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【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.112 港の街カプワ・ノール

【前回のあらすじ】
ノール港でリタの工作準備。
パティを追いかけるとアーセルム号が出現。
船上で『パティ=アイフリード』というびっくり事実を知る。←イマココ

■目次


1. 【メインストーリー】解放される友人と危機に瀕する友人

アイフリードは自分のことだというパティ。


突然の展開に、下で見守っているカロルとエステルは理解が追い付かない。

再び自我を失い刃を向ける前にここを去るよう、パティに忠告するサイファー。
しかしパティはそれを拒否し、自分が骸骨騎士の姿とブラックホーム号の因縁からサイファーを解放しに来たのだと告げる。

大勢の乗客を殺めたのだと、自分の罪を改めて口にするサイファー。
パティは「それは違う」と諭すように首を横に振り、「ああしなければ彼らは今のおまえのように苦しみ続けた」と言った。
そしてサイファーは彼らを救ったのだと続けた。


自分はまだこんな姿になって生き長らえているとサイファーは言う。
サイファーがあのとき自分を助け逃がしてくれたから、今度は自分がサイファーを助ける番だとパティは返す。
サイファーが海精の牙を見守ってくれたこと、自分を支えてくれたことへ礼を言うパティ。
だからこそ、パティはここでサイファーと決着をつけるのだ。


辛い思いを抑えながら、サイファーへと銃を向けるパティ。

サイファーはそんな思いをさせてしまうことを詫びながらも、パティがここまで強くなれたのがユーリたちのお陰と知り、パティがいい仲間に会えたことに安堵する。
そうしてパティに『馨しの珊瑚』を渡し、これで安心して死にゆけると言った。

ふむ。謎アイテムげっと。



パティは別れの挨拶と共に、銃の引き金を引いた。


ノール港に戻り、大切な仲間との別れに涙を堪えるパティ。

絶対泣かないという声は涙に震え、パティはエステルにしがみついて慟哭した。

パティの声優さんの慟哭っぷりが素晴らしすぎて、こっちまで泣けてくる…!



パティが落ち着くまで、宿屋で待っていたユーリたち。
もう全然大丈夫だというパティに、これからどうするのかとユーリは尋ねる。
もちろんユーリたちと一緒に行くというパティ。

ユーリは改めてよろしくと返すのだった。

カロルはパティにいろいろ聞きたいことがあるようだが、それはおいおい話すと言われてしまう。

わたしも気になります。なんで幼女化したん?

そのとき大地が音を立てて揺れ始めた。

慌てて外に出たユーリたち。
アスピオの方で何か異変が起きており、巨大な建造物が空に舞い上がったのだった。


それを見て「タルカロン」とエステルが呟く。
「あれはタルカロンの塔だ」と精霊たちが言っているらしい。
タルカロンの浮上がデュークの仕業だと察するユーリ。
そのとき、1人の役人がユーリに話しかけてきた。


新しい騎士団長フレンについて、話したいことがあると伝言を受けていた役人。
その伝言主がソディアとウィチルであると思い特徴を聞けば、役人はその2人だと言った。
そして役人が2人を呼びに行く間、ユーリたちは宿屋で待つ。

「ようやく捕まえた!」と宿屋の部屋に飛び込んできたウィチル。
そのあとに続くソディアは、後ろめたそうにしてユーリの方を見ることはなかった。


ユーリはフレンについての話を促す。
ウィチルによると、災厄が顔を出してから大勢の避難が始まったらしい。
しかし帝国の護衛を拒否するギルドの船団が現れて、フレンはそれを放っておけなかった。
案の定その船団は魔物に襲われて漂着してしまい、フレンたちが対抗したものの押されてしまったらしい。
そこで救援を求めるため、ソディアとウィチルだけがその場から脱出させられたのだという。

しかし、他の騎士団は各地に散っていてすぐには救援に向かえない。
そこでユーリたちを探していたが、どうやら随分と時間が経ってしまったようだ。


希望を失いかけているソディアを見て、「相変わらずつまらなことを言う」と冷たく返すユーリ。
今まで何のためにやってきたのかとソディアに言い、「自分の覚悟も忘れて諦めているやつに『フレンのため』とは言わせない」と厳しく言うのだった。


そして躊躇いなく1人でフレンのもとに向かおうとするユーリに、みんなは着いていくと口々に言う。
フレンの方がかなり危険な状況かつタルカロンが浮上し時間がない中でも一緒に来てくれる仲間を連れて、ユーリは先に進む。
その後ろでソディアは1人、ユーリの名前を口にするのだった。

ソディアは少し変わろうとしてるのかしらね?



街を出ようとするユーリを引き止めるソディア。

そして「なぜザウデのときのことを咎めないのか」とユーリに問いかける。
それに対し、水に流したつもりはないと答えるユーリ。
だが、諦めたやつに構っている暇はないと言い放つのだった。

思わずユーリの言葉に反論しようとするソディア。
なら、なんで1人でもフレンを助けに行かない?
オレを消してでも守りたかったあいつの存在をどうして守りにいかねぇ!
そんなユーリの言葉にソディアは自分の力不足を認め、助けを乞うのだった。


ソディアの願いに、言われるまでもないとユーリは返す。
そして、「ソディアの言うことでひとつだけ同意できることがある」とユーリは続ける。
罪人のユーリは帝国騎士を導いていくフレンの友人として相応しくない。
そんな自分を相応しい友人が現れるまでの『代役』だというユーリに、ソディアは何も返せないのだった。

ばかやろう!ユーリ以上にフレンに相応しい友人がいるか!

いやむしろ、フレンがユーリに相応しい友人なんだ!←



次はフレン救出だ!友情回に期待!