テトの研究所からグランデルへと移動したシュルクたち。
到着して早々、ハイエンターのヘルミーナに話しかけられました。


別の場所に移った同胞を心配するヘルミーナ。
そもそも袂を分かったのは、アカモート奪還のために何度も手を尽くし、その度に仲間を失っていくハイエンターをマシーナが止めたことがきっかけだったそうです。
元を辿ればマシーナが侵略をしてこなければ起きなかったと怒ったハイエンターたちでしたが、それでもマシーナをグランデルから追い出すわけではなく、自らが危険な場所へと出て行った。
だからこそヘルミーナは彼らの帰りをいつでも迎えられるよう待っているのだと言います。

彼らが一日でも早く帰って来られるよう助力すると答えるメリア。
そしてラダムの居場所を聞いたところ、どうやらラダムがハイエンターのアカモート奪還を止めた張本人とのことでした。

どうしても故郷を取り戻したいハイエンターと仲間を失う姿を見ていられなかったマシーナ、といったところでしょうか。
それからシュルクたちはラダムに会いに行き、霧乃王について尋ねます。

霧乃王と霧乃獣(テトを助けるときに遭遇した黒いもやもやを纏ったモンスター)は、大量のエーテルを発している。
そのエーテルに引き寄せられるように、多くのテレシアがアカモートに集まる。
そしてテレシアのエーテルを吸収する性質のせいで、霧乃王と霧乃獣はアカモートから外に出て来られないそうです。
続いてメリアは、アカモート奪還を止めたことについても触れました。

彼らの気持ちは分かるが、それでも無駄に命を落としてほしくなかったというラダム。
もともと数百人ほど人がいたが、奪還の際に多くの人が死に、今では数十人しか残っていないとのこと。
だからこそラダムは、人がいなくなればそれで終わってしまうと、彼らを止めたのでした。

ラダムとの話を終えたシュルクたちは、ラダムとマクシスたちのすれ違いに、かつての自分たちを重ねていました。
しかし、シュルクたちも最終的には手を取り合った。
なぜならこの世界を守りたいと、共感と同じ目的を持てたから。

そしてメリアは、改めて目の前の目的を見つめます。

そのとき、アカモート周辺の空間に謎の亀裂が入っていることに気付きました。

一体何が起きているのか。
それを確認するため、シュルクたちはアカモートに近づくことにするのでした。
次に続く!