■冬土の節 26日
この日も星核螺旋研究所の攻略を続けます。
けっこう広いし、床が抜けるし、ダメージ床があるし(しかもけっこうダメージ食らう)で、HPとスタミナ回復アイテムをけっこう使います。
そしてまた新しい研究レポートを発見しました。

"進化心理学では、心は仕方なく発生したものだと言われている。
人類が弱き個体に突然変異したがゆえに、生き残るために発生したものなのだと。
ならば心無い彼女が進化の系統樹の最先端にいるという仮定も、あながち的外れではないのかもしれない。
いまや心無い種族であるレーベンエルベたちの知性が、我らを凌駕するのを目の当たりにしている。
心は知性に蓋をしているだけなのでは?
心があるから知性は自由になれず、人は過去に縛られ、争い、そして…この終末を迎えたのではないか。
あのレッドクイーンを見ていると、そう語りかけてくるような気がするんだ。"
この研究レポートに出てくる『彼女』はアリアのことで、『レーベンエルベ』はディアンサスやガイストたちのことですよね。
それだけは今なら分かる。
逆にいうと、それだけしか意味が分かりません。笑
とりあえず研究所の探索にけっこう時間を使ってます。
あとここでは詳細を書いていませんが、ブラッカ、シュリカ、ディアンサス、ユニコーンのキャラクターストーリーも別で進めています!
■冬土の節 27日~29日
ついに!星核螺旋研究所の最上階に到達しました!

ぽぽつーたちが到着するなり、明らかに敵意を向けてくる天使みたいな魔物(?)が出てきます。

ガイストはそれを『楽園の怪物』と呼び、ぽぽつーたちとガイストは共同戦線を張って戦うことになりました。
再会してから、礼儀正しいというか、紳士的なふるまいのガイストには違和感を感じますね。笑

というわけでボス戦になるわけですが、全然余裕ですね。
このゲームは回避や防御技(正確には回避技風のダッシュ技はある)がないので、基本的には前衛ジョブなら一定のダメージを受けながら攻撃し、敵の範囲攻撃は走って範囲外へと避けるを繰り返して戦います。

そうしてボスを倒したあとはガイストの案内により、ジャバウォッキーがコンソールのデータを読み取ります。

どうやらかつてのガイストがこのコンソールを読み取ったとき、彼の倫理回路なるものにバグが発生し、結果的に人格が壊れる原因のひとつになってしまったようです。
ぽぽつーたちの生きている世界がどのようにしてできたのか。
それを今から明らかにすると話すガイスト。
同時にジャバウォッキーがデータの読み込みを終えました。

楽園の遺書アメレース。
地上の楽園の始まりから終わりまで、全てを記述する叙事プログラム。
それが研究所の最上階に残されていたデータでした。
まずはアリアの決定的な誤解を解くと、ガイストは話し始めます。

アリアの推論は、彼女がレッドクイーンの調査に赴いた際、時間災害に巻き込まれて過去の時代に転移したというものです。
それに対しガイストは、アメレースのデータを読み込んだジャバウォッキーに、今がいつなのかを尋ねました。

ジャバウォッキーの回答は、今はAD4108年というもの。
アリアが生きていた時代はAD2078年のため、現在はアリアの生きていた時代の遥か未来ということになります。
しかしそれでは自分の推論は否定できないとアリアは言います。
ここまで乗ってきた結晶体がタイムマシンで、それで自分たちは未来に来てしまった。
そう考えればこの荒廃ぶりも頷ける、と。
ところがガイストは結晶体に時間移動機能はないと断言し、その根拠は自分たちがあの結晶体を作ったからだと、アリアの推論を否定しました。


そもそも人類の科学力では、結局時間旅行は可能にならなかった。
そして人類は三大禁忌として、ガイストたちに時間移動の研究を禁じた。
アリアが巻き込まれたという時間災害もタイムマシンも、そんなものはどこにもありはしない。
アリアは時間移動など、一度もしていない。
未来から過去にやってきた人間ではない。
ただ過去から未来へと正しく時を歩んできただけだと、ガイストは言いました。

では、ぽぽつーたちの時代は何なのか?
アリアのその問いにガイストは、今自分たちがいる星と、シーズライトや幻影城があるあの星。
これらが全く別の星だと答えるのでした。

この星はロストガイアと呼ばれ、かつて西暦と呼ばれた時代に人類によって約2,000年前に棄てられた人類発祥の地、地球なのでした。

ここでストーリー第六話『喪われた世界』のコンプリートです。
いいタイミングでコンプリートさせるなあ。

次につづく!