【ネタバレプレイ】FF16 #43 鉄王国とは
ポートイゾルデで船の出航準備が整うのを待つ間、クライヴたちは一度隠れ家へと戻ることにしました。
そこで鉄王国について、軍事学者のヴィヴィアンから講義をしてもらうことにします。
鉄王国のマザークリスタルが位置するのは、荒波に浮かぶ絶海の孤島。
かつてはロザリアの領土で聖地とされていましたが、長く鉄王国に占領されていました。
(なのでかつてエルウィンは、鉄王国からマザークリスタルを取り戻そうとしていました。)
鉄王国。ヴァリスゼア西部にある島々を領土としている宗教国家。
ザンブレク皇国と同じ宗教国家ではありますが、ザンブレクが宗教を政に利用するのとは異なり、鉄王国は宗教自体が国家の基盤となっています。
鉄王国の宗教はクリスタル正教といい、マザークリスタルを聖なるものと崇めており。
故にその一部をクリスタルとして切り出すばかりか、ただの道具に貶めるような魔法の使用を禁忌としていました。
そしてマザークリスタルが吸収する大地のエーテルは穢れであり毒。
その毒をもって魔法を行使するドミナントは悪しき存在として非情な扱いを受けるのでした。
今から約80年前、北部諸国とロザリア公国が衝突している隙に鉄王国はロザリア領を侵犯。
そうしてかつてロザリアが所有していたマザークリスタルを実行支配し、約20年前にロザリアが滅んでからは完全に鉄王国のものとなったのでした。
約20年前のあの日、クライヴたちがフェニックスゲートに向かったのも鉄王国との本格的な戦を前に啓示を受けるためでした。
しかしアナベラの裏切りによってザンブレク軍による襲撃を受けて崩壊したロザリア軍。
その後、統制を失ったロザリア軍は鉄王国の侵略を許し、ジルを含む女子供がさらわれてしまったというわけなんですね。
ヴィヴィアンから講義を受けたあとは、ジルとともに鉄王国に向けて出発することになるのですが、その前にクエストが発生したので受けてくることにします。
■鍛冶師と拘泥
石の剣のメンバー・オーガストから、隠れ家の鍛冶師・ブラックソーンの様子がおかしいと相談を受けました。
一緒に酒を飲んでいても上の空で、何かあったのは間違いないのに何も言ってくれない。
ブラックソーンが困っているなら何とか解決してやりたいと、オーガストは言います。
早速2人でブラックソーンのところに行き、何があったのか聞くことに成功しました。
先日、商人のカローンが仕入れた皮鎧が、今まで見たこともない革でできていたと話すブラックソーン。
一級品の革なのは間違いないが、どうやってなめしたのか見当すらつかず、世の中に自分より遥かに腕の立つ職人がいることを悔しく思ったそうです。
いつもの威勢の良さはなく、すっかり自信をなくした様子のブラックソーンを見て、その革を調べてみることにしたクライヴ。
ブラックソーンが自信を取り戻すための手掛かりになるかもしれないと、まずはカローンに話を聞いてみることにしました。
カローンによるとその皮鎧は、偶然出会った革職人から直接仕入れたものだそう。
その革職人は自分で素材を集めては、一点物をつくって生計を立てているとのことでした。
さらに、次は『ドズメア』の革を狙うと話していたらしい革職人。
ドズメアといえばかなり珍しい魔獣で、タイムリーにも石の剣がザンブレク領で見たそうです。
そうしてクライヴはドズメアが出た辺りへ向かい、オーガストは皮鎧について調べることにしました。
リスキーモブ掲示板でドズメアの居場所を確認し、討伐に向かいます。
どんな魔物かと思いきや、見た目はグリフォンでした。
翼のある魔物らしく、空中からの豪快な技を回避して斬るを繰り返して退治。
すると木陰から怪我を負った男が現れました。
ドズメアに背後から襲われ、戦う間もなく気を失っていたと話すこの男。
彼こそが探していた革職人のカミルで、クライヴが探していた事情を話せば、助けてくれたお礼にと革鎧に使っていた加工革を譲ってくれました。
すぐに隠れ家へと戻り、ブラックソーンに加工革を渡します。
興味津々といった様子で加工革を吟味するするブラックソーン。
オーガストもまた革鎧について調べる中でカミルに辿りついていて、彼の家系が一子相伝の秘術でこの革を作っているという情報を持ち帰ってきていました。
改めて一級品の職人技を見て、やる気が出てきたと話すブラックソーン。
とても真似できる代物ではないが、やり方を応用できれば隠れ家のためにもっと質のいい装具が作れると、気合が入ったようです。
このクエストを得て、新しい防具が作れるようになったのでした。
(素材が足りず、すぐ作ることは叶いませんでした。)
次につづく!