【前回のあらすじ】
港で遺構の門のラーギィが初登場。
ベリウスに会いに行くも新月じゃないからダメーと門前払い。
パティにアイフリードの孫疑惑が浮上。
ギルド名の凛々の明星は大層な伝承が元になってました。←ｲﾏｺｺ
■目次
1. 【メインストーリー】ラーギィの依頼
翌日、港の方へ向かうユーリたちの耳に男の怒号が届く。
男2人が互いに武器を構えながら言い争いをし、そこには仲立ちしようとするラーギィの姿があった。
外野は引っ込んでろとラーギィに武器を振るう男をユーリが止める。
そしてそんなユーリに食ってかかろうとしたもう1人の男をジュディスが止めるのだった。
分が悪いと悟ったらしい男たちは、すぐにその場から立ち去る。
ラーギィは助けられた礼を言うと、ユーリたちがカウフマンと一緒にした人物だと気づく。
ユーリたちを見込んで、お願いがあると言い出すラーギィ。
だがこの場では話しにくいようで、ユーリたちに闘技場に来てほしいと告げ、ラーギィは一足先に闘技場に向かって行く。
ちなみにあとで周囲の人から話を聞くと、男2人の喧嘩の原因は『蕎麦はきつねかたぬきか』らしい。そんなん、たぬき蕎麦にお稲荷さんが正解だろ！←
ユーリたちはエステルの護衛とフェロー探索という依頼中ではあるが、ひとまずラーギィの話を聞きに行くことにするのだった。闘技場の受付横にいたラーギィ。
話を聞くと、戦士の殿堂を乗っ取ろうとしている男を倒してほしいということだ。
別ギルドの問題ではあるものの、闘技場遺跡の調査をさせてもらっている身のため、もし別の人間が上に立ってこの街との縁が切れたら『始祖の隷長』に申し訳ないのだという。
また読み方分からんやつ出て来た！なによ、始祖の隷長って！
始祖の隷長はノードポリカを作った古い一族で、遺構の門とこの街の渡りをつけてくれたらしい。その物騒な男がどこの誰なのかを尋ねるレイヴン。
その男は、闘技場のチャンピオンのようだ。
ラーギィいわく、真っ当に試合を勝ち進めて、ベリウスに近づいているというチャンピオン。
ゆえに戦士の殿堂も追い出すに追い出せず、だからこそユーリたちにチャンピオンを倒して追い出してほしいというのがラーギィの願いだった。
真っ当に勝ち進めていくような人間なら、乗っ取っても悪いことしなさそうなイメージだけどなあ。
チャンピオンの目的が本当に闘技場の乗っ取りなのかを尋ねるリタ。
ラーギィによると、チャンピオンの背後には海凶の爪がいるとのことだった。
海凶の爪は闘技場を資金気にしてギルド制圧を目論んでいるというラーギィの話に、キュモールあたりが考えていそうな話だと納得するユーリ。
海凶の爪が関わっているなら止めないと！とエステルは息巻く。
しかし、フェローはどうするのかとジュディスに尋ねられると、途端に何も言えなくなるエステル。
そんなエステルにジュディスは、本当にやりたいことは何なのかを問いかけるのだった。
ジュディ姐さんのあえての悪役…かっこいいっす！
依頼を受けるのは難しいか？と問うラーギィに、難しくないと即答するジュディス。
その返答に驚くエステルに、「話を聞いた以上やるんでしょう？」とジュディスは笑いかけるのだった。
ほらー！ダメなことはダメと言いつつも、結局優しいジュディ姐さん！
カロルも首領としてこの話を受けるつもりでいるが、出場メンバーに凛々の明星以外のメンバーは出せないと言う。
何気にやる気満々のジュディスに、「ジュディとやり合うのはごめんだ」と、ユーリは自分1人が出場することを決めるのだった。
2. 【サブイベント】謎の男デューク
宿屋で一泊したあとにナッツのところに行くと、そこにはデュークの姿が。
面会を断られるデュークに、縁があるみたいだなと声をかけるユーリ。
ここに何しに来たのかと問うと、デュークは「この都市の古くよりの主に挨拶に来た」と答える。
ここへの訪問はギルドの遣いという雰囲気ではなさそうだというユーリに、そのような卑俗のものではないと返すデューク。
面白半分で「どんな高尚な用事を持ってきてんだ？」とユーリが聞けば、答える必要はないと一蹴されるのだった。
そしてその場を去ろうとするデュークに、ユーリが冗談で用事を推測する。
デュークは何も言わず、そのまま去って行くのだった。
初めて会ったときから高次元な視点で喋ってたけど…まさか？本当に？世界を救うの…か？
