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【ネタバレプレイ】トライアングルストラテジー - Part.55 第17話(前編)嘆きに心が動くならば

三者択一の回!

■目次


1. メインストーリー「それぞれが選ぶ道」

岩塩の存在はハイサンドの知るところとなった。
七聖人らの動きは早く、ノゼリア新鉱山を制圧すべくエグスアム軍が進軍を開始する。

一方、グスタドルフは双塔の門で兵たちを鼓舞し、来たる決戦に向けて、着々と態勢を調えていた。

岩塩を押さえたグリンブルクはどう動くのか…
三国が覇を競う戦いの趨勢は、セレノアとロランの決断にかかっている。
ロランは、グリンブルク王として悩み抜いた末の結論を胸に抱き、セレノアらが待つウォルホート城に向かった。

あれ?ホワイトホルム城で待機って言ってなかったっけ?



ウォルホート城の議場で腹が決まったとロランが告げる。

勝者も敗者もいなくなり、この世に平等をもたらせばノゼリアは安定するというロラン。
王を超えた絶対的存在の下で、みんなが平等に暮らす。
ロランはハイサンドこそが国のあるべき姿だと考え、岩塩をハイサンドに渡すと決めたのだった。

ロランくん、ローゼル族のことですごく怒ってたのに、目を瞑ることにしたのか。



ローゼル族のような犠牲者は出るだろうが、ほとんどの民は平穏に暮らせる。
そのために王位さえ捨てると覚悟したロランは、セレノアに協力を求める。

即答できないセレノアに、ロランは考える時間を与える。
ロランが選んだ道は、ローゼル族を見捨てる道だった。

ウォルホート城のホールで、セレノアはフレデリカと話す。

争いの火種である塩の扱いについて、セレノアは未だ決めかねている。
岩塩を見つけたことで、母オルレアが残した伝承が真実だということ、女神の教えが偽りであるということを確信したフレデリカ。
今こそハイサンドの生贄にされているローゼル族を救い出すときだとセレノアに訴える。
フレデリカは甘い考えだと分かっていても、オルレアが叶えられなかったことができると考えていた。

例えローゼル族を救えたとしても、ハイサンドが黙っていない。
もしものときは伝承にあったローゼル族の故郷『セントラリア』を目指そうというセレノア。
ベネディクトが納得するわけがないと分かっていながらも、フレデリカは心からセレノアと一緒に歩みたいと願うのだった。

可愛い妻を励ますためとはいえ、あるかも分からない場所を安易に目指そうというのは、ここまで拘ってきたウォルホート家当主の態度としてどうかと思うぞ、セレノアよ!

フレデリカが選んだ道は、国と民を見捨てる道だった。

執務室で、セレノアはベネディクトと話す。

ベネディクトは、ハイサンドだけには岩塩を渡してはいけないという。
彼らのいう平等とは、教皇が独占すること。
例えセレノアが七聖人であったとしても、ウォルホートの領地も民も奪われてしまうというのだった。

グリンブルクとエスフロストが手を組めば勝算があると言うベネディクト。
ハイサンドの支配を崩すという利害は一致しており、何より『大鐘砲』を利用しない手はない。
しかし、エスフロストとの和睦などロランが許すはずもない。
そこでベネディクトはセレノアに問いかけた。

果たしてロラン様は、あなたの主にふさわしい方でしょうか?

グリンブルクやハイサンドの番犬ではなく、ウォルホート家の当主としてウォルホートと自分たちの旗を守るべきだ。
それだけにとどまらず、ノゼリアの頂点を掴むことすらできる。

ベネディクトは誰よりもセレノアに忠義を尽くし、そしてセレノアの身体に流れる王家の血と王家の指輪の価値を重んじていた。
ベネディクトが選んだ道は、友を見捨てる道だった。

またこの三人の三択パターンか!選んだ選択肢によっては、誰かと袂を分かち合う勢いの展開だな…。



どの道を行くか、わたしの心は決まっています!