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【ネタバレプレイ】FF16 #22 イーストプールのベアラー

イーストプールの村長が言う『ベアラーを返す』とはどういう意味なのか?
クライヴが聞けば、村長が経緯を説明してくれました。



ここイーストプールでは、ロザリア公国からの命により行き場をなくしたベアラーたちを預かっていました。
そのベアラーとは、13年前に鉄王国がロザリアへ侵略した折に、主を失った者たちのことで。

あくまで一時的な処置ということで、事が落ち着き次第ベアラーを返すつもりだったところが、ロザリアがザンブレクの属領になったときの混乱でこの決めごとも有耶無耶になってしまったのです。

本来であれば現在のロザリアを治めている属領総督府に返すのが筋であるものの、ザンブレクのベアラーの扱いの酷さを知る村長にはそれが出来ずにいたということなのでした。


そこで村長はクライヴにベアラーを引き取ってほしいと願い出ます。


しかしクライヴが「今の自分ではベアラーを守れない」と断ると、村長はそれを受け入れながらもひとつだけ別の願いを叶えてほしいと懇願しました。

それは、エルウィンを敬愛してやまない年寄りのベアラーに関することで。
再びエルウィンに仕えることができなくとも、エルウィンによく似たクライヴの顔を見せてあげてほしいと言うのです。


そのくらいならと村長の願いを受け入れたクライヴ。
ここでクエストが発生しました。

■遠き日のロザリア
村長に言われた通り、その年寄りのベアラーがいつもいるという村の井戸まで向かったクライヴたち。
しかしそこには誰の姿もありませんでした。

村人たちにそのベアラーの行方を聞いてみることに。
そうするとそのベアラーはかつてロザリス城の調理場で働いていて、エルウィンに声をかけてもらったこともあるということが分かりました。

さらにはロザリス城からの迎えを待つと言って出歩くことも増えているんだとか。
村の外を探してみたところ、イーストプールへと続く道が見える小高い丘に、そのベアラーはいました。


クライヴの顔を見るなり、エルウィンが迎えに来たのだと喜びを見せるベアラー。



クライヴはベアラーに自分がエルウィンであると思わせたまま、まだロザリス城へ帰ることはできないのだと告げます。

"爺さん、城に戻ることはできない。
それに俺は今、旅の最中なんだ。
だから俺の用事が済むまで、もう少しだけここで待っていてくれないか?"


いつまでもエルウィン(クライヴ)の帰りを待ち続けると答えたベアラー。
このことを村長に報告すれば、あのベアラーはもう思い出の中だけでしか生きられないのだと村長は言いました。


そしてまた、思い出の中だけでしか生きられないのは自分たちも同じだと、彼は言います。


イーストプールに黒の一帯が迫ってからというもの、作物の実りが悪くなり、村人たちは次第に村を去っていきました。
ハンナが家財を売って用立ててくれなければ、残された人々は日々を暮らしていくこともできません。

預かっているベアラーたちを養いたくとも、これ以上はパン一切れすら与えることができない。
これがイーストプールの現状なのでした。

助けを求めて属領総督府にも陳情したものの、彼らはエルウィンを敬愛するイーストプールの人々を『大公派』と呼び、相手にすらしてもらえず。
困り果てている様子の村長にクライヴは、シドならベアラーを受け入れてくれると希望を持たせたのでした。


そして村長は、クライブの用事が終わったらイーストプールに立ち寄ってほしいと願います。

貧しい思いをさせているハンナの身の周りのことも含め、今後のことを相談したい。
そう話す村長に「必ず寄る」と、クライヴは約束をしたのでした。


そうしてイーストプールを出て、黒の一帯を抜け、ついにクライヴたちはフェニックスゲートへと辿り着きます。


フェニックスゲートは崩れた瓦礫の山のまま、まるで時の流れから取り残されたかのように13年前のあの日のまま、変わらずそこに在りました。

イフリートとフェニックスの戦いで抉れた大地を横目に見ながら先へと進みます。
(隕石が落ちてきた並みのクレーター…!)


するとその先で、クライヴたちはあのローブ姿の男の後姿を見つけたのでした。


ローブ姿の男!
ジョシュアなの…!?君はジョシュアなのかい…!?

次につづく!