ゆるぽぽ帳

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【ネタバレプレイ】ドラクエX オフライン - Part.16 取り戻した真の姿

グレン城の城下町。
破邪舟を創り出せる魔法使いの末裔が住んでいるという家に向かってみると、そこには1人の女性がぐうたらしていました。



破邪舟使いの末裔・フルッカ
ホーローが冥王ネルゲルのもとへ向かうために破邪舟の術を使ってほしいと願いますが、彼女はそんな術は使えないと言います。


一子相伝の破邪舟の術。
しかしフルッカも、彼女の父も術は使えず、その術はいつの間にか一族の歴史の中から消えてしまっていたのです。

万事休すかと思いきや、ここでホーローにひらめきが。


予知能力を持っていたというホーローの連れ合いの『輝ける破邪舟は 時の海を渡り 救世主 大いなる闇を越える』という言葉。
この『時の海を渡り』という一節は、現代に失われた破邪舟を過去にさかのぼり復活されることを意味していると言い出しました。

急にタイムトラベルの話!

わたしと同じように( ゚д゚)ポカーンとしていたらしいぽぽつー。
しかし、かつて自分の兄に時渡りの術を使ったぽぽつーであれば可能だと、ホーローは言い切ります。

あ。そういえばそんなこともありましたね。
すっかり忘れてたわあ。

時渡りの術を使うために、ぽぽつーは元の人間の姿を取り戻す必要がある。
ぽぽつーの真の姿は、エテーネの村に今も存在している。

今のぽぽつーが本当のぽぽつーではないという事実に仲間たちが驚いているのを放っておいて、ぽぽつーの魂はホーローの力によりってエテーネへと飛ばされたのでした。



いや!目の前で重要な感じの話が繰り広げられているのに、素知らぬ顔ができるフルッカのふてぶてしさよ!笑
そういえばフルッカって、お笑いのハリセンボンの近藤 春菜に似てる気がします。
見た目もなんですけど、声も似ているような?

ということで、魂だけエテーネの村に飛ばされたぽぽつー。
出迎えてくれたのは同じく魂だけとなったアバさまでした。


アバさまがまだ幼い頃、1人の若い錬金術師がエテーネの村を訪れ、死にかけていたアバさまと村を不思議な技で救ってくれたそう。
その錬金術師とは、時渡りの術で遠い未来より過去に飛ばされ、滅びの運命から逃れたエテーネの民。
そう、ぽぽつーが時渡りの術で逃がしたあにうえのことです。

アバさまはあにうえが生まれたときにそのことに気づき、また同時に、時渡りの術を持つのがあにうえの妹・ぽぽつーであると知ります。
そうしてあにうえとぽぽつーの成長を見守りながら、かつて錬金術師が語った滅びの運命が近づいていることをアバさまは悟っていたのでした。

アバさまに連れられて向かったのは、カメさまのもと。
なんとカメさまが、ぽぽつーの身体を守り続けていてくれたのです。


そうして無事にぽぽつーが本当に身体を取り戻したそのとき、その不気味な声は聞こえてきたのでした。


"人の姿を取り戻したか、忌まわしきエテーネの生き残りよ。

だが、この地はすでに我の支配下
ここで起こることはすべて冥王ネルゲルの知るところ。

我が闇の炎輪は、その内にあるものを焼き尽くす。
貴様に逃れる術はないと知れ。"

ネルゲルの邪悪な炎がぽぽつーを囲もうとする中、アバさまは、あの日ぽぽつーたちが採ってきたテンスの花を取り出しました。


ぽぽつーなら、これからも待ち受ける多くの苦難を乗り越えられる。
テンスの花の力で亀から馬になった(!)カメさまの背に乗り、アバさまに見送られてぽぽつーは空高く舞い上がったのでした。


そうして気づけば辿り着いていた、転生のときにも訪れた神殿のような場所。
そこでぽぽつーは、オーガのぽぽつーと顔を会わせます。


ぽぽつーさえ良ければ、今後も自分の姿を自由に使ってくれていい。
そう話す2人のもとに、今度はあの不思議な声が聞こえてきました。


この不思議な声は、ぽぽつーをここまで運んでくれた伝説の天馬の声。
天馬は、今の世界の状況をぽぽつーに教えてくれました。

冥王ネルゲルの持つ闇の力は今や、この世界の光の力を圧倒している。
このままではレンダーシアはおろか、世界のすべてがいずれ闇の封印に堕とされてしまう。
それを防ぐことができるのは、エテーネの民の姿を取り戻したぽぽつーだけ。
古のエテーネの民の血をもっとも強く受け継ぐぽぽつーの力は歴史の因果すら変えうる。

ネルゲルさえも恐れるその力を、希望をつなぐべく、天馬は今までぽぽつーの守ってきたと言います。

そうして『大地の箱舟』と呼ばれる乗り物こそが、かつて『天の箱舟』と呼ばれた神秘なる存在の生まれ変わりの姿であるということ。
天馬に近しい存在であるその箱舟が、時渡りの力を持つぽぽつーを導いてくれるということ。

天馬からの助言と、オーガのぽぽつーからの激励を受け、ぽぽつーは元いた場所へと戻っていくのでした。


次につづく!