サブストーリーが多い回!
■目次- 1. 第七話(前編)あらすじ
- 2. メインストーリー「二人の死」
- 3. サブストーリー「パトリアトの心中」
- 4. サブストーリー「シルヴィオの心中」
- 5. サブストーリー「ランドロイの心中」
- 6. サブストーリー「ソルスレイの企み」
1. 第七話(前編)あらすじ
この日、グリンブルク王国はその長い歴史に終止符を打った。
エスフロスト公国はグリンブルク王都を制圧、怒涛のようにその支配地域を広げていく。
その主力となる部隊は、グリンブルク王子ロランを匿うウォルホート城へと向けられた。

2. メインストーリー「二人の死」
グリンブルク大臣パトリアトの案内で、ホワイトホルム城の謁見の間にタラースとエリカが現れる。
グリンブルク御三家について二人と話し合うグスタドルフ。

そこでタラースは、なぜコーデリアが玉座にいるのかを問いかけた。
自分が後見人となり、コーデリアに女王になってもらうつもりだとグスタドルフは答える。
そしてレグナも一両日中に処刑するつもりのようだ。
城の庭園に国民を集め、レグナがノゼリア新鉱山の独占計画とドラガン殺害の罪を犯したと告げるグスタドルフ。

エスフロストの侵攻が正当であることを強調するグスタドルフにレグナはその罪を認め、その場で処刑されるのだった。
レグナは自分が罪を被ることで、ロランやコーデリアを守りたかったのかな?
レグナの死は各地に衝撃を与えた。
それは、ひとつの時代の終焉を示すとともに、新たな混沌の時代の幕開けを意味していた。
なんとかウォルホート城まで戻ってきたセレノアたち。

そこにアンナが現れ、レグナの死が告げられた。
王族最後の男子として間違いなくロランが狙われる状況に、セレノアはシモンと今後について相談しようとする。
しかしシモンは、王都襲撃の報告を受けた際に倒れたまま、意識が戻っていなかった。
さらには、回復の見込みもなんともいえない状態らしい。
自分たちの父の状態について、お互いに励まし合うセレノアとロラン。

そのとき、ウォルホート兵の一人が、マクスウェルの仮面を持って現れた。
マクスウェルの行方を追っていた兵が大橋付近で見つけたというその仮面には、血がついていた。
さらに橋の近くは死体で溢れ、全ての身柄を確かめるのは難しく、河の流れも速いためこれ以上の捜索は困難とのこと。
兵の報告を聞いたロランは、尊敬する師匠までもが死んでしまったのだと打ちひしがれるのだった。
3. サブストーリー「パトリアトの心中」
戦禍を免れたパトリアトは、王都の市街地を視察していた。

襲撃時にエスフロスト軍が街には可能な限り手を出さなかったお陰か、聞こえてくるエスフロストに対する住民たちの声は思っていたより悪くない。
そしてパトリアトは残りの王族ロランの処理に対するグスタドルフの対策を思い出し、その手腕を心の中で讃えるのだった。
4. サブストーリー「シルヴィオの心中」
テリオール家当主シルヴィオは、自領でこれからの身の振り方を考えていた。

他の御三家、ウォルホート家とファルクス家がどう動くか読み切れないシルヴィオ。
国を捨て、エスフロストに下るのが唯一の道かもしれないと考え始めるのだった。
5. サブストーリー「ランドロイの心中」
ファルクス家当主ランドロイは、自領でレグナの死を悲しみ、自分の無力さを悔いていた。

そして残されたロランだけはなんとしても守らねばと、決意を新たにするのだった。