ゆるぽぽ帳

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【ネタバレプレイ】ハーヴェステラ - Part.57 第三話C「クルーエル・オートマタ」(10)

連続投稿2/2回目!

■秋火の節 19日

ハイネからの手紙を横目に見つつ今日もごりごり季石の聖洞の攻略を進めていきます!



一旦レーテの鍛冶屋さんで、シュリカの武器を強化しておきます。


そして聖洞を進んだ先で、ぽぽつーたちは免罪花の群生地を見つけました。
どうやら司祭はここで花を繁殖させていたようです。


免罪花は、罪を消す花。
最初は司祭が突然配り始めた不思議な花、という程度の認識でした。

しかしシーズライトの異変以降、アルジェーン周辺では様々な災害が起きていて、人々は縋るものを探していました。
そこで人々は神託という名で災害の発生を何度も言い宛てた司祭が配る花に目をつけ。
やがて免罪花を身に着けた人が清く、そうでない人は汚らわしいという噂が出始め。
人々は免罪花を手に入れることに躍起になってしまいました。


その話を聞いたブラッカは、今アルジェーンに残っている人は免罪花をつけていなかったのではないかと言い当てます。



やはり何かを知っている様子のブラッカでしたが、奥に行けば分かると言うばかりなのでした。


余談ですが、聖洞の中を歩くとつるつる滑るよ~。笑

■秋火の節 20日~22日

季石の聖洞を攻略し続けて、ようやく最奥へ!
そこには巨大な機械人形が存在していました。
(人形こわい。デザインがこわい。)



それは本来この時代にあるはずのない存在。
司祭がこの機械人形を隠していた理由を、アリアが見せます。

機械人形を起動させるアリア。
機械人形はアネモイと名乗りました。



そしてアリアがアネモイにその基本仕様を尋ねれば、アネモイが事象観測システムであることが分かりました。
つまり司祭の神託は、実は膨大なデータから事象を推測するアネモイの能力だったということですね。

そうしていよいよぽぽつーたちは、司祭が待つ冬のシーズライトのもとへと向かうのでした。

■秋火の節 23日

冬のシーズライトのもとで、司祭と相対するぽぽつーたち。
周りには無数のアルジェーンの住民たちが倒れていました。



住民たちはまだ生きていると話す司祭。
ブラッカは、免罪花は司祭の狩り道具で、身に着けた者はその心身を乗っ取られる傀儡になるのだと種明かしをします。

傀儡となった者はやがて意識がなくなり、司祭の身体の一部となる。
そして獲物がいなくなれば、司祭はまた次の獲物を求めて次の街へ行く。

そう司祭の蛮行を話すブラッカは、司祭のことをキルケゴールと呼びました。


司祭――本名キルケゴールの正体は、シーズライトから生まれ落ち、人間を喰べて生きる魔物でした。


傭兵暮らしが長いというブラッカは、12年前にキルケゴールが滅ぼした村の話をします。
ブラッカの話を引き継ぐような形で、キルケゴールは自分の身に起きたことを話し始めました。

12年前、狩場としていた村で瀕死の傷を負ったキルケゴール
そのお陰で季石教団に辿り着き、教団の人々に手当をしてもらい助けられた。
そしてキルケゴールは教えを妄信している教団の隙を狙って付け入り、今の地位を築いたそうです。

信じていた司祭の信じがたい正体に、言葉が出てこないシュリカ



キルケゴールシュリカを拾い育てた理由はひとつ。
それは彼女に大きな力が宿っているのが分かっていたからこそ、ある種の象徴として君臨させて人心掌握の道具にするためでした。

教団もシュリカも全て都合が良かったから使っていただけの道具。
しかしシュリカの才能を認めているキルケゴールは、シュリカを自分の側近にすることも厭わない様子でした。


シュリカは信じていた人の裏切りにショックを受けながらも、キルケゴールに拾われたからこそ、ここまで生きてこられたことに感謝します。



そしてシュリカは自分の心が訴えるままに、育ての親であるキルケゴールと敵対することを決意するのでした。



次につづく!