【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.80 フェローの岩場
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは5/5連続目!
【前回のあらすじ】
みんなの話を聞く夜。
始祖の隷長の役目も知る。
より詳しい話を聞くためにフェローのもとへ。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】世界の毒たる所以
バウルで、フェローのいる岩場に到着したユーリたち。
いきなり襲ってこないかと心配するカロルに、保証はできないが自分たち次第ではないかとジュディスは答える。
そんなカロルにユーリは大丈夫かと尋ね、カロルは「大丈夫くないけど行かなきゃ」と奮い立つのだった。
周囲を見渡し、随分と殺風景な場所に住んでいると言ったレイヴン。
ジュディスいわく、砂漠になった理由は不明だが、ここも以前は緑が生い茂っていたらしい。
「殺されるかもしれないのに本当に行くのか」とエステルに問うリタ。
覚悟を決めているというエステルは、フェローに会いに歩き出す。

最後までその場に残ったユーリは、ジュディスの話を聞いてからリタの態度が変なことを本人に指摘する。
「エステルにとって辛い話だから」と返すリタ。
とはいえ「ここまで来たんだから今更仕方がない」と、ユーリとリタもエステルの後を追うのだった。
しかし、岩場にフェローの姿はない。

ジュディスが声を掛ければ鳴き声がして、フェローが姿を現すのだった。

ダングレストのときは片言だったのに、急に流暢に喋るやん。
「なぜ会いにきた?お前たちを消すことなど造作もない」と言うフェロー。その好戦的な態度にユーリが武器を抜けば、エステルはそれを止めて話がしたいとフェローに願う。
そんなエステルに、死を恐れないのかと問うフェロー。

「死ぬのは怖いが、それよりも自分が何者なのか知らないまま死ぬのはもっと怖い」とエステルは答えた。
そして自分の運命が知りたいとも。

本当に自分が生きていることが許されないのなら、エステルは死んだっていいと言う。
だからこそ、せめてどうして死ななければならないのか教えてほしいのだと。
フェローは、かつてこの土地がエアルクレーネの恵みで豊かだったことを話し出す。

だがエアルの暴走とその後の枯渇で、今のような砂漠地帯になってしまったらしい。
では、なぜエアルが暴走したのか。
それこそが満月の子が世界の毒たる所以だと続けた。
満月の子の力は、どの魔導器にも増してエアルクレーネを刺激する。
魔導器は術式によってエアルを活動力に変えるが、その魔導器を使わずに治癒術を使えるエステルは、エアルを力に変える術式をその身に持っているということだ。

そしてジュディスが狙っているのはエアルを大量に消費する特殊な術式の魔導器で、エステルもまたその身に持つ特殊な術式で大量のエアルを消費する。
結果、エアルクレーネは活動を強め、エアルが大量に放出される。
それは、リタが密かに立てていた仮説と合致していた。

リタの言葉を肯定するフェロー。
満月の子が力を使えば、魔導器など比べものにならないほどのエアルを消費して、世界のエアルを乱すのだという
だからこそ世界の毒だというフェローは、世界全体の問題ゆえにその原因であるエステルを座視できないと続けた。
そんなフェローに「オレたちが原因ならオレたちがやる」とユーリは返す。
パティもまた、「勝手に押し付けはゴメンなのじゃ」とユーリに同意するのだった。
長くなりそうなのでここで一旦終わり。
次はフェローとの話し合い(続編)!
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.79 フィエルティア号
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは4/5連続目!
【前回のあらすじ】
ヘルメス式魔導器の存在を知ったユーリたち。
ティソンとナンを倒したユーリたち。
バウルが始祖の隷長に成長するのを見守ったユーリたち。
空路を行く手段を手に入れたユーリたち。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】始祖の隷長の役目
甲板で1人難しい顔をしているカロル。
ユーリが声を掛ければ、ジュディスを処遇をどうするか考えていたらしい。
ジュディスがギルドの掟を破って自分たちを裏切っていたのは事実だったなというユーリ。

