【ネタバレプレイ】FF16 #30 世界の陰
もう少しクエストを進めます。
■命の重さ
話しかけるなり、突然声を荒げてきた貴族のブノワ。
息子が魔物に襲われているらしく、早く助けに行けと怒鳴られました。
うーん、助けに来るはずの誰かとクライヴを勘違いしているということでしょうか。
とはいえ魔物に襲われているということなので、クライヴは代わりに息子を助けに行くことにします。
息子の居場所を尋ねれば、ブノワからはなんだか意味深な返事が返ってきました。
今度のベアラーは、ってなんだ。怪しいな。
ブノワから教えられた場所に行ってみると、狼型の魔物に囲まれている少年がいました。
クライヴが魔物をやっつけます。
少年を無事に魔物の脅威から助けられたかと思いきやなんと、あの魔物たちは『猟犬』だと言うではありませんか。
挙句の果てに「ベアラーなんて魔物にやれて壊れちゃえばいいのに」と言われる始末。
ブノワのところに走り去った少年の近くには、魔物に襲われて絶命したらしいベアラー2人の遺体がありました。
これは詳しい話を聞かなければならないと、クライヴはブノワと少年の元に戻ります。
するとブノワからは『猟犬』を殺したこと、まだ生きていることを咎められました。
そう、この親子は『猟犬』と称した魔物でベアラー狩りを楽しんでいたのです。
クライヴのベアラーらしからぬ態度に激怒したブノワは、クライヴの主を今すぐ呼んでくるように言います。
しかしクライヴがイサベラの用心棒だと分かるや否や、先ほどまでの威勢の良さはなくなってしまうのでした。
"ベアラーもお前たちと同じように恐怖や痛みを感じるんだ。
いいか、命で遊ぶんじゃない。
こんな馬鹿げたことは二度とやるな…!"
クライヴの注意もむなしく、その親子はまた新しい魔物とベアラーを求めて去っていきます。
クライヴがベアラーたちを弔うために遺体のあるところまで戻ると、そこでイサベラの元で働いているというレイモンと遭遇しました。
イサベラの言い付けで、放置された遺体を葬って回っているというレイモン。
2人でその遺体を弔いましたが、ブノワたちがベアラー狩りをやめない以上、被害者はまだ出続けます。
ベアラーの命を何とも思っていないから、こんな残酷なことができる。
お金持ちの貴族たちはベアラーを退屈しのぎに使い、死ねばゴミのように捨てる。
「だが少なくとも、あの貴族のくだらない遊びは終わるだろう」。
レイモンが妙に確信的な口調でそう言ったそのとき。
ブノワたちと思わしき悲鳴が辺りに響きました。
……えっ?まさか、レイモンが何か仕掛けたってことですか…?(ぷるぷる
"野生の魔物がそう簡単に懐くものか。
下手に近づけば噛み殺されるのがオチさ。
それはベアラーも同じ。
いつか牙をむかれたとき、『人様』はどうするつもりなんだろうか。"
レイモンと別れたあとにブノワと出会った場所に行ってみると、そこには大量の血痕と何かを引き摺ったような跡だけが残されていました。
ひえぇぇぇ。これ、商人のフリしてあえて凶暴な魔物をブノワに引き渡したとか、絶対レイモンが何かやったでしょ。
■壁を超える欲望
次はノースリースで、商人のエティエンヌから少し手を貸してほしいと依頼がありました。
これから関所の壁の外側で取引があると言うエティエンヌ。
しかし彼は番兵に目をつけられていて壁の外へ行けないそうです。
小袋を取引相手に届けるだけの仕事ということですが、めっちゃ怪しいやん。。。
ちなみに小袋の中は、壁の外の住民が喉から手が出るほど欲しいもので、中を知らない方が上手くいくものらしいです。
怪しさマシマシ。
エティエンヌに言われた通り、酒屋、ハーブ屋、雑貨屋に小袋を届けて行きます。
小袋を受け取った商人たちは誰もがとても喜んでおり、小袋の対価に上等な蒸留酒、葉巻、香水を受け取りました。
そうして預かった対価をエティエンヌまで無事に届けたクライヴ。
届け物をしながらクライヴは、あの小袋の中がクリスタルであることに気づきます。
クリスタルの闇取引なんて、見つかれば首が飛んでしまう重罪です。
だからこそエティエンヌは小袋の中を知らない方が良いと言っていたのでした。
そして一口にクリスタルと言っても、エティエンヌが取引をしているのは屑のような破片だけ。
そんなものでも関所の外の住民にとっては、上等な嗜好品と取引ができるほどの価値を持つということなのでした。
関所の外に出来ていた市場は、皇都オリフレムから配給されるクリスタルのおこぼれに預かろうとした人々が作ったものだということでした。
次につづく!