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【ネタバレプレイ】FF16 #67 旧クリスタル自治領で動き出す

孤児にスリをやらせている組織、砂礫旅団。
テオドールによると彼らはボクラド市場周辺に住みついている野盗で、孤児の他にも難民たちの弱みに付け込んで悪事を働かせている奴らなんだそうです。



クライヴたちがエルイーズと一緒にスリの元締めを探していることを知ったテオドール。
別の悪事で同じく砂礫旅団を追っていたテオドールは、クライヴに旅団を一緒にやっつけるよう協力を求めました。

そしてホンザから、旅団の根城があるであろう大まかな場所を聞き出します。


するとここで、テオドールとの必須クエストが発生しました。

■運び屋の誇りにかけて
旅団の根城があるらしい場所に向かって進んでいくと、どこかクライヴたちのことを聞きつけた旅団の野盗たちが邪魔をしてきます。


4~5人の野盗たちを2度ほど倒して進んだところで、野盗の根城を発見することができました。


難民とホンザのお陰でたんまり稼げたと話している野盗たち。
彼らが捕まるまで使い潰してやろうなんてあくどいことを考えていたようなので、クライヴたちでさくっとお仕置きをします。

旅団の根城には最近盗んできたものらしい金目のものがどっさりと積まれており、グツの商人札もまだその中にありそうでした。


盗品の整理はテオドールに任せ、クライヴたちは一度エルイーズに報告しに戻ります。


そして盗品の整理をあらかた終えたテオドールが後から合流し、グツの商人札も無事に手元へ戻ってきたのでした。

事件も落ち着いたところで、「そろそろ正体を明かしてほしい」とエルイーズがクライヴに言います。
エルイーズはクライヴが単なる用心棒ではなく、『大罪人シド』であることに気づいていました。


そしてエルイーズは、自分たちも『シド』の同業者だと話します。
彼女たちが営む『赤の商隊』は、お金さえ積めばなんでも運ぶ『砂漠の運び屋』で、今まで何度もベアラーを運んだことがあるそうです。

運び屋という形でベアラーを保護しているエルイーズたち。
実はテオドールもベアラーで、彼はエルイーズが最初に保護したベアラーなのでした。


同じ目的のもと、『シド』と『赤の商隊』で手を組むことになり。
今度はテオドールから信頼の証を受けとります。


エルイーズとテオドールの信頼の証は割符になっており、2人の信頼の証が揃って初めて『赤の商隊』の信頼の証となるということでした。
信頼の証が2つで1つだなんて、なんだか中二病心をくすぐられます。笑


グツの商人札は、クライヴの手によって本人の元へと戻り。


ホンザたち孤児は、エルイーズの計らいで仕事を持ったようです。


ボクラド市場での事件を解決したことで、これで当初の予定通り、クライヴたちは商人グツの用心棒として旧クリスタル自治領へと入ることになります。

グツは乗合馬車でそのまま旧自治領内へ。
クライヴとジルは途中で馬車を降りて、別経路から旧自治領内へ入ることにします。

買い出しと偵察、それぞれの用事を終えて、最後は街の中央にある鐘楼で落ち合う。
クライヴたちはそう約束して、乗合馬車に乗り込んだのでした。


その頃、旧自治領の神皇宮にある貴賓室では、ジョシュアとディオンが話をしていました。


ザンブレク内にアルテマが入り込んでいると疑っているジョシュア。
しかしディオンは、少なくとも父・シルヴェストルに操られている様子はないと断言します。

各地の異変や戦乱の陰で蠢く、人ならざる存在・アルテマ
ジョシュアからその話を聞いたときは妄言かと思っていたディオンでしたが、実際にアルテマを身の内に封じ込めたジョシュアの胸の傷を見て事実だと悟りました。

一緒にアルテマと戦ってほしいと、ディオンに願うジョシュア。


しかしディオンは、ダルメキアと交戦中の今は無理だと答えます。
マザークリスタルを失ったダルメキアが停戦破棄をして攻めに転じることが見込まれ、ザンブレクの民を守るためにもバハムートという抑止力が必要だと言います。

しかしこのままアルテマを止めなければさらなる戦乱が生まれ、ヴァリスゼアに混沌が訪れてしまう。

ディオンはジョシュアの言い分を理解していながら、それでも『どうしてもやらなければならないこと』があると、意思を変える気はありません。


そうしてディオンは1輪の花を見つめながら、先日アナベラと話した日のことを思い出していました。
(だからちょいちょい出てくるその白い花は一体何なのー。)


ディオンの出自の秘密を口にしたアナベラ。
高い地位にはそこにふさわしい血が必要だと話す彼女は、ディオンの血は皇家に相応しくないと遠回しに指摘します。


そこで彼女はシルヴェストルにひとつ忠告をしました。
「ディオンが謀反を企てている」と。

それを聞いたシルヴェストルは、自らが得意とする占星でアナベラの忠告の真偽を確かめます。
しかしその占星を行う星詠さえ、すでにアナベラの手の内に落ちていたのでした。


決して皇位を狙うことなくバハムートのドミナントとして国に役立つのであれば、ディオンが皇家に存在することを許すと言うアナベラ。


そんなアナベラの存在をディオンは『ザンブレクを穢す闇』と称し、それを祓わねば新たな戦火が生まれると懸念しているのでした。


『ザンブレクを穢す闇』が実母であるアナベラだと察したジョシュア。
アナベラに代わり、謝罪の言葉を口にします。

アナベラのことは、皇家の一員として、自分が決着をつけなくてはいけない。
そのあとであれば協力を惜しまないというディオンに、ジョシュアは感謝の言葉を述べるのでした。


そうしてジョシュアとの会合を終えたあと、ディオンは側近のテランスに問いかけます。
「これから余が行うことを、お前は罪と咎めるか?」


"私――我々聖竜騎士団の主君はあなたです。
すべてはディオン様の御心のままに。"


テランスの言葉に礼を返したディオン。
そして決意を秘めた表情で、聖竜騎士団に戦の支度を命じたのでした。

"逆賊アナベラと猊下を騙る不届き者を討ち取る。
ザンブレクを取り戻すぞ!"


次につづく!