【ネタバレプレイ】FF16 #66 市場のスリ
旧クリスタル自治領へ向かう乗合馬車が出ているダルメキア領のボクラド市場。
旧自治領へと続く関所は、ダルメキア兵によって厳しく監視されていました。
旧自治領はザンブレクによる不当な占拠が続いているため、出国を認められているのはダルメキア軍から身分を保証されている商人だけ。
カローンが言っていた通り、やはりグツが持っている商人札を使って、商人の用心棒として関所を通るしかなさそうです。
市場でグツと合流したクライヴたちでしたが、当のグツはひどく焦っていました。
クライヴが事情を聞けば、大事な商人札を失くしたと話すグツ。
何か失くしたときの心当たりがないかと尋ねてみると、先ほど子どもにぶつかられたようで、そのときに盗まれたかもしれないということでした。
子どものスリを、クライヴたちだけで見つけ出すのは厳しい。
するとグツは市場にも詳しい顔馴染みがいると言って、『赤の商隊』というお店を教えてくれました。
そしてお店でクライヴたちを出迎えたのは、エルイーズという赤の商隊を営んでいる女性でした。
グツが商人札を盗まれたことを話すと、子どものスリには心当たりがあるとエルイーズは事情を話し出します。
ダルメキアが旧自治領に進軍してから、交易の窓口だったボクラド市場にも軍隊がやって来ました。
少し前から関所の警備も強化され、裏書のある身分でないと旧自治領へ行くことすらできなくなったと言います。
そのため最近は他人の商人札を偽装して潜り込もうとする者まで現れ、盗まれた商人札が裏で売買されているのです。
さらに偽装された商人札には一切の足が付いておらず、スリの実行犯は子どもだとしても、その背後にはどこかの組織がいるとエルイーズは考えているのでした。
このままスリが横行すれば、いずれは市場全体の客足が落ちて、エルイーズたち商人は立ち行かなくなってしまう。
そこでエルイーズはクライヴたちに協力を求めました。
クライヴたちは商人札を取り戻したい。
エルイーズはスリの被害をなくしたい。
どちらも子どもの背後にいる組織の元締めを捕まえれば解決する。
旧自治領へ確実に向かう手段としてボクラド市場からの乗合馬車しかないクライヴは、エルイーズに協力することにします。
そして2人が協力関係であることが他の協力者にも分かるようにと、エルイーズから信頼の証を受けとりました。
ここで必須クエストが開始となります。
■奪われた商人札
まずはエルイーズに言われた通り、乗合広場にいる家具屋を尋ねてみます。
彼によるとスリに狙われているのは大荷物を背負った行商で、荷物で自由に身動きが取りにくいところを狙われているようです。
そして次は魚屋に行くように言われたので行ってみると、彼女はスリの子どもに詳しいようでした。
スリにはきっと孤児が使われている。
その孤児たちは、難民として旧自治領を目指す大人がここで捨てて行った子どもたちなのだそう。
市場にいる子どものほとんどが孤児らしく、クライヴとジルは子どもたちと直接話してみることにしました。
この市場で誰かからスリを頼まれたことはないか?
何人か子どもにそう声をかけたところで、何か心当たりがある様子の少女に遭遇しました。
ホンザという少年が危ない仕事をしているらしい。
少女からホンザの居場所を聞いて向かってみると、「今さらあとには引けない」と仲間内で話している少年を見つけました。
クライヴが声を掛けるなり逃げ出したホンザ。
ジルを残った子どもたちと一緒に待たせ、クライヴはホンザを追いかけます。
(ホンザを追いかける小さなイベントが発生しました。ちょっと面倒です。。。)
ホンザを追い詰めたところで、ようやく彼から話を聞くことができました。
ホンザたちにスリの仕事を持ち掛けてきたのは『砂礫旅団』という組織でした。
悪いことをしている自覚があるホンザでしたが、こうでもしなければ自分たち孤児はまともにご飯さえ食べられない。
それにホンザが『仕事』をしなければ、他の孤児まで巻き込まれてしまうそうです。
そこに子どもをエルイーズに預けたジルが、グツと一緒にその場に姿を現わします。
グツはホンザを一目見て、自分にぶつかってきた子どもだと分かりました。
しかしグツの商人札は既に砂礫旅団に渡っており、もう取り返せないとホンザは言います。
仲間を食べさせていくために、自分は旅団には逆らえない。
そうホンザが言葉を零したとき、1人の男が勘違いをしてクライヴたちに声をかけて来ました。
しかしその男はクライヴが持つエルイーズからの信頼の証にすぐに気づき、彼がエルイーズの弟・テオドールだということが分かったのでした。
エルイーズとテオドール、美形姉弟やんか!
次につづく!