知恵の眠る遺跡に到着してすぐ。
遺跡自体に異常はなく、やはりウェディにとって大切なもの『波紋の音叉』に何かあったのだと、キンナーは判断しました。

ウェディの国を治める女王ディオーレが唄う恵みの歌で海は清められ、生き物全てに守りの加護が与えられる。
そして波紋の音叉には、女王の歌を国中に広げるという重大な役割があるそうです。
ということで、実際に波紋の音叉が納められている遺跡奥へと向かいます。
一見すると異常がないように見えた波紋の音叉でしたが、急にぽぽつーたちの目の前でその機能を停止させてしまいました。

キンナーが調べてみると、どうやら部品の一部が劣化していたようで、遺跡内にいる魔物をやっつけて、その素材で音叉の修理を始めました。
部品劣化が原因って…そんな大切なものなら、定期的に状態チェックとかしてなかったんですかね。笑
修理は無事に終わり、なんとか女王ディオーレが唄うのに間に合いました。

女王の歌は波紋の音叉によって広がり、こうして今日もまた、海の平和が保たれるのでした。

それからジュレットの町に戻り、町長に調査終了の報告をします。
ここで王城に戻るキンナーとお別れとなりました。
キーエンブレムがほしいぽぽつーですが、キンナーの手助け程度ではもらえそうにありません。

「町ひとつを丸ごと救うくらいの大仕事をやってくれたら…」という見事なフラグを町長が立ててくれたとき、住民のウェディが慌てた様子で町長宅に駆け込んできました。

ソーミャが町にネコを連れ込んだという話を聞いて、ぽぽつーたちは急いでソーミャの家へと向かいます。
そこには子ネコを抱えたソーミャと、他の住民たちの姿がありました。

子ネコを追い出そうとする住民たち。
中には、海に放り投げてしまえという意見さえありました。
しかしそんな意見と同時に住民たちは、ネコの魔物が仕返しに来ることにも怯えていたのです。

子ネコが連れて行かれないように泣き叫ぶソーミャ。
そんなカオスな状況の中、ただの通りすがりだという1人のウェディが現れました。

自分が住民たちの代わりに子ネコを海に放り込んでやると、そのウェディはソーミャから子ネコを奪います。

なんとかその場を収めて、ぽぽつーとそのウェディと子ネコを自宅へと連れ帰った町長は、子ネコを海に捨てないでほしいと言いました。

最近、ネコの魔物が町の周りをうろついていたのは、子ネコのせいかもしれない。
子ネコを海に捨てれば、ネコの魔物から報復を受けるかもしれない。
町長はそう話します。
と、ここでお互いに名乗り合うぽぽつーと、子ネコを奪ったウェディのヒューザ。

ヒューザは子ネコを親元に返すつもりだと言い、ぽぽつーにもそれに付き合うよう言いました。

ヒューザ!イケボ!
口は悪いけど、根はいいやつそうです。
町長いわく猫島という島があって、そこにはネコの魔物が集団で暮らしているのだそう。
無事に子ネコを返すことができれば、キーエンブレムをくれるという約束もしてもらえました!

いざ猫島に出発しようとすると、密かにぽぽつーたちの話を聞いていたらしいソーミャが乱入してきました。

仕方がないので、ぽぽつー、ヒューザ、ソーミャの3人で猫島を目指すことにします。

次につづく!