ゆるぽぽ帳

趣味の本やらゲームやら

【雑記】2024年が始まったのでいろいろ書いてみた



遅ればせながら、みなさま、あけましておめでとうございます。

今年もこうして新年のご挨拶ができてうれしいです。
引き続きよろしくお願いしますね。

2024年が始まったので、ちょいと振り返ったり振り返らなかったりしながら、いろいろ書いてみようと思います。


■2023年に読んだ本を振り返ってみた

2022年は、1年間で53冊の本に出会いました。
popotwo.hateblo.jp

2023年はどうだったかというと、ビブリアの記録によると、50冊でした。
去年よりちょいと減りましたが、まあこんなものでしょう。

今年も引き続き本屋さんを漁りながら、新しい本や作家さんに出会っていきたいと思います。


■2023年に書いたブログ記事を振り返ってみた

2022年は毎日更新していたブログも、2023年はちょいちょいお休みをいただくこともありました。

ということで「どのくらい更新できてたのかなー?」と振り返ってみたところ。
2023年は365日の内、350日間の更新ができていました。

これは、ほぼ毎日更新と言っても差し支えないレベルではないでしょうか…!

とりあえず今は、FF16のプレイ日記を最後まで書き終えることを目標に頑張って参ります。


■これからのブログ更新について考えてみた

2023年は、実は仕事で大きな変化がありました。
その影響もあり、一時期はゲームをプレイする時間が減ったこともありました。

ちなみに今のところ仕事は落ち着いていて、ブログはまだFF16のプレイ日記を書いていますが、既にドラクエのトレジャーズとモンスターズ3をクリアさせています。笑
(モンスターズ3は、つい先日に裏ボスを倒したばかりです!)

そして2024年は、プライベートの方でいくつか変化を起こす予定にしています。

2023年から変化が続く中、ブログを更新するということが、好きなのに重荷になるタイミングもありました。
それでもはてブロ仲間さんのブログやコメントに励まされ、なんとかここまでやってこれました。

仲間がいるって、心強いです。
みなさん、ありがとうございます。


ただ、使える時間は有限で。
あんなこともこんなこともしてみたいと考えていると、どうしてもこれからのブログ更新について考える必要が出てきました。

FF16のプレイ日記は書き上げます。
これはブロガーとしての、わたしのちっぽけなプライドです。

そのあとはどうしていくのが良いのか。
引き続き考えていきたいと思います。



いろいろ書きましたが、結局なにが言いたいかというと。
みなさま、今年もよろしくお願いいたします!(2回目)

【ネタバレプレイ】FF16 #80 隠れ家の先行投資

エストが続きます。

■世にも美味なる食の探求
隠れ家のラウンジにある食堂を担当する料理長・モリー
彼女は、珍しく料理に失敗したのだと、クライヴに話しかけてきました。



以前、イヴァンが作った『魔物の煮込みシチュー』が意外にも好評で、今度はモリーには魔物料理を作ってほしいとイヴァンがうるさいそう。
仕方なく本を見て一品作ってみたモリーですが、それが固いし不味いしで最悪の出来でした。

そのままでは料理長として引き下がれない!
そう考えたモリーは、クライヴに協力を仰ぎます。


そんなモリーが挑戦しているのは、『トビトカゲの揚げ肝』という料理。
食材は『トビトカゲの肝』と『ドラゴンの薬草』と書かれており、前のシチューと同様に古い言い回しで書かれているかもしれないということで、まずはハルポクラテスに話を聞きに行くことにいました。

トビトカゲの肝は、ワイバーンの肝。
ドラゴンの薬草は、セイントボンネットという薬草。
ハルポクラテスに聞いてみると、難なく食材の正体が判明します。


さくっと食材を集めてモリーに渡し、料理を完成させました。


試食をするのはもちろんエヴァン。
料理を口にした途端、彼はその場にしゃがみこんでしまいます。


"外はサクサク…!中はフワフワ…!
濃厚な食感とともに、薬草の爽やかな香りが駆け抜けていく!"

