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【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.103 帝都ザーフィアス

【前回のあらすじ】
アレクセイ、ザウデを起動。
星喰み、空より顔を出す。
アレクセイ、魔核の下敷きに。
ユーリ、刺されてザウデから落下。←イマココ

■目次


1. 【メインストーリー】仲間との再会

次にユーリが目覚めたのは、自分の部屋だった。


痛む傷口を押さえながらベッドから身を起こし、ユーリは刺されるほどソディアに恨まれていたことを思い出す。
そしてユーリの傍には、1冊の本と宙の戒典が置かれていた。

ユーリが本を手に取りページをめくってみると、そこには満月の子について記されていた。

本によると、古代の指導者たちは生得の特殊な力を持っていて、彼らは満月の子と呼ばれていたらしい。
そしてザウデ不落宮は彼らの命と力とで世界を結界で包み込み、星喰みの脅威から世界を救ったのだという。

星喰みを阻むような強い結果…たしかにザウデは最強の魔導器ではあるね。アレクセイが思っていたのとは違う『最強』だったけど。



そのとき、ユーリの部屋にデュークが現れる。

「宙の戒典を失う訳にはいかなかった」というデュークに、ユーリは助けられたようだ。
そしてユーリは今しがた本で読んだ、ザウデが満月の子の命で動いているという真偽を尋ねる。

星喰みを招いた原因の人間の指導者であったという満月の子たち。
彼らが命を捧げたのは償いだったのだろうとデュークはいう。
そして僅かに生き残った満月の子が、始祖の隷長と後の世界の在り方を取り決めた。
帝国の皇帝家はその末裔なのだという。

だからザウデの鍵となる宙の戒典が帝国の至宝だったんだねー。

エアルを用いる限り、エアルから生まれた星喰みには対抗できないというデューク。
デュークもまた、星喰みを止めるためにエアルクレーネを鎮めていたのだった。

そこでユーリは、なぜデュークが1人で行動していたのか問いかける。

始祖の隷長に身を寄せたため、人間に関わり合うつもりはないと答えるデューク。
さらに、人間たちは決してまとまらないとデューク続けた。
古代文明さえ手に負えなかった星喰みだが、デュークいわく、何かしらの手段があるようだ。

そのまま部屋を出ようとするデュークに、ユーリは人間嫌いにも関わらず自分たちに協力してくれた理由を問いかける。
それに対し、ユーリたちだけがあえて始祖の隷長との対話を試みたからだと答えるデューク。
そして何か続けて言おうとしたが、その言葉は呑み込まれた。

世界を守ると告げたデューク。
その言葉の意味を尋ねようとするユーリだったが刺された傷が痛み、そのままデュークを見送る形となるのだった。

宙の戒典がデュークの手元へと返りました。



ユーリも部屋の外へと出る。
そこでラピードの鳴き声が聞こえたかと思えば、ラピードと彼を追ってきたエステルと再会する。

勢いよくユーリの胸へと飛び込めば、エステルはユーリが生きていることを噛み締める。
そしてユーリの怪我に気づいたエステルは、そのまま傷を癒すのだった。

あれ?治癒術使うの、エステルの生命力と引き換えになったんじゃなかったっけ?さっくり使っとるがな。



ユーリの怪我はザウデから落ちたときのものだと勘違いするエステルを、ユーリはあえて訂正しない。
そして他の仲間の行方を聞けば、リタとジュディスはザウデに調査へ、パティはフィエルティア号の手入れをしながらリタたちの手伝いを、カロルとレイヴンはダングレストに戻っているとのことだった。
フレンも騎士団の仕事であちこち飛び回っているらしい。

みんなユーリが生きていることを信じて、自分たちができることをそれぞれの場所でしているようだ。
今日はひとまずゆっくり休み、明日から本格的に行動を開始することにする。

翌日、エステルとラピードと合流して家を出たユーリ。
下町の広場を通ると、ハンクスに声をかけられる。

エステルが町中の怪我人を片っ端から治療していたことを話すハンクス。

やっぱりエステル、普通に治癒術使ってるね。まあ、自分の命よりも他の人の治癒を優先するタイプだもんね。

そしてハンクスは星喰みが顔を出す空を見上げ、あの空さえなければ完璧だと言うのだった。
自分たち凛々の明星に任せておけと応えるユーリ。
今度はそこに、ルブランと凹凸コンビが現れた。


ユーリの手配書を見せるアデコール。
ユーリが自分だけ賞金首になっていることをぼやけば、ルブランは「騎士団に戻ってこないか」と声をかけた。
「お偉方はおまえみたいなのが野放しなのを問題にしている」と言うルブラン。
つまりは手綱をつけるために騎士団に戻ってこいということらしい。

ユーリは大きく一息ついて、まるでそこにシュヴァーン本人がいるかのように声をかける。

その名前を聞いて反射的に姿勢を正し、ユーリの視線の先を向いてしまうルブランと凹凸コンビ。
その隙をついて、ユーリたちはその場から走り出すのだった。

いつものユーリの行動に、嬉しそうに笑うルブラン。
ルブランの「逮捕だー!」という声が、下町に元気に響くのだった。

やっぱりこうでなくっちゃ!的な喜びですね、きっと。



下町から市民街までの上り坂を一気に駆け上がったユーリたち。
流石に息が切れて一息ついているところに、ユーリの名を呼びながらパティが上から落ちてきた。

ユーリの無事を噛み締めるパティ。
そこにエステルを迎えに来たというジュディスも現れた。

ジュディスと一緒にいたはずのリタは、今はアスピオで調べたことをまとめているらしい。
そしてユーリが心配で胸が張り裂けそうだったというジュディス。
そのさっぱりとした、当然のようにユーリが一緒に行くことを前提とした態度に、ユーリは笑うだった。
そして追って来たルブランと凹凸コンビの目の前で、ユーリたちはバウルに乗って旅立つ。

このシーン好きだわあ。

次は仲間と合流する回!