【ネタバレプレイ】トライアングルストラテジー - Part.41 第14話(前編)汝に我が心を捧げ
ロランの残念っぷりが辛い回です。
■目次1. 第十四話(前編)あらすじ
セレノア一行は、ホワイトホルム城と王都を結ぶ大橋の上でタラース、エリカ率いるエスフロスト軍とぶつかり合い、これを撃破。
魔力結晶エルフリックによって大橋を崩壊させ、ホワイトホルム城を孤立させることに成功した。
王都にはエグスアム率いるハイサンド軍が進攻。
民を保護しながら、分断されたエスフロスト守備部隊の制圧を開始する。
すべてはウォルホート家の作戦通り。
あとは籠城するアヴローラと交渉し、開城させるのみであった。
2. メインストーリー「コーデリアとアヴローラ」
ヒューエットから偵察の報告を受けるセレノアたち。
カンセルが手間取っていた河の包囲の隙をついて、軍船が脱出したようだ。
その軍船でコーデリアがアヴローラと一緒だと聞かされ、ロランは冷静さを欠く。
まずは城の制圧が優先だというベネディクトを押し退け、一人でもコーデリアを追おうとするのだった。
ロランくん、万が一のときは覚悟ができている的なことを言ってたのは嘘だったんかーい。
そんなロランに賛同したのはフレデリカだった。
エスフロストの軍船は鉄の装甲ゆえに足が遅いと言った彼女は、今なら追いつけると言う。
セレノアの判断もあり、セレノアたちはコーデリアを追うことにする。
ベネディクトはなんだか物言いたげな感じだなあ。
フレデリカの言った通り、セレノアたちはエスフロストの軍船に追いついた。
コーデリア救出のため、船上での戦いが繰り広げられる。
セレノアをソードマスターにクラスアップ!
ロランの武器を王槍ライトにランクアップ!
エスフロストの軍船を制圧し、アヴローラを追い詰めたセレノアたち。
アヴローラにトドメをさそうとするロランをコーデリアが止めるが、その相手がマクスウェルではなくロランだと気づく。
仮面と帽子を取り素顔を晒したロランを見て、アヴローラは驚くのだった。
コーデリアが必死に止める声も聞かぬまま、仇討ちだとアヴローラに槍を向けたロラン。
そうしてその槍が貫いたのは、アヴローラを庇ったコーデリアの体だった。
ロランはどこまで行っても残念王子なんだね…切ない。
息も絶え絶えのコーデリアが望むように、アヴローラは河へと飛び込み逃走した。ロランはただ、コーデリアの名前を呼び叫ぶだけだった。
女王コーデリアを擁して、船で脱出をはかったアヴローラ。
しかしウォルホート家の追撃によって阻止され、アヴローラはノゼリア大河へと身を投げた。
王都に孤立したエスフロスト守備部隊の一部は、最後まで抵抗を諦めず、ハイサンド軍と激しい市街戦を繰り広げたが、やがて鎮圧された。
市街地に予想外の被害が出たものの、民の保護には成功。
民の損害を最小にするという作戦の目的は果たされた。
ホワイトホルム城で、ライラによるコーデリアの治療が終わる。
コーデリアと二人きりになった部屋でロランは、なぜ仇を守ろうとしたのかと眠っているコーデリアに問いかけるのだった。
3. 挿話「フラナガン」
鷹乗り同士で稽古をしていたフラナガンとヒューエット。
そこでヒューエットは、エスフロスト軍で精鋭部隊を率いていたフラナガンがなぜ軍を辞めたのか理由を尋ねた。
自分の無力さを知ったからだと答えるフラナガン。
グスタドルフが掲げる自由の思想こそが民を幸せにすると信じて戦っていたが、病気の妻を放り、あまつさえ病気に気づいたときには手遅れという状態になっていたのだという。
民や弱者を守ると言いながら、一番守るべき人を守れなかった。
見殺しにしたともいえる状況に、フラナガンは自分の二つ名『血塗られた盾』の通り、自分は呪われているのだと思うようになったのだった。
王都奪還できたけど、なんか素直に喜べない状況…。