カロルは、ギルドの掟の厳しさがギルドの結束を作ると思っていたと話し出す。
だがジュディスは自分のすべきこととして、世界を守るために人に恨まれようが魔導器を壊していた。
今回、ジュディスが悪いことのために掟を破ったわけではないことが分かったと言うカロル。
ちゃんと考えて処遇が決められるように頑張るとのことだ。

空を見て黄昏ていたレイヴンにユーリは声をかける。
「戦争で失われたはずの魔導器がまだ活動していることが、どういうことか分かるか?」と問いかけるレイヴン。

それにユーリは「戦争の生き残りが関わっている」と答えた。
もしその生き残りが、ヘルメス式魔導器が世界にとって具合の悪いものと知って使っているのだとしたら、「そいつはとんでもない悪党だ」とレイヴンは言うのだった。
このあとのユーリとの掛け合い的に、レイヴンは白っぽいかな。
上空から船の外を眺めるパティ。
ユーリが話しかければ、「これだけ世界が広ければ分からないこともいっぱいあって当然だ」とパティは言った。
そして、記憶が戻っても戻らなくても同じかもしれないと続けたパティ。

みんな不安があって、だからこそ一緒にいるのではないかというパティもまた、1人になりたくないと言うのだった。
エステルもまた1人考え事をしていた。
ベリウスの命を奪ってしまってから、同じことを繰り返さないためにも満月の子のことを知りたい。
それが義務だと思っていたとユーリに話すエステル。

「でもその後のことは…」と言葉を濁すエステルに、ユーリはみんなそんなもんだと返す。
やって、知って、またやって、それで知る。
「もし全部知っていたら間違えずに済んだかもしれない」というエステルに、「それはどうか分からないが、つまんなさそうだ」とユーリは答えたのだった。

船室でヘルメス式の駆動魔導器を見ていたリタ。
普通の魔核とは違う術式が刻まれている現物を見て、リタはジュディスの話が本当だと確信したらしい。
せっかく辿り着いた新技術が、世界にとって具合の悪いものだった。
リタはヘルメス式魔導器を作った人物のことを思う。

「リタならどうするんだ?」と聞くユーリに、「自分なら壊すことはしないが、そのままにしておかない」と答えるリタ。
そのとき、リタは何かに気づいたような反応を見せる。
ユーリが何事かと聞けば「なんでもない」と誤魔化し、リタは「ややこしい事情がなければジュディスをぶっ飛ばして終わりだったのに」と愚痴を零すのだった。
翌朝、甲板で顔を合わせたユーリたち。
綺麗な朝だが、こうしている間にも世界はエアルに蝕まれているというエステルの言葉に、ジュディスが現れて同意する。
本来エアルが多少乱れても、そのバランスを取るための観察者がいると話すジュディス。
そしてその観察者こそが始祖の隷長だった。

長い間、エアルを調整し続けてきた始祖の隷長たち。
だが近頃は、エアルの増加が調整の力を上回っているという。
その原因こそがヘルメス式魔導器であり、ジュディスはその原因を壊して回っていたのだった。
ジュディスはヘルメス式の破壊を自分の役目として、バウルと一緒に歩く道を選んだんだね。
そして最近は聖核を求めて始祖の隷長に挑むものさえいるため、ますます調整役を果たすのが難しくなっていると続けるジュディス。
しかしジュディスにも、そのものたちが聖核を狙う理由は分からないと言う。
ジュディスが知っているのはどのように聖核が作られるかだけであり、フェローならもっと詳しいと思うと話すのだった。
聖核が高濃度エアルの結晶であるなら、そのエネルギーを上手く引き出すことができれば凄まじいパワーが手に入るというリタ。

しかしそんな方法について、少なくともリタは知らないという。
それならみんな聖核を欲しがりそうだというパティに、誰かが悪巧みしているのは間違いなさそうだというレイヴン。
そこでカロルは、なぜ最初に話してくれなかったのかとジュディスに尋ねた。

