【ネタバレプレイ】FF16 #54 ダリミル住民の困りごと
ダリミル宿場町から先に進めるようになったところで、新しいクエストが発生しました。
■茨の難題
ルボルの鍛冶屋『茨の接吻』で、何やら悩んでいる様子の見習い鍛冶師・サーヴァ。
話を聞いてみたところ師匠のルボルから「『ダリミルならではの肉切りナイフ』を作ってみろ」という課題を出されたそうです。
課題に出すくらいなのだから、普通の肉切りナイフのはずがないと言うサーヴァ。
そこで課題のナイフを作るためにクライヴに協力を仰ぐのでした。
まずは普段から肉切りナイフを使っている人たちに話を聞くことにします。
結果、肉屋は『鋭さ』を、狩人は『丈夫さ』を、調理人は『軽さ』を求めていました。
全てを兼ね備えたナイフなんて難題を、ルボルが課題として出すのだろうか?
そんなクライヴの疑問に、「あの師匠だからあえて出したのでしょう」とサーヴァは答えます。
『鋭さ』と『丈夫さ』については鍛冶で何とかなるとして、一番の問題は『軽さ』です。
ナイフの素材となる鉱石に詳しい行商人がいたことを思い出したサーヴァは、急いでそのお店へと向かうことにしました。
クライヴたちは目的の行商人から、アダマンタイトという鉱石なら全てを兼ね備えていると教えてもらいます。
しかしアダマンタイトは採掘量が少ないためにとても高価な代物です。
やはりルボルがそんな難題を出すとは思えないクライヴは、課題の『ダリミルならでは』という言葉を『ダリミルで作りやすい』という意味に捉えて考えてみました。
それであればと、『石灰』を提案した行商人。
石灰は鉄の不純物を取り除くため、質の高い鉄をつくるのに役立つ。
ダリミルなら石灰も採りやすいし、材料も安価で済む。
ということでサーヴァが行商人から石灰の使い方を教わっている間に、クライヴがその石灰を取りに行くこととなりました。
(いや、簡単に採れるならそこは自分で採りに行けよ!←)
ダリミル宿場町からほど近い石灰棚から石灰を採り(ただのおつかい)、それを鍛冶場に戻ったサーヴァに渡します。
そうして行商人から石灰の使い方を学んだサーヴァは、渾身の肉切りナイフを打ちました。
そこにルボルが現れ、サーヴァの『ダリミルならではの肉切りナイフ』を手に取ります。
調理人や職人の理想を全て兼ね備えたナイフを目指したサーヴァ。
ルボルはサーヴァのナイフを『鋭さ』も『丈夫さ』も『軽さ』もまだまだ甘いと言いながらも、ダリミルの石灰を使ったのは目の付け所が悪くないと褒めました。
そして、その肉切りナイフをいくらで売るかとサーヴァに尋ねます。
課題のために作ったとはいえ、かなりの手間がかかったナイフ。
「店に出すとしたらそれ相応の値段になると思う」というサーヴァの答えを、ルボルは「それじゃ売れない」と一蹴しました。
普段使いのナイフだからこそ、安価で作れなければ意味がない。
この街で作ってこの街で売れるもの、それがルボルの言った『ダリミルならでは』の真意なのでした。
初めてにしてはなかなかの出来だと、課題はぎりぎり合格となったサーヴァ。
これでようやく鍛冶場に立つことが許されたことになります。
そして「師匠なら全てを兼ね備えた肉切りナイフをどう作るんですか?」と聞かれたルボルは、特注でもされない限りはそんな面倒なものは作らないと答えました。
鋭いナイフを作って肉屋に売る。
丈夫なナイフを作って狩人に売る。
軽いナイフを作って調理人に売る。
「これでみんな幸せだ」というルボルに、サーヴァはその当たり前ともいえる柔軟な発想に脱帽したのでした。
■湯を沸かすほどの熱い奴
次は、あからさまに悩んでみせている大浴場の支配人・クサヴェルに声をかけてみました。
なんでも大浴場の湯が、魔法で冷やそうにも追いつかないほど熱烈な熱さに急に変わってしまったのだとか。
湯元となる石灰棚で何か起きているに違いないと、クサヴェルはその調査をクライヴに依頼します。
依頼を受けて湯元に向かってみると、そこには確かに熱々のボムたちの姿がありました。
(なに、このギャグみたいな展開!笑)
ボムの群れを倒してクサヴェルのところへ戻ると、大浴場の湯の温度も元に戻ったと大喜び。
今まで大浴場を閉鎖していた分の損失を取り戻すと意気込むのでした。
次につづく!