ゆるぽぽ帳

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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.75 第六話「喪われた世界」(3)

連続投稿2/2回目!

■冬土の節 16日

今日もファンタスマゴリアを攻略していきます!

遊園地を奥の方まで進んだところで、迷子の少女から両親の行方を尋ねられました。



私はこんな場所は知らない。
ここはもっと夢に溢れた場所だったはず。
活気があって、幸せな顔で日常を忘れるための。
だからこれは夢なの。
目が覚めたらきっとパパとママとみんなが…。

どこか大人びた口調で話し始めた少女の言葉を止めたのは、アリアでした。


そして見えない誰かへと話しかけるアリア。


その声に応えたのは、遊園地の入り口で会ったロボットでした。


ファンタスマゴリアに人が訪れるのもしばらくぶりだと言うロボット。
自分たちはここに置いて行かれ、アリアが思うよりも長い長い時が経ったと話します。

そしてアリアの推測を確認したければ自分のところへ来いと言い、ロボットはそのまま遊園地のさらに奥へと消えて行きました。
これはロボットの本体は別のところにいるパターンですね。


退廃した遊園地にある、かつては輝かしかったはずのお城。
どんな展開になるんでしょうか。(どきどき

■冬土の節 17日~18日

ファンタスマゴリアにあるお城の最上階。
そこには1体のオートマタがいました。



かつて幼いアリアと遊園地で遊んだ思い出を語るオートマタ。
このオートマタは来園者の過去を読み取り、彼らが楽しめるビジョンを提供することを目的として作られました。
そしてぽぽつーたちの前に現れた幼いアリアもまた、このオートマタが作り出したビジョンだったのです。


来園者の過去を読み取ることで、彼らの思考をトレースすることも容易いと話すオートマタ。
だからこそオートマタはアリアが自分の置かれている状況について立てている推測が分かっており、それが半分は正解だと言いました。


オートマタの言葉を弱々しく拒否するアリア。
ここはぽぽつーたちの生きる時代の未来、つまり自分が元々いた時代に酷似している。
でも酷似していても、自分が知っている時代とも違い過ぎると、アリアはぽぽつーたちに話します。


分かっているのに分かりたくない。
そんな風に見える態度のアリアに、オートマタは攻撃態勢を取りました。


アリアが現実を見たくないなら、ここにずっと留まっていればいい。
見たくないものから目を背け、過去の幻影の中にいればいい。
そうして人類は幸福な静寂の中で、尊厳ある死を迎えるのがいい。

それは、オートマタから自分を作ってくれた人間への一種の労わりでもありました。


オートマタの甘言に心が折れそうになるアリア。
しかしそれをぽぽつーが励まし、全員でオートマタに挑むことになりました。


ここでのオートマタ戦は強いわけではありませんが、オートマタの周囲を範囲とする範囲攻撃があるので要注意です。
それ以外は地道に削る!ひたすら削るのみ!笑


そうしてオートマタを倒したぽぽつーたち。
最期にオートマタは、未来の現実と称した自分の演算結果を口にします。

アリアさん。
あなたの心は、じき壊れるでしょう。

その言葉を残して、オートマタは沈黙しました。
うおおお。めっちゃ不穏なことを言ったね!?


その後イスティナが、なぜ過去の幻影を見せるオートマタなんてものが作られたのかと疑問を口にしました。

アリアの生きていた時代では、人は誰もが希望を持てなくなっていた。
徐々に世界が悪くなっていく中で、未来という言葉の意味はどんどん変わっていってしまった。

未来は薄暗く希望のないものの象徴となり、逆に過去は美しく明るい言葉として扱われるようになり。
だからこそ、ここファンタスマゴリアは過去の夢をモチーフに作られた。
そしてその頃、厄災と呼ばれる天変地異が起きた。

アリアがそう話し終えたとき、ひょっこりとジャバウォッキーが姿を現しました。
いなくなっていたことに全然気づいてなかった。。。笑


ついでだから幻灯園のデータ抽出をしていたと話すジャバウォッキー。
この先にあるという例の場所に行けば何かが分かる、と彼は言うのでした。



次につづく!