ジュディスは「知ってても、あなたたちには無理なことがある」と答えた。
あのときジュディスとバウルがヘリオードに向かったのは、バウルがエアルの乱れを感じたからだったらしい。
そしてエアルが乱れたところにはヘルメス式魔導器があるはずなのに、そこにいたのは人間だった。
あのときってあれかな。宿屋の窓に現れたときかな。
なぜバウルがエステルをエアルの乱れと感じたのか、ジュディスは自分の道のため知り必要があったという。
そんなときにフェローが現れ、彼はエステルが何者なのかを知っている様子だった。
ジュディスの役目はヘルメス式魔導器を壊すこと。
しかしエステルは魔導器ではない。だから見極めさせてほしい。
ジュディスはフェローとある約束をして、時間をもらったのだという。
そしてその約束とは、もしエステルが消さなければならない存在ならジュディスが殺す、というものだった。

ジュディスの話を聞いていきり立つリタをパティとレイヴンが止める。
エステルに心があるとベリウスが言った通り、フェローにもその心が伝わればこれからどうするべきか分かるかもしれないとジュディスは言う。
問題がヘルメス式魔導器と分かった今、フェローに会いに行く必要はないと言うリタ。
だがエステルは、フェローに会いたいと口にした。

エステルは自分のことを知って、それに責任を持てるようになりたいという。
ジュディスの処遇をどうするか、すぐには決められないとユーリに謝るカロル。

ユーリたちのいう『けじめ』をつけないまま去ることはしないというジュディスの言葉を聞いて、ユーリは旅の最初の目的だったフェローに会いに行き、その後のことはそれから考えようと提案する。
そうしてユーリたちは、コゴール砂漠中央部にそびえる岩山にいるというフェローを目指して、バウルで空を駆けるのだった。
空を飛ぶ手段をついにゲット!これぞRPGの醍醐味!
次はお待ちかねのフェロー登場回になるでしょう!
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.78 テムザの山
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは3/5連続目!
【前回のあらすじ】
テムザ山は人魔戦争の戦場だったところでした。
レイヴンも戦争に参加していた1人でした。
元クリティア族の街で魔狩りの剣のメンバーとジュディスに遭遇しました。
魔狩りの剣のメンバーを追っ払い、ジュディスの話を聞いてギルドとしてのけじめをこれからつけます。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】バウルの成長
クリティア族の街の跡から先。
ジュディスは自分の知っていることを少しずつ話し出す。

人魔戦争の発端は、ある魔導器だったこと。
しかもその魔導器は発掘されたものではなく、テムザの街で開発された新技術で作られた『ヘルメス式魔導器』と呼ばれるものだったらしい。
リタも初めて聞く魔導器なんだって。新しく作られたことにも驚いてたよ。
ヘルメス式魔導器は従来のものよりもエアルの稼働効率が良く、魔導器技術に革新を起こすほどのものだったようだ。
ただ、ヘルメス式魔導器はエアルの消費量が大量になってしまう。
その消費量を補うためにエアルクレーネが活動を強め、異常にエアルを放出し始めたのだという。
ジュディスの話に、エアル異常は全生物を滅ぼすと言うリタ。

そうして人よりも先にヘルメス式魔導器の危険性に気づいた始祖の隷長は、ヘルメス式魔導器を破壊し始めた。
それがやがて、人魔戦争へと発展したのだとジュディスは話す。
始祖の隷長が世界のために戦っていたことを知り、驚くカロル。
エステルは、なぜ始祖の隷長がヘルメス式魔導器の危険性を人に伝えなかったのかと言葉を零す。
それにレイヴンは、「お互いに有無を言わずに滅ぼせばいい。元々相容れないもの同士、そこまでする必要はなかったってところかね」と返す。
あるいは何か理由があったのかもしれないと続けるパティ。
その横でリタは体を震わせていた。
テムザの街が戦争で滅ぶと同時に、ヘルメス式魔導器の技術も失われたはずだった。
だが、ラゴウの館、エフミドの丘、ガスファロスト、フィエルティア号にヘルメス式が使われていたというジュディス。
そこでユーリたちは、ようやくジュディスが魔導器を破壊する理由を知ったのだった。

