ガイアの言葉に動揺するぽぽつー。
自分はここまで危機に立ち向かってきた。
けれどそれは自分のエゴなのか。
自分は孤独なのか。
迷いを見せるぽぽつーに掛けられた、ガイアの甘い誘惑。

そのとき、揺らぐぽぽつーを支えるように、仲間たちの姿が暗闇の中に現れました。

ぽぽつーのお陰で、みんなここまで来れた。
この仲間が集まったのは、みんなぽぽつーのことが好きだから。
みんな、ぽぽつーの想いを感じて、共感してここにいる。
人との繋がりの大切さを、ぽぽつーがみんなに思い出させた。
ぽぽつーみたいな人がいるなら、世界はまだ捨てたものじゃない。
仲間の励ましを受けて、ぽぽつーは迷いを振り切ります。
そうして星の中枢へと意識を取り戻したぽぽつーは、もう悪夢を見るのは終わりにすると、仲間と共に再びガイアに挑みます。

シーズライトに似た春夏秋冬のモノライトを従わせるガイア。


2回戦目はガイアではなく、この4つのモノライトが相手となります。
とはいえ、ぽぽつーの諦めぬ意志とやらで様々なバフが自動でかかるので、クジラ戦と比べるとかなり楽に戦えました。

ここで自分を止めても、きっと結末は変わらない。
この奇跡でさえ、きっといつか人類は無駄にする。
再びぽぽつーたちに敗れてもなお、悲観的なガイア。
そんな彼女に対して、リ・ガイアはこう言いました。
全てが無駄になるときがやがて来るかもしれない。
それでも、人類は続いている。
季節が繰り返すように、きっとまた春が来る。
奇跡を積み重ねていけば、いつか違う未来を目指せるかもしれない。
そう信じて、今をひたむきに生きる彼らを見守りましょう。

リ・ガイアの言葉に思うところがあったのか、ガイアはぽぽつーたちに一つの約束をさせます。

どんなに辛くとも、どんなに前が見えなくとも、それでも目を背けないで。
そう告げたガイアは、そのままその姿を消してしまうのでした。

これで全てが終わり、死季の脅威は消え去った。
あの死季の日にぽぽつーに頼んでよかったと、リ・ガイアはお礼を口にします。

あの死季の日に、レーテの入り口で倒れていたぽぽつーを助けてくれたリ・ガイア。
そのことに対しぽぽつーがお礼を返すと、助けられたのは自分の方だとリ・ガイアは言いました。
そして、全てが片付いた今、ぽぽつーに全てを伝えないといけない。
そう話すリ・ガイアは、あとでぽぽつー1人で月の揺り籠に来るように言いました。

その後、言われた通りに1人で月の揺り籠へと向かったぽぽつー。
そこで1つのポッドの前に案内されます。

このポッドを調べてみて、と言うリ・ガイア。
そのポッドには、ぽぽつーの名前が書かれていました。

このポッドで眠っている人間こそが、本当のぽぽつーであり。
今のぽぽつーは、本当のぽぽつーにあった別の意識を移した姿でした。
しかしそれは決して多重人格という意味ではなく。
例えば岐路に立たされたとき、選択をしなければならないとき、今のぽぽつーの意識が本物のぽぽつーの中で密かに強く浮き出るときがあり。
そしてあの死季の日。
空っぽだったぽぽつーの肉体にリ・ガイアが、今のぽぽつーの意識を移したということでした。

………はい?( ゚д゚)ポカーン
えっと、えっと。
本物のぽぽつーは、地球人類でポッドで眠っている。
今のぽぽつーの意識は、本物のぽぽつーにあった別の意識。
(別の意識ってのがピンと来てないけど、勇気とか諦めない意志とか、そういう英雄的な要素のことなのかな?)
今のぽぽつーの肉体は、本物のぽぽつーのものではない。
(リ・ガイアが造ったのか、はたまたあの日の死季で死んでしまった誰かのものなのか)
……一旦、この解釈でいいのかな?混乱するぅ。
当時は記憶喪失だと思っていたぽぽつーでしたが、それは単にリ・ガイアという星での記憶がなかっただけ。
リ・ガイアにはこの星を救うたえ、どうしてもぽぽつーの意識が必要だったということでした。
ロストガイアの人生と、リ・ガイアでの人生。
アリアが魔王となったように片方を滅ぼすという選択をさせないためにも、どちらも知っている人間の意識が必要だった。

そしてリ・ガイアの目論見通り、ぽぽつーは閉塞した二者択一に囚われず、どちらも救うという途方もない選択をした。
そんな選択をできるほどの強い意志がなければ、死季の原因たるガイアに言葉が届かない。
だからこそリ・ガイアは今のぽぽつーの意識を選んだのだと言います。

そうして見事に途方もない選択を成し遂げたぽぽつー。
リ・ガイアは心からの感謝を告げ、ぽぽつーの選択によって続く世界を大切にしてほしいと願うのでした。


これでストーリー最終話『あなたの世界の物語』がクリアとなりました。
話が壮大なので何度も迷子になりかけたぜ、ふぅ!笑

次につづく!