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【ネタバレプレイ】トライアングルストラテジー - Part.49 第15話(後編)運命

まさに運命的な展開を見せる回!

■目次


1. 第十五話(後編)あらすじ

別行動をとっていたロラン、ベネディクト、フレデリカらは再び王都に集う。

だが離れていた間に三人は、それぞれの運命を変えかねない重大な事件に遭遇していた。




2. メインストーリー「明かされる真実」

帰城したベネディクトに、二人だけで話がしたいと呼び出されたセレノア。


そこで耳にした言葉は、シモンの訃報だった。

病は回復していたにも関わらず、刺客の手によってシモンは討たれたらしい。
そしてその黒幕は、ウォルホート家を邪魔に思っていたパトリアトだったとベネディクトは話す。

本当にロクなことをしないな、パトリアト!



ロランが関わっていないにせよ、この事実が明らかになれば、最悪グリンブルクが割れる。
シモンの死は、病死として公表せざるを得ない。
続けてベネディクトは、シモンの遺言を口にした。


――セレノアに真実を伝えよ。
その『真実』とは、セレノアの本当に父親が先代国王のレグナだということだった。

ベタだけどドラマチックな展開キター!!!



王族のレグナと下町民のデストラ。
政治的な理由で命を狙われていたデストラを、シモンは全てを承知で迎えたのだという。
そうしてベネディクトがセレノアに渡したのは、レグナが授けたというグリンブルク王家の指輪だった。
動揺しながらも真実を理解したセレノアは、この事実を秘密にすることにした。

王族の庶子という争いの種にしかならなさそうな真実。先が思い遣られる…。



セレノアがホワイトホルム城へと戻ると、同じく帰城したフレデリカから声をかけられた。

フレデリカが手にしているのは一冊の本。
盗賊から手に入れたという本は、大書院で保管されていたオルレアの手記だった。
そして塩の秘密を知るローゼル族の歴史を伝える伝承者だったというオルレアの手記には、ノゼリアの真実が書き記されているという。

遥か昔、ノゼリアのずっと南にある『セントラリア』に住んでいたローゼル族。
セントラリアは海のほとりにあった土地で、その頃のノゼリアは海の底だった。
そして天変地異で海が干上がり大地が生まれ、ノゼリアとなったその地底には岩塩が眠っているのだという。

しかし地表にはひとつの塩湖しか残らず、それを巡って激しい争いが続いた。
ローゼル族はその争いを止めるために地を掘り、巨大な岩塩『大塩柱』を見つけ出した。
塩によるノゼリア支配を企むハイサンドは大塩柱を隠し、真実が伝わらないようローゼル族を罪人として捕らえた。
そしてその大塩柱は、塩湖の女神像の中に隠されているという。

ローゼル村にあった岩塩は大塩柱の一部で、蜂起を起こした際にオルレアが女神像を壊して欠片を持ち出したってことだったんだね。

それはハイサンドの根本が揺らぎ、ローゼル族を解放することもできる事実だった。

謁見の間に集い、それぞれの場所で起きた事件を報告し合うセレノアたち。

それぞれが重大な問題ゆえに、その場の誰もが驚きと困惑を見せる。
そのとき伝令兵が駆け込んできて、ノゼリア新鉱山でのエスフロスト軍残党の集結を知らせた。
偵察は全滅し詳細は不明だが、何かをしようとしている。
これを聞いたセレノアたちは、急ぎ新鉱山へと進軍する。

その頃、ノゼリア新鉱山内部では、エスフロスト兵が何かの運び出しを完了させていた。
そしてグスタドルフの厳命だという命令を全て完了させるべく、エスフロスト兵たちは急ぎ行動するのだった。



ついにドラガンが発見した新鉱山の秘密が明らかに!?