ジュディスの話を聞いて「言ってくれればよかったのに」とリタが感情を爆発させたとき、山道の先から光が輝き出した。

ジュディスがその身を案じるようにバウルの名前を呼んだとき、そこにティソンとナンが襲い掛かってきた。

バウルを狙う2人を先へと進ませないように立ちはだかるジュディス。
そんなジュディスの姿に、人でありながら魔物を守るなんて理解できないとナンは言った。
ティソンとナンに向けて、仲間に手を出すなと声を上げるユーリとカロル。
他の仲間もまたユーリたちと同じ気持ちの様子に、ジュディスは少し驚いたような顔を見せた。
エステルは魔狩りの剣がなぜ人に危害を加えるのかと問いかける。
「魔物に与するものを人とは呼ばんだろう」と言うティソン。
ナンはカロルに邪魔をしないよう忠告する。
「始祖の隷長は敵じゃない」というカロルと、「狙いは聖核のくせにかっこつけてんじゃねぇよ」というユーリ。
話が通じ合わない2組は、力づくで互いの意見をぶつけ合うのだった。
ユーリたちに敗れ、地面に倒れたナンに謝るカロル。
そうして光の元へと進めば、横になったバウルの体が光り輝いていた。

ジュディスいわく、バウルは始祖の隷長として成長しようとしているらしい。
苦しそうなバウルの姿に、ジュディスたちは応援の言葉をかけるのだった。
そんなバウルに駆け寄り、治癒術を施そうとするエステル。
ジュディスはそれをすぐに制止した。
始祖の隷長になろうとしてるって言ったばかりなのに、なんでそういうことするかな、エステルさん。
怪我を治してあげたくても何もしてあげられない。自分の力は毒にしかならないというエステルに、ユーリは傷を癒せるだけがエステルの力ではないと声をかける。
そしてリタも、エステルにベリウスの言葉を思い出すように声をかけた。

バウルにもエステルの心が伝わっていると思うと言うジュディス。
レイヴンは今は見守ろうと声をかけたのだった。
苦しみを乗り越えて、ついに始祖の隷長となったバウル。
バウル、おっきくなったよー!
自分だけではバウルを守り切れなかったと礼を言うジュディスに、ユーリたちは「仲間だろ」と返す。労わるように自分を撫でるエステルの手を受け入れるバウル。

ジュディスはエステルの心がフェローにも伝わるかもしれないと、フェローに会うのかをエステルに尋ねた。
「決めるのはエステルだ」と言うユーリ。
エステルは迷いなく、フェローに会いに行くことを決めたのだった。
そろそろ魔狩りの剣の増援が来そうだとレイヴンがみんなに声を掛ける。
山道はひとつしかなく鉢合わせしてしまうと言うカロルに、パティは上が開いていると空を指さす。
それにジュディスは、とりあえずフィエルティア号まで飛ぶからと、みんなにバウルに乗るように指示した。

それからユーリたちはバウルにフィエルティア号を吊り上げてもらい、空へと舞い上がった。
その直後、ジュディスが倒れてしまう。

ジュディスを船室に運び、その様子を見るエステル。
しばらくして船室から出てきたエステルは、ジュディスが疲れで今は眠っていることを告げた。
魔狩りの剣がいつ襲ってくるか分からない中、寝ずにバウルを守っていたのであろうジュディス。
「割りと平然としていたが、今までも無理していたのかもね」とレイヴンが零す。
リタはそんなジュディスを不器用でバカなのだと言った。
ジュディスの話の続きは明日にして、ユーリたちは自分たちも自由に休むことにするのだった。
次回はみんなの話を聞く回ですね、これは。
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.77 テムザの山
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは2/5連続目!
【前回のあらすじ】
ギルドとしてけじめをつけるため、テムザ山に向かうことを決意。
エステル、リタ、パティを連れてダングレストを出発。
出航に際し、立ち直ったカロルと合流。
あわせていつの間にかレイヴンとも合流。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】戦争の名残
コゴール砂漠のさらに北、テムザ山に着いたユーリたち。

