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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.91 最終話「あなたの世界の物語」(2)

旧人格のガイストの部屋を出たぽぽつーたちは、励起プログラムを使って星核を調査することを決めます。
しかしシーズライトを励起させれば、死季が発生する可能性がある。
ガイアダストの散布を防ぐ手段として、殻の楽園構想の一部である死季バリアを一時的に張ることを思いつきました。



早速、死季バリアの話をするため、ぽぽつーたちはガイストのもとへと向かいました。

シーズライトの励起実験を行うため、一時的に死季バリアを使いたい。
ぽぽつーたちから話を聞いたガイストは協力的ではあるものの、ひとつ問題を提起しました。


それは、死季バリアを張るためのエネルギーが足りないこと。

もともと殻の楽園構想は特定の範囲での展開が想定されていたため、大陸全土にバリアを張るためには外部電源が必要ということでした。

外部電源であれば、落下したプロト・シーズライトの残留エネルギーを使えばいい。
そんなディアンサスの提案を受け、ぽぽつーたちは今度はプロトの残骸のもとへと向かいます。

崩壊したプロトの電源は一応生きていて、それを幻影城に回してみたところ、大陸全土に死季バリアを張ることができるようになりました。


あとは、ぽぽつーたちが励起プログラムを起動されるタイミングに合わせて、死季バリアを張るだけ。
そのときは幻影城が全力でバックアップすると、ガイストから心強い言葉をもらいました。


時には論理的でも合理的でもない、不可解な行動を取る人類。
そんな人類に振り回されるのも、たまには悪くない。
そしてこの感覚は懐かしくすらある。
ガイストもまた、ぽぽつーたちに期待をしているようでした。


レーベンエルベに感情はないっていうけど、ディアンサスもガイストもぽぽつーたちに期待して、彼らならどうにかできるんじゃないかって夢を見ていますね。

■春風の節 18日

励起プログラムを起動させる直前、ディアンサスは幻影城の同胞たちに呼びかけました。



"まずは此度の協力を感謝する。
我々はこれからガイストの旧人格が道半ばで暗礁に乗り上げた励起実験を再開させる。
あの時のガイストはただ1人、星の未来について思案し、そしておかしくなってしまった。
その結果、星の破壊を目論んだことは、我ら全体の存在意義を揺るがしかねない事件ではあった。

人類の歴史に照らせば、彼は身の程をわきまえぬ夢を抱き、破滅したとも言えるだろう。
だがそれを省みてガイストを中心に進められた殻の楽園構想を、ぽぽつーは否定した。
それが正しいかは今はまだ分からない。
論理的に考えれば、過ちと捉えるのは容易だ。

だが、全ての人類種の保全
それら我ら全ての『夢』には相違ない。
だからこれは、この星に棲まう全ての知性体の『夢』を実現するための実験だ。
私は、今はその『夢』に賭けようと思う。

死季根絶のため、我ら2,000年の悲願のため、輝けるあの星をまたこの手に取り戻すために。
我らが人類種の最高の隣人であることを、この星の歴史に刻みつけよう。"


はああああ。
ディアンサス、かっこええなあ。
レーベンエルベが夢を見ている姿は、なんだかじわじわきますね。

そして、死季バリアが大陸全土に展開され。


励起プログラムを起動されると全てのシーズライトが光り、その中心で光の柱が上がりました。


ロストガイアへの帰化現象。
MK-Ⅱが言っていた、星の悪夢。

光の柱の内部に空間があることを発見したぽぽつーたちは、ガイアダスト濃度に異常がないことを確認し、飛空艇でその空間へと入ります。

そこはロストガイアの文明と結晶が融合した、不思議な場所でした。
地名が『星の生まれた場所』とか、ラストダンジョン感をひしひしと感じられる名前です。


レーベンエルベのデータベースに存在せず、アリアも知らないこの場所。
そんなぽぽつーたちに、ここが星の生まれた場所だと教えたのは、あの不思議な少女でした。


ここで何があったのか、ぽぽつーには知ってほしい。
そしてあの子を救ってあげてほしい。
そう話す少女、ぽぽつーたちに先へ進むよう促すのでした。


あの子ってだれー!?

次につづく!