教皇がとてつもなく強そうです。
■目次1. 最終話あらすじ
ついに大鐘砲が発射され、女神の盾は打ち砕かれた。
ウォルホート家とエスフロスト軍は、首都の南で合流。
破壊された箇所から突入し、一気に教皇宮を制圧すべく体勢を調える。
戦いは最終局面を迎えようとしていた。

2. メインストーリー「教皇の正体」
エスフロスト軍と合流したセレノアたち。

このまま一気に教皇宮を落とそうとベネディクトが声をかけたそのとき、カンセルとライラが軍を率いて現れた。
その場を持つというグスタドルフ。
ウォルホート軍に道を作るため、エスフロスト軍がカンセル・ライラ軍の突破を試みる。
一方の教皇宮では、エニグマが女神の盾が破られたことに大きく動揺を見せていた。

そんなエニグマを宥めるイドー。
そしてエニグマに罪の許しを請うかと再確認したイドーは、教皇の勅命といって特別な任を与えると言うのだった。
エニグマを教皇の座す場所へと呼び寄せるイドー。
そしてイドーは、教皇が反徒に罰を下すため、直接戦場へ連れ出すようエニグマに命じた。
続けてイドーは、教皇にその姿を現すように呼び掛ける。
ついに教皇の姿を見たエニグマは、その姿に言葉を失うのだった。

女神の盾を通り、市街地へと向かったセレノアたち。
そこでエニグマと一人の女性が立ちはだかる。

セレノアたちのせいでこんな役目を負わされたと、嘆きに似たことを言うエニグマ。
反徒を皆殺しにしなければ殺すとイドーに言われたエニグマは、そのために教皇をここに連れてきたのだと狂ったように笑った。
教皇と言われた女性がセレノアたちの前に躍り出る。
エニグマが「女神の罰を受けろ」と笑い叫んだとき、教皇はエニグマへと振り返り、その両手を天高くかかげた。
その瞬間、妖しげな光が教皇の両手に集まり、その光は柱となってエニグマに降り注いだ。

絶命したエニグマ。
次の瞬間には教皇はウォルホート軍に向かってその力を放ち、多くのウォルホート兵が一瞬で消え去ってしまうのだった。
なんなん、そのチート!!!
前に言ってた『人形』って、この教皇のことか!?
その威力と魔力結晶エルフリックと同じ光を放つ教皇の力を見て、ジーラは教皇がエルフリックの力を取り込んでいることに気づく。

人間離れしたその所業に、教皇が人間ではないと悟ったセレノアたち。
そして教皇の力で歪な敵兵が生み出され、分が悪いと思ったセレノアが撤退を命じようとするが、ベネディクトはそれを制止した。
正体不明の強敵を前にここで退けば、ハイサンドに立ち直る隙を与えてしまう。
未知の敵を恐れて引き下がる者が、未知の未来に辿り着けるはずもない。

恐れず進むよう告げるベネディクトの言葉が、セレノアを突き動かす。
セレノアたちは態勢を調え直し、目の前の強敵に立ち向かうのだった。
戦闘前にルドルフをボウマスターにクラスアップ!
ラスボスは教皇もとい人形ってことね!負けない!