山への道には、たくさんの足跡が残されていた。
魔狩りの剣の足跡かという話の一方で、ユーリは騎士団のものの可能性も示唆する。

なぜみんな聖核を手に入れようとするのか疑問に思うエステル。
結局ドンに話が聞けなかったこともあり、ユーリはジュディスが全部話してくれたら何か分かるかもしれないと答えた。
そういえばドンが死んで、ベリウスの聖核はどうなったんだろうか?
先に少し山を登っていたカロルがユーリたちを呼ぶ。
呼ばれるままに進んでみると、そこには山が削られ、不自然な窪地が無数にできていた。

こんなところに街があるのかな、とカロルが呟く。
レイヴンによると、10年前には確かに街があったのだという。
テムザ山には、クリティア族の街があったんだって。
レイヴンの話に「10年前なんて何しに来たんだ?」と問うユーリ。
レイヴンが答えようとしたとき、竜の鳴き声が聞こえてきた。

何かまずいことになっていそうというレイヴンの話に、ユーリたちは急いで山を登る。
山道を登りながら、不自然な地形を改めて眺めるユーリたち。

何かが爆発したみたいだというエステルに、カロルはこんなことができる魔物がいるのかと口にする。
そこでレイヴンが、カロルのいうその魔物はとっくに退治されたと告げたのだった。

レイヴンによると、ここが人魔戦争の戦場だったらしい。
戦いは人の勝利で終わったが、戦地に赴いた者に生存者はほとんどいない。
そしてその戦争の真実は闇に包まれている。
エステルもまた、公文書にも詳しいことは書かれていないと言う。
この光景が始祖の隷長の仕業と知り、その凄まじさを肌で感じるリタ。
パティは何かを感じたのか、10年前の戦争を口にした。

一方で、ここが戦場だったという話は聞いたことがないというユーリに、レイヴンは帝国に情報操作されていると答える。
リタは魔物が人間に戦争というのもおかしいと思っていたと言う。
その魔物が始祖の隷長だということも知られたくない事実だった、と続けるエステル。
カロルに「随分詳しいね」と言われたレイヴンは、色々あると返すだけだった。

レイヴンの「色々ある」は意味深よね。とっても。
さらに山を登りながら、ユーリはふと思い出す。

前にジュディスが「バウルが戦争から救ってくれた」と言っていたのは、人魔戦争のことだったのかなと話すユーリ。
リタは人魔戦争でもジュディスが戦っていたかもしれないと言う。
もしジュディスが敵として戦っていたのなら切ないと言うパティ。
色々詳しいのは戦争の当事者だからだろ、とユーリはレイヴンに話を振るのだった。
戦争の当事者であることを認めたレイヴン。

エステルに戦争でジュディスに会ったかと聞かれれば、流石に10歳くらいの女の子は守備範囲外よ、とレイヴンは答える。
その話に、ジュディスは戦争に参加していなかったと考えるパティ。
カロルもまた、ジュディスが当時9歳で自分より年下であったことから、戦争には参加していないだろうと同意した。
みんな、一体いつジュディスの年齢を聞いたんだ…?
さらに当時、レイヴンはバウルの姿も見かけなかったという。

戦争の相手は始祖の隷長だったのかと問うユーリに、当時は途轍もない魔物としか思っていなかったがそうなんだろうとレイヴンは答える。
騎士団しか参加してなかったと思っていた戦争にレイヴンも参加していたと知り、すごいと興奮するカロル。
それに対してレイヴンは、大人の事情だと返すのだった。

レイヴンのこの反応…何か騎士団と関係があるのか?
山を登り続け、かつてクリティア族の街だった場所に辿り着いたユーリたち。

ジュディスがここに何しに来たのかと、疑問を口にするカロル。
そのときラピードが唸り出し、その視線の咆哮から魔狩りの剣のメンバーが吹っ飛んできた。

どうやら彼らを吹っ飛ばしたのはジュディスらしい。
ジュディスはユーリたちの姿を見て驚いていた。
ティソンとナンに知らせようと起き上がった魔狩りの剣のメンバーに、ユーリはジュディスに手を出すなと声を尖らせる。

このとき「まだ私をギルドの仲間だと思ってくれるの?」的な、ジュディスの少し驚いた顔がかわいい!←
ジュディスがギルドの掟に反しているようであれば、自分たちでけじめをつけるから引っ込んでいろと続けるユーリ。そんなユーリに、自分たちは奥に行って魔物を狩りたいだけだと、魔狩りの剣のメンバーは言った。
面倒くさいからぶっ飛ばそうかと魔法の準備を始めるリタに同意するレイヴン。

