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【ネタバレプレイ】トライアングルストラテジー - Part.65 エピローグ 道は果てしなく

ついにゲームクリアです!

■目次


1. メインストーリー「エピローグ」



ウォルホート領の墓地で眠るデストラに、セレノアのことを報告するベネディクト。
セレノアを覇者にするというベネディクトの誓いは叶い、あとはセレノアを利用した罪を償うつもりだった。


しかしそこにセレノアが現れ、自決は許さないとベネディクトに告げる。
ベネディクトが必要だというセレノアに、ベネディクトは全て自分の欲望のためにやったことだと返す。

ただ一言、デストラに「よくやった」と褒められたかったというベネディクト。

そんなベネディクトを、セレノアは褒めた。

自分もベネディクトと同じだと続けたセレノア。
セレノアもまた、ノゼリアと民を背負う気持ちに偽りはないものの、ウォルホート家当主に相応しいと周囲に認められたかったのだという。

私は、お前が支えるに足る人間ではないだろうか?

セレノア問いにベネディクトは、セレノア以上の主はいないと答える。
そして命が尽きるまで仕えることを誓うのだった。


後日、ホワイトホルム城で、新しい岩塩鉱床が見つかったとヒューエットから報告が入る。

この情報は全て公開され、また産業や交易の活性化に役立てられる。
そして予定以上の成果に商業がさらに盛り上がると話をしていたところに、アンナが現れる。
アンナは、塩商人一家が殺された強盗殺人の犯人を捕らえたと報告するのだった。

犯人はローゼル族の男で、家族を食べさせるためにやったと自供している。
貧民に喘ぐ者の犯罪が続いている中、フレデリカは貧民の救済の必要性をセレノアに訴える。

すでに貧民に職を紹介する仕組みがあり、ローゼル族を差別しないよう布告も出している。
これ以上は特別扱いはできないというベネディクトの意見を、フレデリカは落ち込みながらも受け入れる。

事情があるとはいえ、殺人の罪は重い。
極刑の沙汰が下される中、フレデリカは形見の首飾りを握りしめるのだった。

新しく生まれ変わりつつあるノゼリアで、民の信頼を得るためには公平に正しい規律を示す必要があるとフレデリカを諭すセレノア。
そしてこの場にいる全員に向けて、ロランの名にかけて、ノゼリアを良い世界にすると誓うのだった。

そして数年後。

ウォルホート領の廃墟となった街で、碧眼の僧侶が貧民たちに食べ物を配っていた。

配る食べ物がなくなり、また明日来るという僧侶の言葉を縋るように信じる貧民たち。
施しを求める者は増え続け、もっと多くの食べ物が必要だという修道女は、塩で儲けて豊かで華やかな生活をしている王都の住民を羨むような言葉を口にする。

それい対し、足りないのは食べ物だけではないという僧侶。
そのとき衰弱したローゼル族の老人が現れ、崩れるように倒れた老人を僧侶が駆け寄り励ます。

僧侶の顔を見た老人は「我が君」と言葉を残し、そのまま息絶えてしまうのだった。

声が似てるなーと思ったら、やっぱりロランだった!



僧侶――ロランの耳には、新しいノゼリアに馴染めなかった者たちの泣き声が聞こえていた。

この泣き声がやがてノゼリアを襲う嵐となると予感するロランは、彼らの声と自分の声が聞こえているかと、遠いセレノアに向かって問いかけるのだった。

そこにイドーとその信者が現れる。
お互いの視線を合わせ、黙って頷き合うロランとイドー。
そしてイドーは修道女に案内され、どこかに向かうのだった。

これはロランの王位奪還フラグではないのかね!?やっぱりイドーは大人しくしてなかった!

こうやって争いの歴史は繰り返されるわけですね。なるほど。




クリアしました!やっほーい!

『Fin』のイラストが、ベネディクトだけ微笑んでいるという意味深な感じ…。

次はプレイした感想まとめ!