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【ネタバレプレイ】FF16 #72 混沌のヴァリスゼア

旧クリスタル自治領のマザークリスタルを破壊し、隠れ家へと戻ってきたクライヴ。
現在の状況を確認するため、オットーのところへと向かいます。



この不気味な空(アルテマのいう『原初の楔』)になってからというもの、各地が混乱しており。
協力者たちからいくつか報せが届いていますが、オットーもまだ正確な状況までは把握できていないそう。

バイロンの手伝いで自由都市カンベルへと向かったガブからは連絡を待っている状況ですが、そこにはミドとバイロンもいるため、ただ無事を祈るしかありません。

ジョシュアの容態も気がかりではありますが、今はここにいるメンバーでやれることをやるだけ。
オットーの手配で、クライヴはヴィヴィアンとハルポクラテスに話を聞きに行くことにしました。


まずはヴィヴィアンから。
世界の状況を分かりやすくまとめた、いつもの講義を行ってもらいます。


この不気味な空になってからというもの、各地で異常事態が発生している現在。
これまでもクライヴたちのマザークリスタル破壊によりその周辺ではエーテル量が減少し、街で利用されていた大型のクリスタルは使用できなくなっていました。

そこに加えて、この空の下では小型のクリスタルすら使用できない地域が出ており。
クリスタルが使えなければ生活もままならない人類の中には、これを世界の終わりの始まりだと考える人々も出ていました。


さらには、大陸の至るところでエーテル溜まりが発生し、アカシアが続々と出現。
魔法がまともに使えない中でアカシアが溢れかえるこの状況では、どの国も立ち行かず。

属領ロザリア、鉄王国は行政が機能しておらず、ザンブレクは国家中枢が壊滅。
ダルメキアはマザークリスタル消失による混乱から、政を担う評議員たちが遁走。
もはや瓦解間近といっても過言ではない状況です。

そんな中、ウォールードが旗艦アインヘリアル(最強の艦隊)を動かしたとの一報もあり。
今の世界は混沌とし、人類が長い時間をかけゆっくり築き上げてきたものが壊れようとしているのでした。


国や軍の動きに支障が出ている以上、各地の街や村は自衛を迫られます。
最悪の場合、溢れかえるアカシアに蹂躙される可能性も十分に考えられるのでした。

そしてヴィヴィアンが最も気になっているのが、アインヘリアルを出航させたウォールードの動き。
こちらは進展があり次第、ヴィヴィアンから報せてもらうことになりました。


続いては、ハルポクラテスのところへ。
どうやらアルテマの痕跡を見つけられたようです。


その痕跡は、空の文明に触れた伝承の中にありました。

太古の昔、人が神に戦いを挑んで敗れ、空の文明は崩壊した。
伝承によれば、そのときにも神の御業によって空が闇に染まったそう。

この空がアルテマの仕業だとしたら、伝承と同じ災禍を引き起こしたアルテマは『神』だということになります。

ハルポクラテスは、神という観点からいくつかの宗教を探ってみましたが、この書庫にある書物ではこれ以上の手掛かりは得られませんでした。


ここに来て、アルテマが『神』かもしれないという小さな手がかりを掴んたクライヴ。
オットーのところへ戻ると、悪い報せが待っていました。


それは、各地の協力者たちから届いた救援要請でした。

マーサの宿はアカシアの大群に襲われ、ノースリーチには見たことのない魔物が出現。
そしてダリミル宿場は野盗に襲撃されたとのことです。

隠れ家の部隊・石の剣も各地に出向いており、救援に向かおうにも人手が足りません。
そこでクライヴとジルが、マーサ、イサベル、ルボルの要請に対応することになったのでした。


アルテマの正体が見えてきたところで、いよいよ物語も後半といったところでしょうか。
次回はしばしクエスト消化に励みます。

次につづく!