パティもやる気満々で、ユーリに「本当に一戦やらかすか?」と聞かれた魔狩りの剣のメンバーは、逃げるようにその場を去って行った。
そうして自分を追ってきたのねと言うジュディスに、ギルドのけじめをつけるためだと返したユーリ。
カロルはジュディスに全部話してほしいと告げる。
なぜ魔導器を壊したのか、聖核のこと、始祖の隷長のこと、フェローとの関係。ジュディスが知っていること全部。
事と次第によっては許すわけにはいかないというユーリにエステルとリタは驚き、レイヴンは静かに視線を送った。
それを受け入れるジュディス。

「それがいいことか分からないが、ここまで来てしまったのだから」と、ジュディスはユーリたちに着いてくるように言う。
他のみんなが先に進む中、ユーリに「ジュディスでも許さない」の意味を確認するカロル。
ユーリはドンの覚悟を見て、自分がまだまだ甘かったことを思い知らされたという。

「フレンやフェローでも討つのか?」というカロルの問いに、「それが自分の選んだ道だ」と肯定を返すユーリ。
そんなユーリの覚悟に、カロルは自分はどうなのかと考えた。

ついにジュディ姐さんと再会!次は色々と詳細が明らかになるか?
今回の記事がながーくなりまして恐縮です。
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.76 ギルドの巣窟ダングレスト
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは1/5連続目!
【前回のあらすじ】
目の前のドンの死に立ち上がれないカロル。
それを叱咤し、鼓舞するユーリ。
一個人として弔いに現れたイエガー。
ギルドとして、個人としての在り方の違いを知ったエステル。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】旅の再開
ダングレストの街の入口でリタと合流するユーリたち。

カロルとパティの行方を問うリタに、ユーリは余計な心配をするなとだけ返す。
そんなリタに、エステルはこれからどうするつもりなのかを尋ねる。
もちろん一緒に行くというリタ。

エステルもまた、ユーリと一緒に行きたいという。

魔狩りの剣に狙われているかもしれないジュディスを放っておけないというエステルに、リタは助ける義理はないでしょうにと言う。
それでもエステルはジュディスを仲間だという。
リタは、船の駆動魔導器をジュディスが壊してしまったことを、許せていないようだった。
そんな2人に、自分はジュディスを助けに行くわけではなく、けじめをつけに行くとユーリは話す。

ジュディスが一体何を知っていて、何を知らないのか。
ギルドとしてけじめをつけるために、全部話してもらうつもりだと続けるユーリ。
それを聞いて、結果、助けることになるかもしれないけど、と付け足すリタ。
「2人ともジュディスが心配なんですね」というエステルに、リタはあくまでついてだと強調するのだった。

本当はもうジュディスは仲間だって思ってるくせにね。リタったら相変わらずのツンデレ。
凛々の明星の首領は本当に来るのかと、リタは尋ねる。
「必ず来る」とユーリが返したとき、パティが合流する。

パティはアイフリードの足跡をしっかり心に刻み込んできたようだ。
記憶が戻る材料にはならなかったが、これしきのことでめげていられないと言うパティ。
そしてパティもまた、もう少しユーリたちと一緒にいたいと口にする。

ユーリはそれを快諾し、みんなに出発を促した。
そこでエステルはレイヴンはどうするのかと問いかける。
流石に来られないだろうと言うユーリとリタに、「寂しくなりますね」と返すエステル。
それに、またとんでもないところで会ったりするかもなと、ユーリは言った。
そして前に砂漠の北の山に住んでいたというジュディスの話をもとに、ユーリたちはデズエール大陸を目指すことにする。
いざ船で出航しようとしたとき、カロルが息を切らして駆けこんできた。

ドンの伝えたかったことはちゃんと分かってないかもしれないけど、凛々の明星は自分たちのギルドだから一緒に行きたいと言うカロル。
カロルは首領なんだから一緒に行くのは当たり前だと返すユーリに、カロルは礼を言う。
ただ、カロルは「首領と呼ばないで」と言う。
ユーリに首領と認められるまで、首領と呼ばれて恥ずかしくなくなるまで、ギルドの一員として頑張るのだという。

