ゆるぽぽ帳

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【ネタバレプレイ】FF16 #40 ポートイゾルデへの道中

次なる狙いは、海を越えた先にある鉄王国が所有するマザークリスタル。
海を越える船を手に入れるため、クライヴ、ジル、トルガルは叔父のバイロン・ロズフィールドがいる港町ポートイゾルデを目指します。

次のマザークリスタル破壊の計画に張り切っていたガブを連れて行かなかったクライヴ。

ガブにはフーゴを探ってもらうという任務を与えつつも、クライヴはかつてシドが言っていたようにマザークリスタルの破壊に潜り込むのはドミナントだけでいいと考えていました。



ポートイゾルデに向かう道すがらで、ジルが「鉄王国にはいつか戻ろうと思っていた」と話し始めました。


あの国にはやり残してきたことがある。
それにクライヴのように自分の過去と向き合いたい。

13年前にロザリアから鉄王国へと攫われ、ドミナントであるがゆえに兵器として戦わされ続けたジル。
今回の旅で、彼女もまた自分の過去とケリをつける決意をしているようです。

目的のポートイゾルデまではまだ遠く、クライヴたちはまず近くにあるアンバー村を目指すことにします。
しかし村に入るなり異様な雰囲気が漂っていて、村人たちが遠巻きに何かを見ていました。


村人たちが見ていたのは、黒騎士たちでした。


誰かを探しているような様子の黒騎士たち。
彼らが去ったあと、村人たちに何があったのかを聞いてみます。

どうやら属領総督府に楯突く逆賊が現れたらしく、その棲み処を探すために黒騎士が出てきたそう。

そんな風に村人たちに話を聞いて回っているクライヴたちに、先ほど黒騎士と話していた村長が声をかけてきました。


"どうかこの村から早く出ていってくださらんか。
今のロザリアは属領総督府のもと厳しい状況にあります。
どんな些細な理由で村が滅ぼされるか分かりません。
あなた方のようなよそ者がこそこそと嗅ぎ回れば、それだけで目をつけられかねないのです。"

属領総督府を、ひいてはアナベラを、黒騎士を恐れている村長。
イーストプールの二の舞にはなりたくないと、村を守るために致し方なくクライヴたちを追い出すようなことをしたのでした。

村長の話を聞いて、やはり黒騎士がアナベラの差し金だと確信したクライヴ。
ジルは鉄王国での出来事を思い出したのか、民を恐怖で縛る行いに怒りを見せます。


そして黒騎士が探しているという逆賊。
恐らくベアラー絡みであると踏んだクライヴは、このロザリアにはマーサ以外にもベアラーを保護している人物がいるのではないかと予想するのでした。

アンバー村を出てしばらく進んだところで、まだ新しい大量の血痕を見つけます。


するとそこで黒騎士に遭遇してしまい、彼らが探している逆賊『種火の守り手』の仲間と勘違いされて戦うことになりました。
(ああ。また中二病的なハズカシイ キメ台詞を言ってるぅ。笑)


クライヴたちに敗れた黒騎士は死に際に、『種火の守り手』が逃亡を手引きしたベアラーたちの粛清を終えたことを告げます。


この先にあるオールドヒル造船所という集落で粛清を行ったらしい黒騎士たち。
急いで集落に駆けつけたクライヴたちが見たのは、無残に晒されたベアラーたちの遺体でした。


まるで人間の所業とは思えない残酷なやり方に、言葉を失くすクライヴたち。

ベアラーに対して、一体何がアナベラをそこまで駆り立てるのか。
クライヴはアナベラと必ずケリをつけることを誓います。


そうして長い道のりを終えてポートイゾルデに続く関所に辿り着いた先では、厳戒な態勢で固く閉じられた関所とそれに非難の声を上げる難民たちの姿がありました。


これではとても正面から入れそうにはありません。
他に道はないかと考えていたとき、クライヴは以前、バイロンから聞いた脱出路の話を思い出しました。


その脱出路はポートイゾルデからほど近い、かつては貴族の奥座敷として栄えていたラザロ街に続いているとか。
街はすっかり寂れていて人が住んでいる気配もないため、今ならその脱出路が探せるかもしれないと、クライヴたちはラザロ街で向かうことにしたのでした。

次につづく!