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【ネタバレプレイ】FF16 #21 イーストプールでの出会い

フェニックスゲートを目指して、マーサの宿からグリーンシーブズという湿地帯に入ったクライヴたち。
そこで1人の男からクエストを受注しました。

■街道を拓け
湿地帯に増えてきた魔物を好物でおびき寄せて一気に片付けるつもりだった男。
しかし魔物が予想外に集まってきてしまい、自分の手には負えなくなってしまいました。
そこで男は、マーサの信頼の証を持つクライヴに討伐依頼を出します。



好物に群がっていた魔物を一掃し、別のところにいた男の仲間に討伐報告をします。
男の仲間はクライヴの強さに感嘆すると同時に、替えの利くベアラーに魔物退治をさせた仲間の機転に感心したのでした。


エストを終えてさらに進んでいくと、イーストプールという村に到着しました。


しかし村は随分と静かで、ひっそりと暮らしている様子が見てとれます。
そのとき、1人の女性がクライヴの名前を呼んで、声をかけてきました。

声をかけてきたのは、クライヴが青年時代にお世話になっていたマードック将軍の妻・ハンナ。


互いの再会を喜び合う3人は、そのままハンナの家で話をすることにしました。

13年前、『鉄王国の手から逃れるために幼い2人で旅に出て今に至る』とハンナに話すクライヴたち。
ハンナは自分の家に思い出があると、今もイーストプールでひっそりと暮らしているとのことでした。

ロザリアがザンブレクの属領になってから、元ロザリア大公妃・アナベラがザンブレクの皇室に入ってからすべてが変わってしまったと、ハンナは話します。
まだクリスタルの加護が受けられるロザリスに移ろうとしても、アナベラが平民を受け入れるわけがありません。

しかし、マードックの妻であるハンナであれば貴族と等しい扱いを受けられるのではないか?

クライヴの疑問にハンナは視線を落とし、マードックが死んだことを告げたのでした。



マードックの死に動揺を隠せないクライヴ。
マードックはあの日、イフリートの炎に包まれて死んでいきました。
ジョシュアだけでなく彼もまた自分が殺してしまったのだと、クライヴはこのとき気づいてしまったのでしょう。


すっかり顔色が悪くなったクライヴを見て、今夜だけでも自宅に泊まるように声をかけるハンナ。
その優しさに申し訳が立たなかったのか、クライヴが一泊するために借りたのは納屋なのでした。


フェニックスゲートの出来事から13年。
ベアラーに身をやつしながらも、地を這いながら生きてきたクライヴ。
それは全てジョシュアの仇を討つために、それが自分がジョシュアに生かされた意味だと思っていました。


しかし現実は、ジョシュアも、マードックも、その他の人々を殺したのは自分自身で。
クライヴは自分が生きている意味が分からなくなっていました。


そんなクライヴの姿を見て、ジルも自分のことを話します。

自分が戦って、大切な人も、その他の人もたくさん犠牲になった。
その事実に耐えられなくて、自分を保てなくて、おかしくなってしまいそうで、本当はダルメキアとの戦いで死ぬつもりだったとジルは言います。

13年前のあの日の前夜、2人で月を眺めていたクライヴとジル。
あのときジルがメティア(月の隣で輝く、願いを叶えるといわれる星)にかけた、クライヴの無事を祈った願いは叶いました。


"あなたは生きてる。それにはきっと意味があるのよ。"

生きる意味を見失ったクライヴに、その意味を探すのだと。
ジルの言葉を胸に、クライヴは眠りについたのでした。

翌朝、ハンナが保管していたクライヴの父・エルウィンの服に着替えたクライヴ。


まるで昔に戻ったようで例えひとときでも幸せだったというハンナに別れを告げて、イーストプールからフェニックスゲートを目指します。


いざイーストプールの北門から村を出ようとしたとき、クライヴはイーストプールの村長に呼び止められます。


人違いだとその場を切り抜けようとするクライヴに、ハンナが大切にしていたエルウィンの服を着ているとすればクライヴ以外に他にいないと、自分の考えに確信を持っている村長。
彼がクライヴを呼び止めたのは、預かっていたベアラーを返すためなのでした。


次につづく!