そんな熱い場面で現れるレイヴン。

そんなレイヴンは、ドンが死んで色々と面倒だから逃げてきたのだという。
ドンの最期の言葉は無視できないというユーリの指摘に、動揺しながらもレイヴンは否定する。
そしてまた賑やかになったメンバーで、ユーリたちは旅を再開するのだった。
よっしゃー!ジュディ姐さん、取り戻しにいくでー!
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.75 ギルドの巣窟ダングレスト
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【前回のあらすじ】
ドン、最期までかっこよく逝く。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】ドンの死を悼む人々
ドンが死んでしばらく、少しずつだがダングレストの街は落ち着きを取り戻し始めていた。
ドンの私室で話す、ユーリ、エステル、リタ。
カロルはひどく落ち込み、レイヴンは天を射る矢の一員として連れまわされているらしい。

パティの姿も見えないというエステルに、ユーリは地下水道かもなと返す。
そこで改めてギルドの掟の重さをリタが口にする。

ドンは文字通り命を懸けてギルドの誇りを見せつけて逝ったのだった。
責任、選んだ道という言葉を噛み締めるエステル。
ユーリもまた、けじめをつけようとしていた。


散歩に行くと、部屋を出たユーリ。
その姿にリタは、カロルの元に行ったのだろうとエステルに話すのだった。
カロルは街の隅に座り込んでいた。
ドンもユーリたちも、自分たちで決めて出来ることをやったのに、自分は何もできなかったというカロル。

街の住民は自分の話を聞かないだろうから、戦士の殿堂と話そうと思っていた。
だが、問答無用で襲ってくるかもしれないと思うと、結局は1人では怖くて行けなかったのだという。

「ジュディスを探しに行くんじゃなかったのか?」と問いかけるユーリ。
だがカロルは、もうユーリとは一緒に行けないと言う。

そして「ギルドの首領なんて無理だった」と続けたカロルをユーリは無理矢理立たせ、カロルにとって凛々の明星はどんなものなのかと問う。
一流のギルドを作りたかった。
ドンの役に立ちたかった。
ドンに認められたかった。
ドンに憧れていた少年は泣きながら声を上げる。
それでも目の前のどうしようもない喪失感に、カロルは立ち上がれないのだった。

「ドンが何を守って死んでいったか、分からないお前じゃないだろ」とユーリは諭す。
しかしカロルは、ユーリには自分の気持ちなんて分からないと撥ね付けてしまう。

自分は強くないからユーリやドンみたいにはなれないと言うカロル。
「もう…」と言ってはいけない言葉を続けようとしたカロルを、ユーリはその名前を呼んで遮るのだった。
ドンがカロルに伝えたこと。
ドンが見せた覚悟。
それらを忘れたのかというユーリに問いに、カロルは答えない。
そんなカロルにユーリは、自分はギルドとしてけじめをつけるため、ジュディスを探してテムザ山に行くことを告げる。
そしてカロルがいなくても凛々の明星は終わらないと言い、ユーリはその場を去るのだった。
1人になったカロルは、自分に言い聞かせるように「逃げたくない」と泣いた。

根っからの臆病者で夢見る少年カロル。立ち上がれるよね、きっと。
1人戻ってきたユーリに、カロルの心配をするエステル。
ユーリが心配するなと返したとき、まさかのイエガーが声をかけてきた。

自分たちは情報を教えただけで戦士の殿堂の襲撃はユニオンの判断だと、イエガーたちは今回の件が自分たちのせいではないという態度を貫く。
その言葉に目の色を変えたユーリにイエガーは、「今日はやめましょう」とドンを弔う気持ちを口にしたのだった。