どうやら抜群においしかったようで、今回の魔物料理も食堂の人気メニューになりそうなのでした。


そして次のクエストへ。

■機工士への道
隠れ家の書庫で子どもたちに勉強を教えているシャーリーから相談を受けました。


ミドが作ってくれた大事な天秤がなくなったと話すシャーリー。
勉強に使えそうだからと子どもたちに預けていたのですが、いつの間にか見当たらなくなっていたそう。

子どもたちは知らないと言い張るのですが、シャーリーは子どもたちが何かを隠しているのに気づいているようで、子どもたちから話を聞いてほしいということでした。


隠れ家のアトリウムにいるという子どもたちのところへ向かいます。
クライヴが天秤のことについて尋ねると、子どもたちは机の上にある『天秤だったようなもの』に目を向けました。

壊したわけではなく、バラシただけだと言う子どもたち。
ミドのような天才機工士になりたいという子どもたちは、『バラシ』と『モドシ』を覚えれば何でも作れるというミドの言葉を受け、天秤をバラシてしまったようです。


なら『モドシ』もできるはずだと、天秤をもとに戻そうと声をかけるクライヴ。
しかし子どもたちはその作業に行き詰っていました。

クライヴは彼らを導くようように、バラされた部品ひとつひとつを一緒に見ていきます。
クライヴのサポートを受けて、ついに子どもたちは『モドシ』に成功したのでした。


無事に天秤をもとに戻せたので、クライヴはシャーリーに報告するためその場を離れます。
クライヴがいなくなったその場では、子どもたちは1つだけ使われなかった部品を不思議そうに眺めているのでした。
(あれ?実は天秤は完璧にモドシができてなかったっていうパターンかな?)


書庫に戻って、シャーリーに事の経緯を報告したクライヴ。


『隠れ家の先行投資』と言って子どもたちに機工を教えていたミドは、彼女なりに子どもたちや隠れ家の将来の案じているのだろう。
そう話すクライヴにシャーリーは、ミドがよく隠れ家に帰ってきている理由を知っているかと尋ねます。

シャーリーによると、ミドは通っているカンベルの大学から兵器づくりの話を持ち掛けられていて、それを避けているのだと言います。

戦で本当の親を失ったからこそ、戦を憎んでいる。
ミドが人を傷つける道具ではなく、人の希望になる道具を作っているのはそのためだ。

そんなミドや子どもたちのために、クライヴは戦を終わらせることを改めて決意したのでした。


次につづく!



【ネタバレプレイ】FF16 #79 グツとカローン

エストが続きます。

■その瞳に映るもの
隠れ家で、どこか落ち着かない様子を見せるグツ。
クライヴが声をかけると、相談を持ち掛けられました。



最近、ダリミル宿場の行商からカローンのことで気になる噂を聞いたというグツ。
それはカローンが金儲けのために戦を広げようとして、危険な連中に武器を売りさばいているというものでした。

別に金儲け自体はいいが、やり方がカローンらしくない。
グツはそう思っていましたが、その噂が本当かどうかをカローンに聞く勇気がないそうです。


ということでグツの代わりにクライヴがカローンのところへ行きます。
噂を確認する前に世間話から始めたクライヴでしたが、その行動が逆にカローンの勘を働かせることになりました。


噂の真偽を確かめると、全く根も葉もない噂だと答えたカローン。
昔はやんちゃな商いもしていたがそれはもう過去の話で、今は真っ当に商売していると言います。

戻ってそのことをグツに報告すると、彼は噂が嘘だと分かって安心した反面、なぜそんな昔の噂が今頃流れ出したのかが気になり出しました。


クライヴもそれは気になるということで、2人でダリミル宿場へと調査に向かいます。
そこでグツは噂について詳しそうな商人を見つけ、話を聞いてみることにしました。


野盗やごろつき、はたまた軍にまで武器を売っている商人・カローン。
いがみ合う連中に武器を売って戦を起こさせる。戦が起きればさらに武器が売れる。
巷では『死の商人』と呼ばれ、人やベアラーの命で金を儲ける悪人だ。

そんな噂を聞いたという商人によると、カローンは今もダリミルによく現れて商売しているそう。


至るところで商売を持ち掛けているらしいカローンの正体を探るため、クライヴたちは二手に分かれてダリミル宿場を探し始めます。
そしてクライヴが街外れにある倉庫を探りに来たとき、先ほど話を聞いた商人が仲間を連れて襲い掛かってきました。


