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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.92 最終話「あなたの世界の物語」(3)

■春風の節 19日~20日

そうして星の生まれた場所を進めること2日目。
ぽぽつーたちは『プロジェクト・ガイア』と名付けられた研究所のような場所に辿り着きました。



この場所は、本来の星の地殻の内側だと言う不思議な少女。
地殻の内側にはマントルが存在するというのは人類の望んだ科学的説明だと、その存在を一蹴しました。

周りに見える結晶はモノライトで、星の内側には膨大なモノライトが存在していて。
だからこそレッドクイーンも、ロストガイアの地殻から出土したことに不思議はありません。

さらに少女は、モノライトは星の内側だけに存在するだけではなく、星自体がひとつの巨大なモノライトなのだと言いました。


星というモノライトを通じて人は意識に目覚め、進化を獲得した。
それを知った当時のアニムスという科学者の一団は、モノライトの利用を考えました。


そうしてこの場所に辿り着いたアニムスは、モノライトが光を伝達する特性を利用して、星自体をひとつのコンピューターにしようとした。
それが、プロジェクト・ガイアなのでした。

プロジェクト・ガイアの目的はひとつ。
人類が幸福になること。


西暦の時代の終わりの頃、人類はいがみ合い、相互不理解を深刻化させた。
アニムスは他の科学者と同じように、人類が相互理解できる楽園の成立を目指した。
そうして『あの子』を生み出したことが終末に繋がるなんて予想もしていなかった。

その『あの子』とは誰なのか?
『あの子』はただ願いを叶えただけで、死季の元凶とも言えるし、違うとも言える。

今はまだ不透明な言葉を残して、少女はただ、さらに奥へと、ぽぽつーたちを招くだけなのでした。

■春風の節 21日~22日

星の生まれた場所の最奥を目指すこと、さらに2日。
ここが『ガイアの生まれた場所』だと話す少女の目の前には、少女によく似た別の少女が眠っていました。



眠っている黒服の少女は、ガイア。
その正体は、ガイア・コンピューターのOSとして生み出された人工生命体でした。

天の卵の竜や、珊瑚の神殿の哲学の炎、冬のシーズライトのオートマタは全て、このガイアによってリ・ガイアに悪夢を顕現させるために呼び出されたのだと少女は言います。


では、ガイアを生み出したことが終末に繋がったと言っていた少女の言葉の意味は何なのか。

アムニスはガイアに、ネットワーク上にアップされていた膨大な人類のデータを学習させ、人類の総意をシミュレーションし、星そのものに実行させることを命じました。

命じられた通りに人類のデータを学習したガイアは、ひとつの総意を見つけ、結果レッドクイーンの出土を星に実行させます。


そう。ガイアが見つけた総意とは、人類が滅亡したがっている、ということでした。


そしてガイアは今も人類の終わりを実行しようとしていて、それが死季という現象を招いているということなのです。

うああ!
話が壮大ですが、まだついていけている!大丈夫!笑
(うまく文字にできているかはさておき←)


やけに物知りな少女に、ぽぽつーはその正体を尋ねます。
少女は自分のことを『もう一つの星の少女』と呼び、リ・ガイアだと名乗りました。


そのとき、ガイアを覆う機械が警告音を鳴らし、ぽぽつーたちを侵入者と判断して排除行動を取り出します。


ここで防衛用の雑魚敵を蹴散らしながら、ガイアを覆う防衛システムとの戦闘になりました。
強くはないですが、少し長期戦になるので回復アイテム必須です!


そうして防衛システムに勝つと、ついにガイアが目覚めるのでした。

次につづく!