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【ネタバレプレイ】FF16 #65 不穏が続くザンブレク

墓参りを終えたクライヴ、ジル、トルガルは、グツと合流予定のボクラド市場を目指します。
道の途中にあるレトニ峡谷に入ったところで、何やらおろおろしている傭兵2人組を発見しました。



■ツヴェッコとヨナシュ
見るからに強そうなクライヴを見て、相談を持ち掛けてきたツヴェッコとヨナシュの傭兵2人組。
彼らはとある商人に依頼されて、魔物に襲われて置いてきてしまった荷馬車を探しているそうなのですが、その荷馬車が見つからないそう。

これだけ探しても見つからないということは既に野盗に奪われた後だと2人は考えましたが、2人の腕ではとても野盗には歯が立ちません。
そこで報酬を半分渡す約束で、腕が立ちそうなクライヴに荷馬車探しを依頼したいとのことでした。


荷馬車にはボクラド市場で売るはずだった食料がたくさん積まれているとのこと。
野盗たちをさくっと倒して荷馬車を確認すると、奪われた食料はまだ残っていました。


こっそりとクライヴの後を追いかけてきたらしく、食料の残っている荷馬車を見つけて喜ぶ傭兵2人組。


荷馬車自体は壊れていて動かすのは大変そうですが、それよりも2人は早くクライヴにどこかへ行ってほしそうな態度でした。

約束通りの報酬を受け取ってその場を去ろうとするクライヴ。
ヨナシュがぽろっと口にした『シェンベラ兄弟』という言葉に、なぜかツヴェッコは慌てていたのでした。



なあ~んか怪しいなあ。
この2人組、もう1回くらい別のクエストが発生しそうですね。笑

そしてレトニ峡谷を抜けた先には、巨大な穴に海水が落ちているゼメキス大瀑布が目の前に広がっていました。
(海の滝!これは絶景ですね!)


神話の舞台にもなっている大瀑布の光景に圧倒されるクライヴたち。

『太古の昔、欲に溺れた人々は力を求めて神に戦いを挑んだ』。
神話によれば、その決戦の地となったのがこの大瀑布なんだそうです。


その戦いで神に敗れ、罰を受けることになった人々。
それこそが今なお続く呪いとして、ドミナントとベアラーと呼ばれているのです。

召喚獣もそれを宿すドミナントも、それが呪いの産物だというのが不思議だったと話すクライヴ。
ロザリアではドミナントが大公を継ぎ、敬われることはあっても疎まれることはなかった。
だからこそ神話のその一節を見たときは、さすがに首を捻ったのだと言います。

子どもの頃からたくさんの本を読んでいたクライヴ。
父・エルウィンからすれば教えのつもりで読ませていたのでしょうが、若きクライヴは人と神の壮絶な戦いに興奮しながら読んでいました。

クライヴにも、普通の男の子でいられた時期があったんですね。

ボクラド市場はもう目の前。
人目が多いからこそ気を付けて進まねばならないと、クライヴたちは気を引き締めるのでした。


その頃、旧クリスタル自治領にある神皇宮では、ディオンがオリヴィエの皇位継承の真偽を確かめていました。


「新たな主をもってザンブレクは生まれ変わる」と話すシルヴェストル
政は自らが後見となって行うつもりでした。

年若いオリヴィエであれば、これから先の皇国を託すのに誰よりもふさわしい。
マザークリスタルとフーゴを失ったダルメキアなど恐れるに足らず、今のザンブレクはもはや風の大陸を手中にしたと言っても過言ではない。
ヴァリスゼア統一。それすら夢ではなくなった。

全ての物事を自分の都合の良いように解釈し、自らを神皇(オリヴィエ)を従えるグエリゴール(神)の現身だとのたまうシルヴェストル
彼は無理矢理ディオンを跪かせ、戦を仕掛けるように命令を下します。


いつからか、すっかり人が変わってしまったシルヴェストル
ディオンはそれを自らの考えなのか、アルテマの意志なのかをシルヴェストルに問いかけます。


シルヴェストルは当然自らの考えだと答え、全てはアナベラがいたお陰で気づけたのだと続けました。

保身のために自国を売った売国奴の言葉に耳を貸したという事実に怒りを露わにするディオン。
そんなディオンにアナベラは悠然と微笑んで、引き続き『聖竜騎士』としての務めを果たせと遠回しに伝えます。
(この緊張感ある現場でオリヴィエは退屈そうに欠伸をしていました。やだ、こわい。)

挙句の果てに、無礼を働いたとシルヴェストルから叱られるディオン。
まだ神皇として、父親として敬う気持ちが残っているせいか、ディオンは引き下がるしかありませんでした。



シルヴェストルとオリヴィエが退席したあと、アナベラはディオンが皇位を継承できなかったことが不服なのかと問いかけます。

まともに取り合う様子を見せず、その場から去ろうとするディオン。
その背に向けて、アナベラははっきりとその言葉を口にするのでした。

"そもそもが間違いなのです。下民の血を引く者がバハムートを宿すドミナントなど。
恨むなら自分の生まれを恨むことです。穢れは拭えませんもの。"

ディオンの態度から察するに、ディオンの母親が高貴な身分ではないという事実はあまり公けにされていないようです。
詳しい事情は分かりませんが、シルヴェストルが平民に手を出しちゃったのかな?

何にせよ血統第一主義のアナベラにとってディオンは煩わしい存在でしかなく、ドミナントだからあからさまに追い出したりしないけど使い捨ててやるわー、って感じがひしひしと伝わります。

次につづく!