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【ネタバレプレイ】FF16 #45 再び動き出したアルテマ

鉄王国のクリスタル神殿で、マザークリスタルへ祈りを捧げている信者たち。
その中に、ジルの目的である大司祭イムランの姿もありました。




イムランの姿を捉えるなり、憎きその名を叫ぶジル。
(ジルのこんな表情初めて見ました。。。)


ジルは今まで自分と同じようにさらわれてきた人たちを人質を取られ、結果イムランに従い戦い続けてきました。
けれどイムランは、そんなジルの目の前で娘たちを手籠めにして殺し。
イムランはそれをエーテルに毒された魂の浄化だと、クリスタルの導きなのだと言います。

考えることをやめ、心を捨てて言いなりになり、イムランのような悪魔に手を下すこともしなかった。
それがジルの後悔。

だからこそジルはその後悔に決着をつけるため、『獣』ではなく『人』であり続けるため、この場に戻ってきました。


控えていた兵に、ジルたちを殺すように命じるイムラン。
そんな折、時を同じくしたこの場所で、ローブ姿の男(アルテマ!?)がマザークリスタルに向かって手をかざしていました。


その直後、鉄王国兵を焼き尽くしながら現れた1体の炎に包まれた魔物。


ジルがシヴァに顕現して戦いに応じますが、押されてしまいます。
クライヴはイフリートに顕現しようとしますが、うまくコントロールすることが叶いませんでした。


自分の中のイフリートへ、必死に力を求めるクライヴ。
結果、半顕現で力を得ることができ、炎の魔物・リクイドフレイムとの戦いに入りました。


このリクイドフレイム、なんと戦闘中にドラゴンや獣型に変身するという技を使ってきました。
ドラゴンのときは上空から、獣型のときは突進系のスピード型で、攻撃パターンが多彩です。
けっこう回避に失敗してダメージをもらいました。くやしい。

リクイドフレイムを倒したあと、激しい消耗で息が絶え絶えになりながらも、シヴァの力をクライヴに預けたジル。


シヴァの氷の力を宿した剣で、クライヴはマザークリスタルのコアを破壊しました。


粉々に砕け散るコア。
二代目『シド』として踏み出した第一歩を、クライヴは今は亡きシドに語りかけます。


その背後でイムランは砕け散ったコアを見て激しく取り乱していました。


そんなイムランに歩み寄り、ついに目的を果たしたジル。


クライヴたちは、マザークリスタルの崩壊とともに神殿が崩れる前に脱出を試みます。
そうして誰もいなくなったクリスタル神殿には、どこからともなく現れたローブ姿の男の姿だけがありました。


火山の爆発音とともに、消滅していくマザークリスタル。


同じ頃、クリスタル自治領へと続くクリスタルロードを歩くジョシュアと従者の姿がありました。


次の瞬間、激しく咳き込みながら地面へと膝をついたジョシュア。
従者に支えられて道を避けたところに座ったジョシュアは、今クライヴを感じたのだと話します。

しかしそれは、自らの内に封印したアルテマを通じて感じた感覚。
つまりアルテマがクライヴに近づいたということになります。


ジョシュアの胸元で暗く輝く光。
それこそが封印されたアルテマの姿のようです。

クリスタル自治領を目指すジョシュア。
彼の目的はザンブレク軍一の竜騎士であり、召喚獣バハムートのドミナントであるディオン・ルサージュに会うこと。
ゆっくりと混乱に満ちていく世界の陰にアルテマの存在を感じているジョシュアは、幼い頃に一度だけ会ったことのある聡明なディオンであれば何か違和感に気づいているはずだと考えていたのでした。

また時を同じくしてダルメキア共和国・首都ランデラでは、クリスタル自治領を占拠するザンブレク軍に戦いを挑むも芳しい結果に至っていないことに対し、国の主幹たる評議会では責任の押し付け合いが始まっていました。


そんな評議員たちを煽るような発言をするフーゴ


タイタンが戦場に赴けば早々に片付くと言い出す評議員に、タイタンとバハムートによる召喚獣合戦で自治領が沈むので良ければ戦前に出るとフーゴは答えます。

そんなフーゴに妙案を求める評議員たちに見せたフーゴの答えは、ザンブレク神皇后アナベラとその息子のオリヴィエでした。


突如として現れた敵軍の皇后に驚く評議員たち。
そんな彼らに向けてフーゴは、政とはこうやって手を打っておくものだと不敵に笑ってみせるのでした。

その後、別室で話をしていたフーゴとアナベラ。
大罪人シドの正体がクライヴ・ロズフィールドだと突き止めたフーゴに対し、そんな人間は知らないと一蹴するアナベラ。


自分がここに来たのは皇太子たるオリヴィエに付き従いくだらない戦を終わらせるためだと言い、フーゴはアナベラのその言葉を『承諾』だと受け取ります。

愛するベネディクタの仇であるシドを、フーゴ自らの手で確実に殺す。
そうすることでアナベラに残った『汚点』が消える。
その代わりにザンブレクの『舵取り』をアナベラが担う。

それがフーゴとアナベラの取引なのでした。

しかしアナベラは腹の中で、そんなフーゴのことを下賤だと見下していました。


アナベラが求めるのは、すべてが潰し合った先にある新しい世界をオリヴィエのものにすること。
そんな母に甘えているオリヴィエが持つ玩具の目は、ひっそりと怪しく光っていたのでした。



次につづく!