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【ネタバレプレイ】FF16 #70 ザンブレクの悲劇

1体の召喚獣となったイフリートとフェニックス。



この力ならバハムートを倒せると、クライヴとジョシュアの意識はお互いに確信し合います。

そして戦いの舞台は宇宙へ。(!?!?)
イフリートの名前が、『イフリート・リズン』になっていました。
何か意味があるのかな?


やんややんや遣り合って、バハムートの気が狂ったとしか言いようのない究極奥義『ゼタフレア』が放たれます。
(なんなん、ゼタって。逆にもう桁数分からんすぎて、すごさが伝わらない。笑)


覚悟を決めてゼタフレアへと突っ込んでいくイフリート・リズン。
召喚獣といえど、生身でゼタフレアに立ち向かうなんてこちらも気が狂ってますね←


イフリート・リズンはゼタフレアを打ち破り、その勢いのままバハムートを貫き、この召喚獣合戦に勝負がついたのでした。


召喚獣への顕現が解け、無防備なままで地上へと落下していくディオン。
バハムート・リズンの融合が解け、フェニックスがディオンを拾い上げます。

そうして3人はなんとかアナベラとオリヴィエがいる場所へと戻り、クライヴとジョシュアは、ようやく生きて会えたことを喜び合うのでした。


ジョシュアがジルとトルガルとの再会も喜んでいる中、気を失っていたディオンが目覚めます。



目覚めて早々、アナベラの傍に立つアルテマの姿を見たディオン。
力を振り絞ってアルテマへと槍を投げつけばその槍はオリヴィエを貫き、オリヴィエは跡形もなく消え去って行きました。



朦朧とする意識の中、ここにいるはずのない父・シルヴェストルに向けて成果を報告するディオン。


――シルヴェストルがディオンの手を取った。
その幻を最後に、ディオンは再び倒れてしまいます。
(え?もしかして死んだ…?)


一方でアナベラは、『傑作』とも呼べる我が子・オリヴィエの消失に慟哭していました。
そんな彼女の姿を見ていたクライヴたち。


フェニックスの癒しの力でディオンを回復させつつ、この場からの脱出を試みます。
(ディオン…!生きてた…!)


そうしてクライヴがディオンの身体に触れたとき、激しい頭痛とともにディオンの記憶が流れ込んできました。

ディオンの指揮の下、謀反を起こした聖竜騎士団。
神皇宮は騎士団の鎮圧で混乱を来たしていました。


そんなとき、ディオンが単騎で颯爽と神皇宮へと姿を現わします。
そして彼は、父を助けに参上したのだと言いました。

"今ザンブレクは闇に塗れております。
その根源こそ逆賊アナベラにほかなりません。"

シルヴェストルは闇に蝕まれ、自分を見失っている。
とても心の優しい為政者だったはずが、なぜこうも民を蔑ろにするようになったのか。
なぜ新たな火種を蒔こうとしているのか。

全てはアナベラがザンブレクに現れてから。
しかし広がった闇も『人形』を失えばすべて潰えるだろう。

そう言ってディオンは、槍の切先をオリヴィエを向けます。


人が死ぬなら産めばよい。
建屋が燃えれば建てればよい。
かつてそう言っていたシルヴェストル

ならば全ての人々が死に絶え、全ての建屋が焼き尽くされたそのとき、国は、指導者は、神は、一体どうなるのか?

多くのマザークリスタルが失われ、黒の一帯は広がり続け、人々は混乱している。
この国難こそ皇家が民を守らねばならないにも関わらず、他国に戦を仕掛けヴァリスゼア全土を手中に収めようとしている。

"貴方は皆が築き上げてきた愛するものをすべて灰にせよとおっしゃるのか!"


ディオンの言葉がシルヴェストルの心を揺さぶったかのように見えた次の瞬間。
オリヴィエの言葉が、全てを台無しにしました。

"わたくしが灰にしろと言ってるんだ。
みんな焼けばすぐに片がつくじゃないか、バハムートになってさ。
ほら、ヴァリスゼアを手に入れてよ、兄上。"


のぉぉおおおん!!!オリヴィエ、空気の読めない子!!!
(中身はアルテマなんだけどさ。)

燃え上がった激情のまま、オリヴィエに向かって力強く槍を投げるディオン。
しかしその刃が貫いたのは、オリヴィエを庇って前に出たシルヴェストルの身体でした。


絶命する父を前に、悲しみに顔を歪めるディオン。
そんなディオンに向けて、オリヴィエは尚も鋭い言葉を突きつけます。


"さすがは父上。かばってくれると思ってた。
本当はもう少し早くこうなってるはずだったけど。
お前は本当に我慢強いね。
でもこれで、ようやく壊れてくれそうだ。"


ミュトスが近くまで来ている。
さっさと暴れてミュトスに狩られて来い。

――父殺しのディオン。

目を怪しく光らせたオリヴィエにそう呼ばれ、ディオンは理性を失くしたのでした。


次につづく!