クライヴの圧倒的な強さを前に、すっかり腰が引けてしまった商人。
クライヴを襲った理由を尋ねると、ボーギャンの命令に従っただけだと答えます。


カローンの悪い噂を流せば、きっと奴の仲間が調べに来る。
その中に大きい図体の男がいたら連れて来い。

つまりグツは今、そのボーギャンという人物のもとに連れて行かれているということになります。


一方のグツは、ボーギャンと対峙していました。


カローンの噂はデタラメだと、ボーギャンから直接聞いたグツ。
ボーギャンはカローンの丁稚であるグツを誘き出し、グツを人質に彼女を殺そうとしていました。


グツたちのいる場にクライヴも辿り着き、全てはボーギャンの策略であるということが明らかになります。
そして計画が台無しとなったボーギャンは一時撤退を考えました。


自分の狙いはカローン1人だから、もうグツには手を出さないと言うボーギャン。
(いや、グツを人質にしようとした時点で説得力ないよね。)

しかしグツは、自分ではなくカローンに手を出さないと誓うように迫り、ボーギャンを殺すことも厭わないという勢いを見せます。


そんなグツを止めたのは、カローンでした。


カローンも噂の出どころが気になり、そこで昔に同じような手を使っていた間抜けな商人のことを思い出したそう。
その商人こそがボーギャンのことで、彼女は彼のことを「相も変わらず『安い男』だ」と称します。


カローンの挑発に乗り、短剣を構えたボーギャン。
襲い掛かろうと飛び出したところを、グツに弾き返されてしまいます。



すっかり勢いが削がれてしまったボーギャンにカローンはゆっくりと歩み寄り、かつてボーギャン自身が言っていた言葉を口にしました。

――やられたことはやり返す。


今回のことの責任を取らせると短剣を構えたカローン。
そのあとには、ボーギャンの悲鳴が響いたのでした。

そうしてボーギャンの始末を終えたカローンに、クライヴはボーギャンへの対処をどうしたのか尋ねます。

カローンはボーギャンを『殺す価値もない哀れな男』と言い、昔に彼に自分がやられたのと同じように、ボーギャンの目を奪ったそうです。


昔、カローンとボーギャンが組んでいた頃、揉めてしまったときにカローンの目は奪われてしまいました。
その報復としてカローンはボーギャンを破産に追いやり、懲りたものだと思っていたところが、まだ彼の恨みは消えていなかったことが今回の原因だったようです。

その執念深さに、またボーギャンに襲われるかもしれないとカローンを心配するグツ。
しかし彼女はもう復讐なんてできないように『2人分』の痛みを味わわせてやったと言います。


失った右目の代わりになればと、かつて親に虐待されていたグツを買い取ったカローン。
グツはこんな自分を引き取ってくれた恩人だからと、カローンを守ろうとしていました。

まだまだカローンの役に立ちたいというグツに、カローンは甘えることにします。



そんな2人の姿は、立派な家族としてクライヴの目に映るのでした。

次につづく!



【ネタバレプレイ】FF16 #78 未曾有の大混乱

エスト消化の回に入ります。

■名士の執事たち
クライヴ宛に、バイロンの筆頭執事・ラザフォードから手紙が届きました。



バイロンの指示で各地の動向を調査しているが少々難航しているので手を貸してほしいとのことで、待ち合わせ場所のマーサの宿に向かいます。
ラザフォードとクライヴが顔を合わせるのは、バイロンの屋敷を尋ねたとき以来ですね。


空がおかしくなってから各地は混乱し、各国の中枢もほとんどが機能していないため、混乱の収束にはほど遠い状況となっている今。
このままでは、次々に現れるアカシアの脅威だけでは済まない。
人の手による強奪や殺戮が広がり、大陸中に拡散する。

そんな未曾有の大混乱が起こる恐れがあるとの結論に至ったバイロンは、そうなる前にできる限り事態を収めたいと考えていました。

そこでラザフォードはバイロンの指示のもと、有力者に仕える執事たちと一緒に他国での調査を進めていたのですが、内2名からの報せが途絶えてしまいました。
ラザフォードの依頼は、この2名の状況確認をしたいというものでした。