イエガーたちの狙いを問うユーリ。
たしかにドンがいなくなってビジネスはしやすくなったとイエガーは答えるが、今日はあくまで個人として弔いに来たらしい。

その言葉に、ドンの前で無粋な真似はしたくないと、ユーリはイエガーたちに背を向けるのだった。
イエガーたちが去ったあと、自分でドンを陥れておいてその死を悼んでいることが分からないとエステルは口にする。
ギルドにとって邪魔な存在だったにしろ、イエガー個人にとっては少し違ったのかもしれないと返すユーリ。
「ギルドと個人は別物ということか?」と聞くエステルに、ユーリはそれを肯定する。
そして「出発しよう」と、ユーリはエステルに声をかけるのだった。
いよいよ出発。カロルは戻ってくるのか!?
【ネタバレプレイ帳】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER - Part.74 ギルドの巣窟ダングレスト
実プレイの進み具合とブログ公開の進み具合の差が開いてきたので連続投稿します。orz
これは4/5連続目!
【前回のあらすじ】
背徳の館でジュディスに関する情報ゲット。
そしてイエガーと対峙するドンも発見。
時間切れだと、イエガーを見逃すドン。
パティとドンが顔を合わし、ベリウスの聖核をドンに渡す。
そして夜明けとともにダングレストへ。←イマココ
■目次
1. 【メインストーリー】ドンの最期
ドンに遅れてダングレストに戻ったユーリたちのもとに、カロルが駆けつけてきた。

カロルいわく、ユニオンと戦士の殿堂が兵装魔導器を持って睨み合っていて、さらには戻ってきたドンの様子もおかしいのだという。
カロルの言葉を聞いて、「やっぱりか」と呟くレイヴン。
そしてレイヴンは、ドンが最初から死ぬつもりだったことを告げる。
ああああ。やっぱり。そうなるよね。やっぱり。
ハリーが先走って、結果、ベリウスが死んでしまった。
間違えましたでは済まされない事態に見合うだけの代償として、ドンはその命を差し出すつもりらしい。

ドンは死ぬ覚悟があったからこそ、ユニオンの掟を破ってまでイエガーを討ちに行った、というわけである。
その話を聞いて、何か他の方法があるはずたというエステル。
だが全面戦争まで一触即発のユニオンと戦士の殿堂を前に、他の方法を探している時間などない。
ユーリたちもドンのところに向かうのだった。
街の広場で、ドンは駆けつけたカロルに最期の言葉をかけていた。

1人では何もできないと言うカロルに、「それを助けてもらうための仲間だ」とドンは励ます。
仲間を守れば仲間が応えてくれると教えてくれるドンに、カロルは何も言えなくなるのだった。
そのときハリーが駆けつけ、自分も一緒にと口走る。

そんなハリーを「バカ野郎が!」と殴り飛ばすレイヴン。
そしてさっぱりとした別れを告げるレイヴンに、ドンは「お前にしか頼めない」とイエガーの始末を頼む。

みんなに託される遺書代わりみたいなドンの言葉がかなしい。。。
次にドンは、パティに地下水道にあるユニオン誓約の話をする。

アイフリードの孫なら、アイフリードがどんなことに関わってどう生きたかの片鱗を見ておくのも悪くないと言うドンの言葉を、パティはしっかりと受け止める。
そして戦士の殿堂のメンバーに向かって、ドンは「すまないことをした」と謝罪した。

部下の犯した失態の責任は頭が取る。
そうしてドンは自分の首で許しを乞うのだった。

最期の願いとしてドンは自分の介錯を願うが、その場の誰も手を上げない。
ドンが偉大すぎて、敬意がありすぎるからこそ弱気になって誰もできないんだろうなあ。
そんな中で介錯役に名乗りを挙げたユーリに、ドンは損な役回りだなと言った。
その言葉に「お互い様だ」と返したユーリに、ドンは違いないと笑う。
そしてユーリの未来を見てみたかったが、先に地獄で休んでいると、ドンは言葉を残すのだった。

この場にいるユニオンメンバーに最期の激励をかけるドン。

そして潔く、ドンはその最期を迎えたのだった。

ドーーーーーーーーン!!!(´;ω;`)ブワッ
ベリウス、ジュディス、ドン……3連続で悲しみの回が続いていて辛い。。。
次は悲しみの中、ジュディス探しの展開かしら。。。ぐすん。