【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.115 望想の地オルニオン
【前回のあらすじ】
何もないところに街がドーン。
首脳会議で話がまとまりドーン。
ユーリとフレンが友情を再確認しドーン。
最終決戦に向けて準備ドーン。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】決戦前夜
その日の夜、フレンは監視台にいるパティに声をかけた。
ユーリを探しているというパティは、フレンこそ何をしているのかと問いかける。
見回りをしているとフレンが答えれば、隊長自らが見回ることを不思議に思った様子のパティ。
騎士の務めに階級は関係ないと答えたフレンは、騎士の在り方については、自分は市民を守るべき存在だと思うが、そう思わない人もいるのだと続けた。
騎士団が良い方向に向かいつつあるものの、それをなかなか信じてもらえない現状がある。
そんな中、フレンは覚悟を決めたのだという。
今まで明確な善悪の境目を探していたが、今回の一連の事件でそんなものはないのだとようやく分かったというフレン。
結局、その都度全力で悩むしかなく、それは辛い道ではあるだろうが、もう逃げない。
そういう覚悟を決めたのだという。
それを聞いたパティは、覚悟を決めたのは偉いが、それではダメだと言った。
そして自分がかつてアイフリードとして海賊を率いていた頃、みんながいたからこそ首領としてやってこれたと話すパティ。
記憶を失ってからも、ユーリたちが側にいてくれたから今の自分がいる。
だから1人で悩むことはないのだとパティは言った。
あれ?パティがアイフリードだったくだり、フレンって知ってるんだったっけ?
「みんなことはみんなで考える」というパティの言葉を受け止めるフレン。
フレンが「君はときどき大人びたことを言うね」って言うたがな!やっぱりアイフリードだって知らんのちゃうん!
いつか夢見た世界を実現nするため、みんなと協力し合い、まずは星喰みを倒すことから始めることにしたフレン。「動こうとする覚悟が周りを動かす」というパティの言葉にフレンは礼を言い、1人パティの言葉を噛み締めるのだった。
時を同じくして、宿屋の外で顔を合わせるジュディスとリタ。
リタはジュディスの隣に座り込み、戦いが終わったあとどうするのかを問いかける。
魔導器が全部使えなくなれば、ジュディスはやることがなくなるというリタ。
ジュディスはそれを肯定し、以前は魔導器を壊すことしか目的がなかったが、リタたちと旅を続けたことでどうでもよくなったのだとジュディスは言う。
逆にリタはどうするのかと、ジュディスが尋ねる。
魔導器以外にも研究するものはある、魔導器以外にも信じられるものがあると分かったと返すリタ。
リタはみんなとの関係を気に入っているらしい。
リタもジュディスも、みんなと旅をしたことで自分が変わったことを実感する。
旅が終わったらバウルといろんなところへ行こうかなと口にするジュディス。
リタとエステルもジュディスと一緒に行く話になり、そのために星喰みを倒すことを決意する2人だった。
一方、カロルとレイヴンは夜遅くまで資材を運んでいた。
カロルは完成途中の街を見て、誰かのためにしてあげられることがあるのは嬉しいと言った。
今まで、いい格好ばかりしたいと思っていたというカロル。
そしてそれは、1人でできなければいけないものだと思い込んでいた。
だけどみんなと旅をしていく中で、力を合わせた方がやれることも、喜ぶ人もすごく増えることに気づいたちうカロル。
レイヴンんはそんなカロルを、格好いいと褒めるのだった。
カロルはレイヴンの夢を尋ねる。
やっと『生きている』というところまで戻ったというレイヴンは、夢を持つのが夢だと答えた。
そうしてカロルが心臓の調子を聞けば、不思議と調子がいいと答えるレイヴン。
精霊のお陰かもしれないというカロルに、だとしたら今回の作戦も悪いことばかりじゃないとレイヴンは言った。
みんなと会えたことを改めて喜ぶカロル。
レイヴンもまた、自分も本当にみんなと会えてよかったと思うと返す。
そして2人は改めて打倒星喰みを決意するのだった。
カロルと別れて1人になったレイヴンが夢を探すことにやる気になってて、生きることに前向きになっているのが良いです!
ラピードと夜空を見上げるユーリに、エステルが話しかける。
エステルがユーリの隣に座ろうとすると、空気を読んだラピードが立ち上がったよ。なんて賢い子!
「明日、星喰みを倒しに行くんですね」と口にしたエステルに、アレクセイたちの研究が役立つなんて皮肉だとユーリは返す。アレクセイたちが他の人のことを考えていたら、というエステルに、ユーリは彼らはその選択をしなかったのだと続けた。
エステルは、ユーリがいつも自分で選択してきたことを口にする。
それが正しかったかどうかは終わってみなければ分からないが、それでも自分で選択したいだけだと答えるユーリ。
『選択する』と選べることがすごいというエステルに、ユーリはエステルもちゃんと選んできたことを口にする。
ユーリの言葉に首を横に振るエステル。
エステルはユーリたちと旅をして、生きることは選択すること、選択することは覚悟することなんだと分かったのだという。
今までずっと与えられた役割を演じてきただけで、だからこそその時々で振り回されていたのだというエステル。
今もちゃんと選択できているか分からないが、それでも今ここにいることは自分が選んだことだと思うとエステルは言った。
ユーリと旅ができてよかったというエステルに、自分も同じだと返すユーリ。
旅が自分の性に合うと言ったユーリは、これからも旅を続けていくつもりらしい。
そして2人は自分たちの未来のため、星喰みを倒す決意をする。
なーんか見つめ合うシーンがあって、いい雰囲気の2人でした!
翌朝、集合したユーリたち。
すっかり立派な姿になったこの街に、オルニオンという名前をつける。
カロルの命名は「手作り丸太の…」でした。圧倒的なダサさ。
そしてヨーデルの剣をベースに、明星壱号を修理したというリタ。
すっかり姿を変えたそれに、カロルが明星弐号と名付ける。
いよいよ最後の戦いに旅立つユーリたち。
残りの準備はこちらに任せてくれというフレンに、ソディアがフレンも行くように声をかける。
あのソディアが…!成長したな…!
ヨーデルにも背を押され、フレンはユーリたちと同行することにする。いよいよゲームクリアが見えてきたぜ!