1人はダリミル宿場へ、もう1人はノースリーチに向かっていたとのことで、まずはダリミル宿場へと向かいます。

報せが途絶えていた執事は、ダルメキア兵の強奪に遭っていました。


フーゴの私兵ならまだしも、ダルメキアの正規軍が一般人を襲っている。
ダルメキアの混乱を実感しながら、クライヴはさくっとダルメキア兵を退治します。

助けた執事に何があったのかを尋ねてみると、彼は調査のために軍と接触したところでその身柄を拘束されてしまっていたのでした。


ダルメキア軍の指揮系統は相当に乱れ、一部の兵は暴徒化。
軍の上層部は状況把握ができていないか、制御しきれていない状況ということでした。

無事に1人目が保護できたので、次は2人目を探してノースリーチに向かいます。
その道中で、怪我を負ってしゃがみこんでいる執事を発見しました。


調査している最中に、とある村が野盗に襲われる様子を目撃してしまったこの執事。
野盗の動向を探るためにここまで追ってきたが、返り討ちに遭ったそうです。

目の前で罪のない人々が殺されていくのを見過ごせないという執事に、クライヴは野盗の始末を引き受けます。


そして道を進んだ先で行商人を襲っていた野盗を片付けたところで、執事がクライヴの後を追ってやってきました。

こんな街からそう遠くない場所で、野盗がところ構わず人を襲うことにクライヴは驚きを隠せません。

各地の混乱で物流が停滞し、食料不足が起き始めている。
その上、一部では混乱に乗じた値上げも行われており、限られた物資を求めて略奪が横行していると執事は言います。

何か策を打たなければ、野盗どころか市民すらも強奪に手を染めかねない。
そんな状況にクライヴは、ラザフォードの言っていた『未曾有の大混乱』がいつ起きてもおかしくないことを実感したのでした。


マーサの宿に戻って、無事に執事2人を保護したことをラザフォードに報告します。


クライヴが考えていた以上に各地は荒れており、『大混乱』はもう目前まで迫っているのかもしれない。
すぐにでも策をまとめ動き始めなければならないと、ラザフォードは課せられた任務の対処を急ぐのでした。


次につづく!



【ネタバレプレイ】FF16 #77 アルテマが狙うもの

ジョシュアが知っていることを教えてほしい。
そんなクライヴの願いに、ジョシュアは口を開きます。



18年前のフェニックスゲートの惨事のあと、死にかけていたジョシュアはとある人々に救出され、治療を受けながらしばらく匿われていました。

そのときにアルテマの存在を知り、そこからずっと各地で奴のことを調べ続け。
アルテマはクライヴの持つ『特別な肉体』を利用して、何か遠大な目的を果たそうとしている。
今の異変や戦乱はそのために起こしているのではないかという結論にジョシュアは辿り着きました。

なぜクライヴなのか?なぜそんなことをする必要があるのかは未だ分かりません。
それでもアルテマの狙いがクライヴであることを、ジョシュアは確信していました。


ドミナント召喚獣の力を宿している。
けれどジョシュアはフェニックスの力なら自在に操れても、シヴァの力はそうはいきません。

ドミナントが扱えるのは覚醒した召喚獣のものだけ。
でもクライヴだけは特別で、イフリートを宿しながら他の召喚獣の力も扱える。

それにイフリートは、この世界で誰も知らない2体目の火の召喚獣
きっとアルテマはクライヴのような存在が生まれてくるのをずっと待っていたのだと、ジョシュアは言いました。

今まで何度もアルテマと遭遇してきたクライヴ。
クライヴの身体を狙っているのならば、なぜこれまで無事でいられたのか?

それをジョシュアは、クライヴの肉体とアルテマの精神が相容れない状態だったのではないかと推測していました。


アルテマは肉体を持たない精神体のような存在で、だから封じ込めたとしても全てを抑えきることはできない。
その言葉にクライヴたちは、ジョシュアの胸にある肉腫のような傷がアルテマを封印したものだということに気づきます。

そしてその封印はもう限界が近いのだと、ジョシュアは話しました。


身体を内側から破壊するアルテマの力に、フェニックスの再生の力が追い付かなくなってきている。
だからこの封印が破られる前に決着をつけなければならない。

おおよそ無茶に思えることも、クライヴのためならばとジョシュアはその身を厭わないのでした。



目覚めたばかりで話し過ぎたのか、血を吐きながら激しく咳き込むジョシュア。
そのときタルヤが慌てて駆けつけてきて、カンベルがアカシアの大群に襲われていることを報せました。


急ぎオットーのところへ状況確認に向かうクライヴたち。
ガブからの報せでアカシアの大群に襲われていること、警備隊が応戦しているもののどこまで持つか分からないという状況が届いていたのでした。

同じくカンベルにいたバイロンとミドは無事にガブと合流できたものの、『船』を隠していたために逃げ遅れたとのこと。

ガブたちの救出のため、最短ルートのタボール経由の陸路でカンベルを目指すことにしたクライヴたち。
その場にジョシュアも現れ、自分も同行すると言い出しました。


タルヤの制止も聞かず、彼女の薬が効いているから手伝いくらいはできると言い張るジョシュア。
それにタボールで従者と落ち合う約束をしているため、ジョシュアが行かないという選択肢はないようです。


ジョシュアを守るのはフェニックスナイトたるクライヴの務め。
支度ができ次第、クライヴ、ジル、ジョシュアの3人はすぐに出発したのでした。


次につづく!



