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【映画レビュー】ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

映画館通いがちゃんと趣味に出来たら、映画レビューのカテゴリを作ろうと思います!


■あらすじ

ジュラシック・ワールド〉のあった島、イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で壊滅、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。

あれから4年、人類はいまだ恐竜との安全な共生の道を見出せずにいる。
恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、人里離れた山小屋で暮らしていた。
そこで二人が守っているのは、14歳になったメイジージュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女だ。

ある日、オーウェンは子供を連れたブルーと再会する。
ところが、何者かによって、ブルーの子供が誘拐される。
オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出へ向かう。

一方、サトラー博士は、世界各地から恐竜を集めて研究をしているバイオテクノロジー企業の巨人バイオシンをある目的から追っていた。
そこへグラント博士も駆けつけ、マルコム博士に協力を求める。

人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とは――?
オーウェンとクレア、そして3人の博士は大切な命とこの世界の未来を守ることが出来るのか?

地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか――


■感想

ぽぽつー的おもしろかった度:★★★★☆(星よっつ!)

ジュラシック・パーク』シリーズの完結編!
完結編と呼ぶにふさわしく、『ジュラシック・パーク』で活躍した博士たちも集結し、これまたスリリングな冒険を繰り広げます。

何よりも恐竜のクオリティーがすごかったです!
本当にそこに存在しているかのような映像美に引き込まれないわけがありません。

本作にはこれまでの作品をオマージュしたシーンがあり、決して熱烈なファンとは言えないわたしでも思わず「おっ」となってしまう粋な演出があったのもよかったです。
(過去作オマージュではありませんが、映画のタイトルロゴを彷彿とさせるTレックス登場のシーンが特に胸アツでした!)

今までの作品と同様に人間の愚かさを描きつつ、愚かだと知りながら恐竜を利用する道を進むいわゆる悪役はやっぱり恐竜によって退治される。
そして恐ろしい肉食恐竜による大迫力の争い。
定番のストーリー展開ながらも、目が離せずついつい観てしまうのはなぜなんでしょうね。笑

そして『おもしろかった度』の星をひとつ減らしたのは、ストーリーが駆け足で、なんとか完結させたという印象があったからです。

映画の序盤に本作の背景が語られるのですが、語る時間の割りに情報量が多く、置いてけぼりになる人もいるだろうなあと思いました。
あとは、クローンのメイジーが生まれるに至った理由や、恐竜を研究している巨大企業のバイオシンの巨大さがイマイチ伝わってこない。
結果的には恐竜との共存という形に収まったかと思うのですが、完結編という割りには過去作品の結末と大差ない描かれ方のような気がしました。

とはいえ十分おもしろかったですし、観て損はないと思います!

そして最後にひとつ、注意点をお伝えします。

本作では、大きい虫が大量に出現します。

人によっては観るのがキツイかと思うので、ここは要注意です~。