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【ネタバレプレイ】FF16 #50 それぞれの覚悟

フーゴの行方について進捗があったかヴィヴィアンを尋ねる前に、隠れ家で発生したクエストを攻略します。

■薬師と医者と
診療所でタルヤの助手を務めている薬師のロドリグ。
何か悩んでいる様子だったのでクライヴが声をかけると、ベアラーの刻印除去手術の日が近づいており、それが怖いのだと言いました。



刻印除去手術は常に死と隣り合わせで、必ず上手くいくとは限らない。
それでもまだ手術を続けるのかと、ロドリグはクライヴに問いかけます。

刻印を刻まれたベアラーが外を自由に歩くには、この世界ではまだまだ障害が多く。
クライヴや石の剣が活動できているのは、タルヤやロドリグが手術でベアラーの刻印を取り除いてくれたお陰です。

"あれは俺たちにとって必要なことなんだ。
みんな覚悟はしている。"

クライヴたちの覚悟を頭では理解していても、やはりロドリグは悩まずにはいられないようです。

とはいえ手術の準備はしなくてはなりません。
手術に必要な鎮痛薬が足りないため、ロドリグはクライヴに薬の材料の調達を依頼するのでした。


材料の採取場所では例のごとく魔物が群れており、それを一掃してから採取をします。
クライヴから材料を受け取ったロドリグは、やはり除去手術が怖いのだと、どうにもならない気持ちを吐露しました。


ベアラーの刻印には飛竜草という毒が使われており、その猛毒を皮と肉の間に入れて固めることで模様を描いています。
そのため無理に刻印を取ろうとすると、血と毒が混ざり合って、たちまち全身が毒に侵されてしまう。
仮に手術が上手くいったとしても、今度は何日も激しい痛みに苛まれる。

人を助けるべき自分たちが、人を傷つけ殺めている。
ロドリグはそれが怖くてたまらないのでした。


たしかに除去手術による身体への負担は大きく、成功してもそれで終わるわけではない。
刻印を取った者は今度は石の剣の一員として、外での危険な任務という新たな使命を背負うことになる。

それでも志願する者は少なくない。それはなぜか?

"みんな死を覚悟の上で戦ってるんだ。
『人が人として生きられる場所』をつくるために。"


みんなの死の覚悟に応えてほしい。
クライヴと同じその言葉を、ロドリグはタルヤからも言われたと話しました。

どんな病でもそれに向き合う仲間たちに応える。
そのために手術に臨むのが医師の務めだと言った、タルヤ。

クライヴとタルヤの言葉で、ロドリグも薬師としての覚悟を持てるよう努めることにするのでした。


ベアラーの刻印除去って、命懸けのことだったんですね。。。
というかそんな危険な猛毒を目立つところに刻むというやり方が、ベアラーへの不当な扱いを物語っていますね。

■『剣』の覚悟
次は石の剣のメンバーであるドリスから、任務中に問題が発生したと相談を受けました。


少し前にベアラー救助を行っていたコールの部隊から、獰猛な魔物と遭遇して襲われたという報せが入ったとのこと。
しかしようやく救出したベアラーたちを見捨てられなかったドリスは、危険と分かっていながらも、コールに任務続行を命じたそうです。

しかしその後コールからの報せが途絶えてしまい、撤退命令を出すべきだったのかもしれないと、自分の判断を悔やむドリス。
状況を確認するためにも、ドリスはクライヴにコールの部隊の捜索に協力してほしいと願い出ました。

タルヤからコールが魔物に襲われた場所を聞き、捜索に向かったクライヴ。
そこで、コールとベアラーたちが無事であることが確認できました。


ドリスに頼まれて探しに来たと話すクライヴ。
コールの部隊はゴブリン族に襲われ、負傷者の手当てが長引いていたそうです。

しかし襲撃から助けられたベアラーは数名で、まだ荷馬車に残りがいるんだとか。
部隊に負傷者が出たせいで助けに行けないコールに代わり、クライヴが行くことにしました。


コールから荷馬車の場所を聞き、まだそこでたむろっていたゴブリン族たちを一掃します。
幸いにも残されたベアラーたちは無事でしたが、彼らには魔物に襲われたにも関わらず逃げようとした跡すらありませんでした。

"主もいなくて誰も命令してくれない…。
あんな化け物を前にどうしろっていうんだ…。"


『自由』であることに不慣れなベアラーたち。
クライヴは「これからは生きることも死ぬことも自分で決められる」と彼らを諭し、ベアラーたちもまたクライヴの言葉に希望を持ったようです。

救出したベアラーの保護をコールに任せ、一足先に隠れ家へと戻ったクライヴ。
ドリスもまたコールから無事に出発したとの報せを受けており、全てはクライヴの協力のお陰だと感謝の意を示しました。


今回救出したベアラーたちは奴隷商人に密売されるところで、密売されたベアラーは特に酷い扱いを受けるため何としても助けたかったのだと話すドリス。

しかしそのためにコールの部隊を危険な目に遭わせることが正解だったのか。
ベアラーたちを見捨ててでも撤退命令を出すべきだったのか。
悩むドリスに声を掛けたのは、任務から戻ってきたコールでした。


"石の剣はベアラー救助の任務を与えられた部隊です。
あそこで撤退する決断なんて俺たちじゃない。
刻印を取ったときにとっくに決めてます。
命をかけてベアラーを助けるって。"

例え明日死ぬ運命だとしても任務に殉じる。
すべては『人が人として生きられる場所』のために。
それが石の剣の使命。

ドリスは改めて隊長として隊員たちの強さを信じ、石の剣としてもっと強くなることを決意するのでした。


次につづく!