【ネタバレプレイ】FF16 #76 ひとまずの平穏

ダリミルの野盗退治の続きです。

コンラートとナターリエに一芝居打つことを企てたルボル。
まずはジルとヴィクトルでコンラートを誘導します。



コンラートはヴィクトルから、ジルがとある傭兵団のリーダーだと紹介されます。
ヴィクトルは盗賊討伐をジルから反対されたという体で、上手く話を始めました。


野盗を討伐できるような腕の立つ傭兵たちは、既に貴族や豪商に囲われてしまいもう残っていない。
今残っているのは、弱いくせに金だけせびる者ばかりだ。

上手く話を合わせてくれたジルの言葉を後押しするように、ヴィクトルはコンラートにひとつ提案をします。
「よそに頼れないなら、街の腕っぷし自慢を集めてダリミルで自警団を作るべきではないか?」と。

ジルとヴィクトルの話を信じたコンラートは、自警団を作るという提案にやる気を見せたのでした。


次は、クライヴとルボルがナターリエを誘導する番です。


とある商人団で働いている設定のクライヴ。
ルボルの話に乗って、大陸中が食料不足に陥りつつあり、食料の奪い合いが始まるかもしれないと話を合わせます。

奪い合いが始まるのであれば、野盗に食料を回す余裕なんてない。
穏便に事を進めるのには賛成だが、自分たちが死んだらもとも子もない。

「物資を集めて蓄えて、街を守るためにみんなで協力しよう」。
ルボルのその言葉に、ナターリエも自分たちで街を守ろうとやる気を見せたのでした。


こうしてコンラートとナターリエに、自分たちで街を守るように仕向けたルボル。
それと同時に偵察に出ていた仲間から、野盗が二手に分かれて動き出したという報せを受けました。


ダリミル宿場を乗っ取るつもりなのか、根城を捨てて総出で仕掛けてきているらしい野盗たち。
一方はクライヴたちが、もう一方はコンラートとナターリエに無理にでも協力させて、強制的にダリミルをひとつにまとめ直すのだとルボルは言いました。

ということで、任された方の野盗の一団をやっつけに行きます。
数はいますが雑魚なので大丈夫。さくっとやれます。さくっと。


問題なく野盗の一団を倒したクライヴたちがダリミルに戻ると、そこではコンラートとナターリエが睨み合っていました。


荒療治で2人をまとめることができなかったのかと思いきや、そんなことはなく。
前方で戦う者たちと、それを後方で支援する者たち。
互いがいたからこそ野盗から街を守れたのだと、2人は和解できたのでした。



急造の自警団と支援団。
まだまだ課題は山積みだが、なんとか野盗を退け、またダリミルはひとつになった。

これならこの先もやっていけると、ルボルは確信したのでした。


マーサ、イサベル、ルボルからの救援を終えて隠れ家へと戻ったクライヴたち。
オットーによると他の地域もひとまずの山は越えたらしく、小康状態というところのようです。

そしてオットーからジョシュアが目覚めたと聞いたクライヴは、その足で医務室へと向かいました。

未だ目覚めていないディオンを横目に、クライヴが見たディオンの記憶についてジョシュアに話すクライヴ。

アルテマシルヴェストルではなくオリヴィエの方を操っていたこと。
ディオンが自らの手で父を殺してしまい、その影響でバハムートとなって暴走してしまったこと。

かなり消耗しているため、もしかしたらこのままディオンは目覚めないかもしれない。
そんな状況にジョシュアは自分がもっと早くにディオンを尋ねていればと悔しさを見せるのでした。


18年前のフェニックスゲートの惨事のあとから生き別れた2人。
クライヴはジョシュアに、彼が知っていることを教えてほしいと願います。

そしてジョシュアは、自分に起きたこと、知り得たことを話し始めるのでした。

次につづく!



