【ネタバレプレイ】FF16 #52 ダリミル宿場町にて
ヴィヴィアンのところで、ポートイゾルデで見聞きした情報を話したバイロン。
協力者からの報告やバイロンの話から流れが見えてきたというヴィヴィアンは、その状況を説明してくれました。
隣国ゆえにその近さを利用して海路でロザリス城へと侵入したフーゴ。
では大陸の反対側に位置するウォールードはどのようにロザリス城へ侵入したのか?
ウォールードには黒き大型帆船『アインヘリアル』を旗艦とする強力な海軍力を保持しています。
素直に考えればウォールードもまた海路でロザリス城に入ったと考えると、負傷したフーゴを匿い、養生させるのに最適な場所はどこか?
それは治癒魔法に用いるエーテルが豊富にあり、フーゴ自身が休める居城もある場所――ダルメキアのマザークリスタルにほかならない。
バイロンの話によれば、ポートイゾルデ沖でフーゴの手勢と思わしき船団が目撃されているが、海路は遠回りになるため重傷のフーゴに命の危機もある長い船旅を強いるとは思えない。
そこにウォールードの兵装をした者たちが砂漠方面に向かっているとの報告が上がっており、陸路を選択したとするなら砂漠を横切ることで海路に比べてかなりの日数を短縮できる。
つまり船ではなく砂漠を渡るウォールード兵こそがフーゴ逃走の本命だと、ヴィヴィアンは読んだのでした。
ヴィヴィアンの読みに従い、ヴェルクロイ砂漠からダルメキアのマザークリスタルを目指すことにしたクライヴ。
ダルメキア方面に用事があるというバイロンも同行することとなりました。
クライヴは、これからフーゴを追うことをオットーに告げます。
するとオットーから、シドと個人的につながっていた協力者『ルジェナ・ダリミル』という人物について教えてもらいました。
しかしダリミル宿場に住んでいるということ以外、その協力者についてはオットーも知らないそう。
シドの死後はやり取りも途絶えてしまいましたが、事情を話せば協力を仰げるかもしれないということでした。
そうして出発の準備を終えたクライヴは、バイロンと共に隠れ家を発ったのでした。
ダルメキア共和国領にあるヴェルクロイ砂漠。
まずは、砂漠をしばらく進んだ先にあるダリミル宿場町を目指すことにします。
そうして宿場町の厩でウォールードの軍用チョコボを見つけたクライヴたちは、恐らく宿で一休みしているであろう兵の様子を窺いに、町へと入っていきました。
予想通り、宿で食事を取っているウォールード兵を見つけます。
クライヴたちは近くの席に座り、怪しまれないよう食事を注文しました。
そしてクライヴたちがいる宿の2階では、明らかに体調が悪化しているジョシュアを心配する従者の姿がありました。
一度しっかりと休むように従者が提案するも、一刻でも早くディオンに会いたいと旅路を急ぐジョシュア。
固い意思のジョシュアを前に折れた従者は、薬を飲むための水を取りに宿の1階へと下ります。
そこでウォールード兵とクライヴたちがひと悶着起こしそうな雰囲気を察した従者は、急ぎ2階に戻り、部屋の窓から逃走する準備を始めました。
そしてクライヴたちはというと、バイロンの声が大きいせいで、ウォールード兵が突っ掛かる隙を与えてしまっていました。
兵の剣吞な雰囲気に、やむを得ず剣を取ったクライヴ。
バイロンには隠れてもらい、宿で兵たち相手にひと暴れします。
そして兵を伸したところで、肌身離さず持ち歩いているフェニックスの羽根が光っていることに気づき、クライヴは急ぎ宿の2階へと駆け上がります。
しかし2階の部屋は既にもぬけの殻で、テーブルの上には人参が残されたお皿だけがありました。
そういえば幼いジョシュアが人参を避けて食事をしているシーンがありましたが、今の人参が苦手みたいですね。
テーブルに残されたお皿を見て、クライヴもきっとジョシュアを連想したと思われます。
フーゴが自らの居城があるマザークリスタルの元にいると確信したクライヴたちは、ダリミル宿場町から出ようとします。
しかしマザークリスタルへと続く道は、フーゴの私兵によって固く閉ざされていました。
強行突破も一案ではあるものの、宿でひと暴れしてしまったために、これ以上目立つ行動は取りたくないクライヴたち。
ここでクライヴは、オットーから聞いた『ルジェナ・ダリミル』を頼ることにしたのでした。
次につづく!