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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.23 第三話A「天の卵」(5)

■夏水の節 3日

ティエラを追いかけた先に、明らかにボスっぽい影が見えました。



やはりアジールが自分を追って来てしまったことに、悲しげな顔を見せるティエラ。
その背後には、巨大な竜のような姿をした生物が静止していました。


家に帰ろうと言うアジールと、それを拒否するティエラ。



ティエラは忘れていたことを全て思い出して、自分と竜の正体について話し出しました。

ティエラは、竜を制御するためにこの研究所で造られた生体ユニットでした。
そして、竜は誰かを殺すための兵器。
その兵器を制御する役割の彼女自身もまた兵器の部品なのだと、ティエラは言いました。

ネメアを襲った魔物たちは部品であるティエラを探していたため、女性ばかりを狙って攫っていたとのこと。

ちなみにこの研究所はやはりアリアの時代のもので、当時は研究所の閉鎖がニュースになっていたそうです。
ただ、なぜ今の時代にその研究所があるのかは分かりません。

アジールに真実を知られたくなかった。
自分は兵器だから、もう一緒にはいられない。
そう話すティエラの言葉を、アジールは強く否定します。



例えティエラが兵器でも、僕は君の心を知っている。
君がなんのために生まれたかなんて関係ない。
生きていく道は、変えることができる。

そんなアジールの言葉に、ティエラは嬉しそうに笑うのでした。


しかし実際のところ、竜が再起動する時間が迫ってきていました。

今の竜は全てを攻撃する兵器。
短い間でも好きになったネメアの街を、住民を、そしてアジールを。
大切なものを守るために、ティエラはアジールに最期の願いを託します。



くぅ…!
涙腺がじわじわする…!


ティエラが消えると同時に、目覚める竜。
ここからボス戦です!


竜の他に雑魚魔物も出てくるので、少々邪魔くさいですね。
風の結晶で足場を移動しながら戦う必要がありました。


しかし竜を倒したかと思いきや、まだその巨体は墜ちません。



このままでは飛んで逃げられてしまうというところで、空中戦が得意なスカイランサーのアジールが前に出てきました。


ちゃんと、ティエラに伝えないといけないから。

アジールが空を跳び、竜に最後の一撃を与えます。


そうして竜が消え去るとき、アジールはティエラに謝罪と決意の言葉を口にしました。



そしてそんなアジールに応えたかのように、ティエラの最期の残滓が彼に笑いかけたのでした。


ぶえええ!泣ける!泣けた!
こういうの弱いんだからやめてえええ!←


それからネメアの街に戻り、ティエラが好きだった展望台で1人黄昏ていたアジール


そこにアリアが現れ、「渡したいものがある」とアジールにあるものを渡します。


それはティエラのメモリーとして唯一残っていた、彼女が好きだった風景のデータでした。



データを渡し、すぐにその場から去っていったアリア。
アジールは残されたデータの風景を見て、ティエラを想って涙を流すのでした。


次につづく!