【ネタバレプレイ】FF16 #75 夜の女王と砂漠の耳

続いてはノースリーチへ。
イサベルの救援要請に応えるため『夜のとばり』に向かったところ、1人の娼婦が出迎えてくれました。



見たこともない青く光る魔物がたくさん現れて、街の人が襲われたと話す娼婦。
今イサベルは軍の訓練所にいて、兵士たちと今後の対策について話をしているそうです。

■夜の女王の名のもとに
マーサの宿と同じく、ここでも必須クエストが発生しました。

訓練所では、混乱で弱気になる兵士たちに向かって、イサベルが決断を迫っていました。


"私は主としてあの場所(夜のとばり)を守る。そのためにここで戦い抜くと決めた。
あなたたちは何のために戦うの?国のため?神皇猊下のため?そのどちらももうないのよ。
だったら今ここで、己の意志で剣を捧げるものを選びなさいな。"

そんなイサベルの言葉に、1人の兵士・フィリップは、この街のために戦うと決断します。


そして彼は自分に考えがあるので任せてほしいと、他の兵士を連れて行きました。

クライヴたちもイサベルに合流し、魔物とは自分たちが戦うと話します。


しかしイサベルは青く光る魔物がどこから現れたのかはっきりと知りません。
そこでクライヴたちは、ノースリーチへと逃げのびた人々に話を聞いて回りました。

エーテル溜まりに沈んだムーアの村で出現したらしいその魔物。
クライヴたちはすぐに村に向かい、魔物を一掃しました。


イサベルのところに戻り、出現した分の魔物は全て倒したことを報告したクライヴ。
この先何があるか分からないと、街の警備を強めておくことを助言します。

イサベルとフィリップは良い協力関係が築けたようで、この2人が中心となってノースリーチを守ってくれるようです。


ノースリーチはマダムあっての街だと話すフィリップ。

フィリップが兵士になったのは、何かを守って戦う姿に憧れていたから。
仲間に、街に、惚れた女。ここには守りたいものがいくらでもある。

そんな気持ちでフィリップは他の兵士たちを鼓舞し、イサベルとともにこの街を守ることにしたのでした。

これでノースリーチの救援は無事に終了し、次はルボルの待つダリミル宿場です!

早速ルボルから、野盗についての話を聞きました。


野盗に金品や食料をごっそり持っていかれたと話すルボル。
野盗の根城はルボルの仲間が探っている最中ですが、何やら他にも面倒事が起きてしまったようです。


そのとき、酒場の方から言い争う声が聞こえてきました。
面倒事とは、野盗への対処をめぐって街を二分する大騒ぎが起きているそうです。

このままでは野盗を討ったところで、住民同士が本格的に衝突してしまう。
さすがのルボルも解決の糸口が見つからないということで、クライヴたちはひとまず住民の話を聞いてみることにしました。


■砂漠の耳は諦めない
クライヴたちは言い争う声がする酒場へと足を踏み入れます。
そこではコンラートとナターリエが激しく互いの意見を主張し合っていました。



今すぐ野盗を討つべきだというコンラートと、報復を回避するために穏便に事を進めるべきだというナターリエ。
その間に仲裁に入ったのは、『シド』の協力者でもあるヴィクトルでした。


ヴィクトルに話しかけるクライヴ。
ヴィクトルが拠点としているコストニツェ難民街も何かと物騒になり、万一のためにルボルの営む『茨の接吻』で仕入れをしようとしたところ、この騒ぎでそれどころではないとルボルに言われてしまったそう。
解決に頭を悩ませるルボルとの取引で、ヴィクトルは彼らの仲裁役を引き受けたとのことでした。


ヴィクトルから状況を聞いたクライヴは、ヴィクトルを連れてルボルのところに戻ります。

コンラートとナターリエの主張は真っ向から対立していて互いに熱くなっているため、すぐにでも衝突しておかしくない。
ルボルと同じ結論を下したクライヴに、ヴィクトルは『シド』ならどうするかと尋ねてきました。


どちらも街を守りたいという気持ちは同じなはず。
目的は同じならいっそのこと任せてみて、それぞれの主張でやらせてみればいい。

クライヴのその言葉がきっかけとなり、仲裁などせずに実際に街を守らせれば良いと、ルボルは何かをひらめいたようです。


クライヴ、ジル、ヴィクトルの力を借りて、ルボルは何か一芝居打とうとしているのでした。


次につづく!