ゆるぽぽ帳

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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.38 第三話B「泡沫の歌」(12)

連続投稿1/2回目!

■夏水の節 26日~27日

畑が広くなったお祝いに、村長から作物の種をもらいつつ。



畑がまた広くなってうれしい~!
相変わらず大きい岩が邪魔だけど、それでも十分広いです。


畑仕事を終えたら、シャトラでのクエスト『続・マスターの秘密』をクリアして、珊瑚の神殿へと向かいます。


神殿の中頃でぽぽつーたちが目にしたのは、大爆発が起きて巨大なクレーターができた爆心地でした。



爆心地の傍らで泡沫を見つけ、伝言を聞いてみます。


"エモ…私のかわいいエモ…。
あなたを残して先に去ることを許してちょうだい…。

シーズライトが異常発光したあの日…
この地にあの危険な光の玉『海のほむら』が現れた日…

その危険性に気づいた私たちは、なんとかあなただけでも逃しました…。
そして、海のほむらを封印するために、究極の歌魔術を歌ったのです…。

しかし、海のほむらの持つエネルギーは途方もなく…
封印のためには、私たちセイレーン全員の魂を犠牲にする必要がありました…。

きっと今、私たちセイレーンの魂は海のほむらと融合し、この海の底で無念とともに悲しみの歌を歌っていることでしょう…。

私たちは海から生まれ、やがて海に還る泡沫…。

海のほむらを放っておけば、この海そのものが壊れてしまう…。
だからこうするしかなかった…。

でも、危機は完全に去ったわけではありません。
私たちの思念が残っている限り、悲しみの歌は止まらない…。
そして今の私たちを止められるのは、もうあなただけなのです…エモ…。

あなたを逃したのはそのためです…。
私の血を引き、もっとも歌魔術の力に長けたセイレーンであるあなたを…。

でも、母として迷っています…。
あなたに、こんな残酷な運命を与えてしまっていいのかと…。
だから、あなたが決めて…どうしたいか…。
私たちセイレーンの最後を…。

ひどい母親で…ごめんな…さ…"

うえええええ!!
セイレーンの里たる珊瑚の神殿に誰もいないと思ったら、エモ以外全滅してたー!!!


そこに様子を見に来てくれたハイネが状況を察して、ぽぽつーたちは一度シャトラに戻ることにしました。


ああ…エモがパーティから外れちゃった。。。


ハイネの家で、改めてハイネに状況を説明するぽぽつーとアリア。


エモは里への助けを借りるためにシャトラに駆け込んだが、不幸にもあの悪徳オーナーに捕まってしまったんですね。
そうしてそのときに出現した海のほむらなるものの力を抑えるため、セイレーンたちは一族全員の魂を犠牲にしたが、今度はセイレーンたちの無念の魂が海のほむらと融合してローレライになってしまった。
そして今でも海底で悲しみの歌を歌っている。

状況は分かりましたが、ローレライを倒すにはエモの歌魔術の力が必要になります。
エモはどうしたいのか、ぽぽつーたちはエモを案じるのでした。


一方のエモはお客さんがいなくなった酒場で1人、マスターと向かい合って座っていました。


そこにハイネが現れ、2人分の注文をしてエモの隣に座り、独り言のように話し出しました。


私も何かを忘れたいときに酒に頼ることはある。
あのときこうしていれば…そう悔やむ気持ちを忘れるために。


だが、結局は忘れられない。
忘れようと思うことほど、自分にとっては大切なことだからだ。
でも、だからこそ覚えていられる。
痛くて辛いから…忘れない。

なくしたものを覚えていられるのは、残された自分たちの方だけだ。
忘れないでさえいれば、心の中に彼らの足跡は残る。


そのためにきっと、心ってのは辛い記憶ほど忘れないようにできているのかもしれない。
そうハイネの言葉を聞いたエモは、何かを決意したような表情で酒場から出て行ってしまいました。


そうして酒場に残されたハイネもまた、忘れられない記憶を抱えているような顔をしていたのでした。



その後、砂浜に佇んで夏の泡沫を見ているエモのもとへと向かったぽぽつーたち。

みんなの決意を無価値にしないために。
向き合えるのは自分しかいないから。
エモはローレライと戦う覚悟を決めていました。


エモが鳴くのがいちいち可愛くて困る。
キュ!ってなんなん!アザラシか!笑
そんなかわいいエモが再び仲間になりました。
おかえりなさ~い。


そしてなんと、ハイネも仲間になりました!


と同時にぽぽつーが新たなジョブ、メカニックを覚えました!
カニックは物理攻撃と弱体化が得意な前衛ジョブで、チャージ攻撃ができます。


次につづく!