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【読書レビュー】事例で学ぶBtoBマーケティングの戦略と実践(栗原 康太)


■感想

基本的には小説ばかり読んでいるわたしですが、たまにビジネス書にも手を出すときがあります。

今までは、ビジネス書はわざわざレビューを書かなくていいかなと思っていたのですが…
わたしのブログのカテゴリー『読んだ本』にカテゴライズしても全然おかしくない(だって『読んだ小説』ってカテゴリーじゃないんだもの)と思い直し、書くことにしました。笑

まず、本作を読むに至ったきっかけをお話します。
それは、わたしの仕事にBtoBマーケティングの業務が含まれているからです。

日々業務に従事する中で、ふと「BtoBマーケティングってなんだろう?」と基本に戻りたくなり、本屋さんに立ち寄りました。
そしてマーケティング関連のコーナーで本を吟味すること数十分。
そのときに出会ったのが本作、『事例で学ぶBtoBマーケティングの戦略と実践』となります。

本作は文章(構成)が整理されていて、要所要所に図解も載っているので読みやすくていいですね。
なるべく難しい言葉を使わない(専門用語があれば分かりやすいよう補足を入れる)ように配慮されているのが感じられるのも良い点でした。

事例も企業の様々な課題ごとに11ケースの記載があり、その課題をどのように捉え解決していくかが簡潔に書かれています。

実際に自社で実践していくにはさらに自分たちで深堀りをしていく必要はあるかと思いますが、それでも十分に参考になる内容ばかりでした。
いつでも読み返せるように手元に置いておきたい本だと思いました。

内容としてはBtoBマーケティングの基本に重きを置いている、事例としては全体的にIT企業によっているという印象があるので、この点は読み手を選ぶかと思います。

事前のリサーチなく本屋さんで手に取った本作ですが、当たりを引いたなあと思えるビジネス書でした。