけでなく常にエーテルを吸い続けている。
そのエーテルの行方は、さすがのシドにも分からないと言います。


とはいえ、マザークリスタルは神聖な存在だと、この世界に生まれた誰しもがそう教わります。

だからこそ人はエーテルの享受をクリスタルの加護として崇め、その加護をめぐり争い続けてきた。

マザークリスタルが必要不可欠な存在であると刷り込み、真実を隠している存在がいることを、シドは匂わせました。



マザークリスタルの破壊と並行して、ベアラーやドミナントを救う活動もこれまで通り続けていくと話すシド。

しかしマザークリスタルを放っておけばこの世界は黒の一帯に沈んで、みんな死んでしまう。
それでは意味がなく、生き残らなければ彼らを救うという話にもならない。

"だから、すべてのマザークリスタルを破壊する。俺たちの手で。"

シドとクライヴは互いにクリスタルにナイフを突き立て、すべてのマザークリスタルを破壊するという誓いを立てたのでした。


ひゃー!なんだか話が壮大になって来ました!!!

『これは――クリスタルの加護を断ち切るための物語。』というのがFF16のキャッチコピーとなっているのですが、マザークリスタルが世界を滅ぼす原因だからってことなんでしょうかね!?

あとはシドがうっすら匂わせてきた『神』という存在。。。
フェニックスゲートでは『神』らしき存在が描かれた壁画もありましたし、今後の展開がますます気になりますね!

次につづく!