遺跡の入口を覆っていた氷を溶かして中に入れば、そこにはシュルクがどこかで見たことがあるような場所が広がっていました。
さらにシュルクは何かを思い出しそうなのに思い出せない感覚を覚えます。


この遺跡は『オセの塔』と呼ばれる、古代ハイエンターがモナドを保管するために造った祭事施設でした。
そしてここからホムスの手によって、モナドは持ち出されてしまいました。
アルヴィースが見る未来視について尋ねるシュルク。

施設内で焚火をしてよかったのかが少々気になりますが、それは置いておいて。
神聖予言官となる者はモナドに触れる必要があり、現予言官のアルヴィースもモナドに触れたことがあるそうです。
そうして『モナドの加護』つまりは未来視を得られた者だけが予言官となれるのだそう。
ちなみにアルヴィースはホムスですが、代々予言官としてハイエンターに仕える一族に生まれたようです。
なぜ未来視が見えるのか?
世界を構成するエーテルに干渉できるモナドだからこそ、未来に構成されるエーテルが見える。


本来見えないがゆえに干渉できずに迎えたはずの未来を、見えたがゆえに干渉して未来を変える。
それがザンザが機神と戦うためにモナドを造った理由だとアルヴィースは話します。
シュルクがモナドで未来に干渉することは、世界にとっては多少の揺らぎでしかない。
「そうでなければならない」と、アルヴィースはなんとも意味深な言い方をするのでした。。。
ちょっと何言ってるか分からないけど(←)、シュルクがちょこちょこ未来を変えても大きな流れの前では大したことはないってことですかね?
オセの塔で一晩休んでから、改めて大剣の渓谷を目指して出発します。
その際のダンバンは、何かを考えているご様子でした。

そしてもうすぐヴァラク雪山を抜けるというところで白い顔――メイナスに再会します。

自分の身体がフィオルンという少女のものだということ。
たった一人の家族がいるということ。
それらを知った上でなお、話したいことがあるとメイナスは言います。

その瞬間、何者からか攻撃を受けるメイナス。

それはこっそりとメイナスの後を追ってきたこわい顔なのでした。
フィオルンを『また』貫くと脅すとか…ほんと性格悪いな、こいつ!

次に続く!